島田裕巳のレビュー一覧

  • 男の死にざま

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    だいぶ昔に、「葬式は、要らない」を読んだ。
    その頃は、まだまだ普通のお葬式が当たり前の時代だった。

    この本は、ちょうど、コロナ禍に突入したばかりの頃。
    コロナ感染で亡くなった方が、お別れもできずに火葬されたりした。
    家族葬が一気に増えた時代でもあり、
    自分の親戚も家族葬で、少人数で行った。

    男の死にざま・・・・かっこつけようが何だろが、
    人は平等に死に至る。
    老衰だろうが、事故だろうが、病気だろうが、
    原因がなんであれ、それまでの人生を一生懸命過ごしていれば、誰しも、大往生!

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    2025年10月02日
  • 教養として学んでおきたい神社

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    神道を学ぶにあたり初手で読むには苦しいが、1-2冊読んだ上で望めば楽しく読める。

    神仏習合・分離のくだりは知らなかったので非常に勉強になった。人では到底敵わない神も、時代の流れの中で人間のエゴに振り回されているというのが分かったり、時代は変われど、神を扱えど、ビジネス的な感覚で統制を図ってこられたというのも知れてよかった。

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    2025年09月09日
  • [増補版]神道はなぜ教えがないのか

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    神道の歴史が気になって読んでみたけれども、個人的関心と遠い内容が多く読み飛ばしてしまった部分もあった。
    キリスト教は民族宗教を圧倒してきたが、神道は「ない宗教」であるゆえ仏教と競合することなくここまで来た、とのことだが、宗教の特徴だけが理由でなく、それぞれの宗教が人格形成に与える影響も関係してるのではないか、と、思い、日本人の性格に与えた影響も気になった。

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    2025年08月21日
  • 0葬 ――あっさり死ぬ

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    そろそろ終活に向けて墓をどうするか、とか自分の葬式について考えたくて借りた。昨日叔父の葬式に参列してきたばかりでもあり、色々と参考になる。
    ただ、2014年の本なので、最新情報は自分で調べてみたいと思う。

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    2025年08月20日
  • 葬式消滅 お墓も戒名もいらない

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    宗教の変化、時代ごとの生活の変化に合わせて、進化してきた葬式。
    また現代ではビジネスとしての側面も強くあるけれど、宗教的な意味合いも合わせ持つので疎かにしにくいという心理も働く、葬儀関連の諸々。

    親が死んだ時、簡素な葬儀にした事に、後ろめたさを感じたりもしたけれど、やっぱり間違ってなかったと思えた。
    しきたりにこだわり、形式だけの葬式にずっと疑問を抱いていた。司会の人の悲しそうな話し方にも白々しさを感じていた。
    仏教徒でもないのに戒名つけられるより、生まれてからずっと使ってきた名前でいい。
    近場ならまだしも遠い場所まで墓参りも面倒。
    こんな風に考える私でも、大切な人の死は寂しいし、本棚の隅に

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    2025年08月03日
  • サクッとわかる ビジネス教養 宗教と世界

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    本書自体はとってもわかりやすく、体系立てて説明してあって、導入には良書だと思いました。
    ただ、私の理解力のせいでまだまだサクッとではあるけれど、すみわけみたいなものは少し理解。
    それぞれが独立している間はいいけれど、信じるものの違いや強さで、正義と悪が表裏一体となる怖さは感じれたかな。
    対外でお仕事される方は、こういう知識が必須だろうなぁ。

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    2025年06月06日
  • プア充―高収入は、要らない―

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    年収300万で十分だよ、と宗教学者島田先生が説く小説仕立ての本。うーむむ、子供の教育費を考えると300万じゃとても足りないと思うのだが・・・
    ま、森永さんとか色んな人が「年収300万」とか200万っと吹いていた頃の本なのでその辺は少し甘めにみましょう。

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    2025年05月09日
  • 日本の10大カルト

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    他者に迷惑をかける行為はいけないけど、なんかあった時にこうやって宗教が心の安定をもたらすならいいよねと単純に思った。(無宗教すぎてその感覚がわかんないけれど)2世の問題とか献金問題とかのバランスは難しいよね。2世なんて信教の自由ないようなものだからね。
    こういうカルトハマらないために前例を知っておくことは大事だと思った。

    この本読んで、世間から受け入れるために、教義の内容を変えるとかあったけど、(統一協会の場合は反共から和平路線に)それって神からの啓示を受けているとは言えないし、それって宗教ではなくない?その時点でカルトなんじゃない?と思った。(カルトの定義は曖昧なので一概には言えないけど)

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    2025年04月27日
  • もう親を捨てるしかない 介護・葬式・遺産は、要らない

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    タイトルにもあるが最終的な結論はここに到達するんだろうなとしか思えなかった。
    00年代の初頭であれば何言ってんのこの人、だったかもしれないが、今、恐この現実にこの言葉がしっくり来ている。
    介護離職から家庭が崩壊した、などという家族のケースは食い入るように読んでしまった。読んだからといってどうなるわけでもなく、現実は依然としてそこにあり続けるわけなので、どうしようもないのだが。

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    2025年04月18日
  • [増補版]神道はなぜ教えがないのか

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    宗教といえば教えや経典があるものと考えがちだ。日本古来の神道には明確な教義がない。島田裕巳は『神道はなぜ教えがないのか』でその理由を探る。神道は自然への畏敬と日常の中で神と共にある感覚を重んじる。教えよりも「感じる」信仰なのだ。決まった掟がないからこそ時代や地域に応じて柔軟に姿を変え人々の暮らしに溶け込んできた。変わらぬ神社の風景や祭りの賑わいにそれは息づいている。教えがなくとも心に根づくものがある。神道は日本人の無意識の中に今も生き続けている。

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    2025年04月11日
  • 日本の10大カルト

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     人はなぜカルトに引き寄せられるのか。人は不安や孤独を抱えると誘われるままについていってしまうことがあるという。冷静に考える余裕を奪い判断力を鈍らせる。  
     誘いを受けても話は聞かず人にも会わないことが肝要かもしれない。
     自らを守るためには距離を置き冷静な目を忘れないことが大切である。
     浸かりたい人はどうぞ!



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    2025年03月10日
  • ウチの母が宗教にハマりまして。 ~My mom is addicted to religion.~

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    レントゲンに影が。精密検査となった父。癌なのかもと心配する母。知り合いの紹介で霊能者を頼る。不思議な教示を受ける。瓶に収められる水神さま。お墓に埋葬するのはだたの土。父は怒り心頭。癌とは診断されなかったが、寧ろ信仰は深まっていく。娘の説得も効かず、おつとめ続けて25年。母の心の純真さをいつしか家族は受け入れていく。…他者の課題と自分の課題。巻き込まれることがないなら、被害を受けるわけでないなら、誤りを指摘しなくともよいときもある。相手の世界につきあってあげてもよいではないか。…でも、やっぱりカルトは怖い。

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    2025年01月10日
  • 日本の新宗教

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    宗教法人の「認証」の申請にあたっては、数年単位の活動実績が必要らしいけど、所轄の都道府県や文部省が脱税をやっていない、やりそうにないことも時間をかけて調べるのかな?

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    2025年01月01日
  • 芸能人と新宗教

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    宗教学者の著者が芸能人と宗教の関係性について解説。「この人はこの宗教を信仰しているのか」「(宗教法人絡みの)そんな事件があったのか」「戦後に新宗教が多く生まれた理由」「宗教法人の税制の細かい部分」などが学べた。

    信仰は自由なので、本人が前向きに幸せに生きられるのであれば、誰が何を信じてもよいのかなと思うので特段、是も非もない。
    過去にあったような過激な行動や悲劇的な事件などを起こす団体で無ければ、であるが。

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    2024年12月13日
  • 宗教対立がわかると「世界史」がかわる

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     ちょっと思ってたのと違ったけど、宗教とテロの関係が何となく分かった気がする。

     日本人の僕にはどうしても宗教に対する思い入れが弱い分、テロなり、偶像崇拝なりの感覚が分からない。

     死んだ後のことも、僕は死んだことがないからわからない。

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    2024年12月10日
  • 八紘一宇 日本全体を突き動かした宗教思想の正体

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    日本人は無宗教の人が多いと言われるが、多くの人がクリスマスは祝うし、正月には神社へお参りしたりする。また先祖のお墓参りも多くの人は欠かさず行っている。どこからどこまでを宗教を信じる人=信者というから微妙だが、昔読んだ本では、神道や仏教、キリスト教などを織り交ぜたミックス宗教を信じてると言えるのかもしれない。もちろん純粋にキリスト教やイスラム教、仏教の信者も沢山いるし、最近では統一教会で話題になったが新興宗教の信者も沢山いるだろう。人それぞれ何らか程度の差こそあれ、何かを信じて生きている人の方が多いかもしれない。また、そうした行為はそれなりに信じる人に勇気や活力を与え、生きる上での指針になってい

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    2024年11月05日
  • 東京十社が秘めた物語

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    都内の有名神社のことが気になり読んでみた。御朱印など集めているや、江戸時代など歴史好きな人ならかなり楽しめそう。

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    2024年10月24日
  • なぜ八幡神社が日本でいちばん多いのか 【最強11神社】八幡/天神/稲荷/伊勢/出雲/春日/熊野/祗園/諏訪/白山/住吉の信仰系統

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    当日に思い立って伊勢参りに行くお蔭参り、とか語呂合わせで歌枕になった住吉信仰とか、実は伏見稲荷の千本鳥居は元々お塚信仰だった、、とか、やっぱり神道って面白いや
    と思う一方、日本史を避けてきた人間にとっては羅列された史実や人名が重複しててわかりにくい部分も多かった

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    2024年09月21日
  • 葬式は、要らない

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    生前葬っていいな、と思うがドラマのようにはいかないのだろう
    子供は減り結婚すらしない人が増えて独居老人だらけになる日本の未来に新たな葬式の形はどんどん出てくるだろう
    とりあえず、自分の戒名を考えてみたくなった

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    2024年09月19日
  • 日本の10大カルト

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    タイトル、目次で興味持ち購入。

    はじめのカルトとは、という話の中で厳密な定義が難しいと出て少し戸惑うも、説明を読んで確かにと納得するところがあった。

    紹介されている10の教団は、初めて聞くようなところもあったが、パナウェーブや法の華などはあったな、と思ってしまった。それぞれについて成り立ちやトラブル、現状等がまとめられており、理解を深める一助となった。

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    2024年07月20日