勝間和代のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
これまでに刊行した自己啓発書の中でも、折に触れてIT機器の活用を唱えてきた著者が、さまざまな情報活用術を紹介している本です。
こうした本は、どうしても内容がすぐに古びてしまう運命にあるのは避けられないとは思いますが、それを差し引いても、前著『無理なく続けられる年収10倍アップ勉強法』や『無理なく続けられる年収10倍アップ時間投資法』(ともにディスカヴァー)に比べると、少し内容の密度が薄いような気がしてしまいます。一番の理由は、具体的なテクニックに終始していて、著者自身の情報活用術の中核にある理念が見えにくいことでしょうか。
もちろん、本書の中で情報を「フレームワーク化」することの必要性を訴 -
Posted by ブクログ
多くの自己啓発書を刊行している著者ですが、具体的な勉強法のテクニックを説いた本としては、本書と続編の『無理なく続けられる年収10倍アップ時間投資法』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)が、その代表作になるのではないかと思います。
本書では、勉強を続けられる仕組みを作ることの大切さが繰り返し主張されています。そして、勉強を収入のアップにつなげていくことが、もっともモティベーションの維持になると著者は語ります。
本書は、「基礎編」と「実践編」に分かれており、「基礎編」ではパソコンやIT機器を利用することで効率よく勉強するためのテクニックが解説されています。10年近く前の本なので、今では本書に書 -
Posted by ブクログ
私は、いつも専門家に、まんまと騙されている側のような気がしますが、「専門家という商品を情報消費として売ろうとするビジネスがあるわけですので、それに翻弄されないようにね!」という警告書なのでしょうね。
でも、私も、専門家の端くれと言えるわけですから、専門家が「ウソをつく」理由も良く分かります。あらゆる視座から客観的に物事を見た場合、多くのルールは、その世界で生計を立てている人に都合の良いものに過ぎないわけですから…
例えば結婚披露宴で新婦ばかりではなく新郎までも「お色直し」をしたり、新郎新婦の父親がモーニングコートを着たり、母親が留め袖を着たりするのは、そうするのが普通だとか、来賓に対 -
Posted by ブクログ
ネタバレinputばかりでoutputが足りないことがよくある。本当は目標設定とバランスを鑑みて行動しないといけない。
この本でいうズルい仕事術とは
ブルーオーシャンで勝負する
付加価値を少ない手順で最大化する
こと。
自分をいつも見つめ直し、常識を疑い、運のいい人になること。
ズルい仕事術のコツ3つ
1.自己分析力…
得意な仕事をする。自分の判断を当てにしない。
2.論理思考力…
課題設定→仮説構築→検証のための情報収集
課題が正しいかどうかも振り返る。
普段から論理思考ができるように、意識する。(例:新しいレストランの見た目や客層などの状況からおいしいお店か判断)
仮説をたくさん走らせてお -
Posted by ブクログ
遊ばずに努力することは必ずしも良いことではなく視野狭窄につながる。楽に成果を出す人がいれば妬むのではなく教えを乞うこと、適度に手を抜くこと、価値観の違う人とつながることは、負のスパイラルに陥っているときに気が付きにくいので気をつける。
以下、内容のメモ。
まじめに努力した結果、自分または社会を悪い方向へ導いてしまうことを「まじめの罠」と呼び、以下の特徴を持つ人がかかりやすい。
・ランク主義に染まり多様な価値観、視野がない
・与えられた課題・情報に疑いを持たない
・自分自身を客観視できるメタ認知能力がない
・完璧主義、絶対に間違いを犯さない
■自分への害毒
どんなにまじめに努力しても成果が -
Posted by ブクログ
ネタバレP78 話すこと自体が「自動運転状態」になっていないといけません。・・・話すことがある程度自動運転になってはじめて、効果的に資料や非言語コミュニケーションを活用することができます。
P84 「自分が言いたい順番」ではなく、「相手が聞きたい順番」で話をする
P102 絶対に伝えたいことを1つ2つに絞っておくべきです・・・相手にどのような反応を求めているのか
P120 話力で稼ぐ人になるなら、どんなテーマでも相手にとって価値ある情報をわかりやすく提供できるようにならなければなりません。・・・情報密度とは、あなたが口にする言葉のうち、「相手の知りたい情報がどのくらい含まれているか」ということで -
Posted by ブクログ
ネタバレ効率よく働いて、より多くのお金や余暇を得る能力。
これを「ビジネス思考力」と呼び、本書はその実践方法を紹介しています。フレームワークを扱った本だけあって、構成が非常にしっかりしており、とても理解しやすかったです。個人的にはすごく学ぶところがありました。
かなり色んなことが書かれているので、この本に書かれていること全てを実践する必要はないと思います。この本の中で何か気になる技術や考え方を見つけたら、それを実践したり、より深く追求したりしてみる、いわゆる「ハブ本」として使えばいいのではないでしょうか。
著者の勝間和代さんは、現在様々なメディアに登場されており、書店のビジネス書コーナーは -
Posted by ブクログ
ネタバレ①運をつかむ確率を上げるには?
・酒飲まない
・ギャンブルしない
・人付き合いを増やす
・あいさつ
・となりの席の人に話しかける
・コメントしてくれた人にメッセージ
・人の役に立つ情報を発信
・しゃべる時間を均等にする
・目標&楽しいものをコツコツ続ける
・人のいいところ探しをする
②運を逃す確率を減らす
・不要なものを減らす
・基準つくり
③気づき
・運とはチャンスに気づく力
・「ウォール街のランダムウォーカー」米国経済学者、バートン、マルキール→すべての株価は、これまでの情報をすべて織り込んでいる。先は、予測不可能→株価はランダムの動き、これを前提に株式投資を行うべき
・確率高く、運を