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日本で一番信者数の多い浄土真宗。宗祖・親鸞の浄土教信仰は、法然から教えられたものではあったが、あくまで出家の立場を保ち、しかも戒律を厳格に守った法然は自らの生き方のモデルにはなり得なかった。六角堂に籠もる以前から、あるいはその時点から、聖徳太子に対する信仰が親鸞に存在したなら、非僧非俗の聖徳太子こそが親鸞の生き方のモデルといえる。80歳を超えてから、親鸞は法然の教えを『西方指南抄』につづるとともに、聖徳太子を讃える和讃を作り続けた。それは、自らの信仰の根本を改めて認識する作業だった。親鸞の信仰は、法然からだけ与えられたものではなく、日本仏教の基礎を築いた聖徳太子こそ、その核心に位置づけられていたのだ。親鸞が残した和讃や妻・恵信尼の手紙、『本願寺聖人伝絵』などから、浄土真宗の源流は聖徳太子にあることを読み解いていく。
...続きを読むPosted by ブクログ 2022年09月16日
ご存じだろうか
親鸞は晩年、聖徳太子を讃える和讃を詠んだ
師である法然の教えを西方指南抄にまとめて
宗教家として信仰の根本を再認識する為には
天台宗開祖の最澄が日本最初の法華経理解者
としてとらえている「聖徳太子」を抜いては
日本仏教を語れないのだろう
【知っておきたい聖徳太子】
母の間人皇后の口中...続きを読む
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