【感想・ネタバレ】起きていることはすべて正しいのレビュー

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Posted by ブクログ 2022年10月05日

三毒を出さない。著者が大切にしている考え方だ、三毒とは、怒り・愚痴・嫉妬のことを指す仏教用語である、これらを行わないことによって客観的に物事を見れるようになるのだ。
怒りをこらえて冷静に考えると、物事の問題点がみえる。
愚痴をこらえて冷静に考えると、物事の改善点や代案が出てくる。
嫉妬をこらえて冷静...続きを読むに考えると、自分の学ぶべき要素が見えてくる。
人格を磨くことによって自己を改善できるようになる、そのために有益な考え方を本書では言葉に落としこんで紹介している、それらはいわば自分を改善するための加速装置である、よって本書を読むことによって出来事の捉え方が変わり、他の人から見て普通の出来事でも、本書を読んだ人はその出来事から学ぶことができるという状態になるのである。
この学びの積み重ねは少しずつかさなっていき、いずれ大きなものになる、早く読めば読むほど、人生に差が出る本である。

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Posted by ブクログ 2020年11月06日

初めての勝間本。はじめにで心を掴まれ、分厚い本だけどすらすら読めた。
仏教の三毒追放は心に響きすぐに実践したら、主人に「この本を神棚に飾りたい」と言われた。
勝間語がたくさん出てきて少し混乱する。

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Posted by ブクログ 2020年04月05日

起きていることはすべて正しい
わたしが今、その通りだなと感じていて手に取りました、

岡田斗司夫、評価経済社会、いい人戦略
拡張型家族
動画やまとめて本を読んで研究していて、実際に自分なりにいい人戦略をしていて、日々の感じ方が変わってきています。

あまり直接関係ない、わたしの想像話です。

ふとわ...続きを読むたしが、やさしく子どもと話す機会をイメージして、まず相手が話すことを全部聴いて、肯定する。

それから、じゃあどんな感じの自分でいられたら気持ちよくいられるかなー?って話を未来のイメージを向ける。

いいよーって全肯定する。

そこから、この本のタイトルに結びついて手に取りました。

以前にこの本を読んだ時は、パニック障害、不安障害と診断されてどうにか立ち上がらなきゃと悪循環の時でした。
しかし、今は読めます。
自分の読書したり、思索した経験も生きて読めて感化される本として受け取れました。

いい本でした。
ありがとうございました

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Posted by ブクログ 2018年11月23日

著者の座右の銘を題名にした書。
小さな成功体験を積み重ねること。完璧主義を捨てること。といった普段自分が意識していることと合致する点がある。
適切なストレスをコントロールする為には"自分がしたくないことはしない"ということを考える。
身の回りの出来事に対し受け身ではなく、些細なこ...続きを読むとでも自主的に物事を決めて、将来を自ら切り拓く積極思考を大事にする。
日常的にネガティブな言葉を使わないこと。
これは家族からよく言われることなので継続して気をつける。
捨てないと拾えない。容量は無限大ではないから肝に銘じておく。

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Posted by ブクログ 2018年11月12日

勝間氏の自己啓発書。内容は多彩。ひとつひとつ真似していって積み重ね、いつか離れて、自分なりの解釈を持てるようになりたいと思う。

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Posted by ブクログ 2017年06月02日

個人的にとてもしっくりくる内容。現実に起きたことを素直に理解して受け止める。それができるようでできないから人の心は難しい。

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Posted by ブクログ 2015年07月12日

素晴らしかったです!逃げずに→向き合って→解決する。その方法も、具体的にわかりやすく詳しく説明されていました。勝間さんだからできるのではなく、私にも、ほんの小さなきっかけ、実行で、できるのだと、教えて下さる1冊でした。

私がアラサーのぐちゃぐちゃだった時に救ってくれたのは十善戒・二宮尊徳の報徳主義...続きを読む。百事如意と忘己利他です。こう話すと宗教的な感じかもしれませんが、勝間さんの「三毒の追放」や「利他精神」は似ていて、とても共感しました

起きていることを正しく受け止め、運をつかみに行きたいと思います!

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Posted by ブクログ 2015年05月09日

著者の経験に裏打ちされた、戦略的な自己成長のための具体的な内容が満載。とりあえず紹介されていた本でよさそうな本をすぐに買って読み始めた。「なんとなく適当に過ごす」という生活から脱却を図る転機となる本。「知らなかった」ことで、役に立ちそうなことが、いっぱい書いてある。自己啓発が好きで、本をよく読む人に...続きを読むは、すごくハマる。

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Posted by ブクログ 2014年07月12日

本のタイトルは、自分に不都合なことが起きた時に思い出したい言葉。
私もこの言葉座右の銘にしようと思います。

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Posted by ブクログ 2013年04月20日

3毒追放する。怒らない・妬まない・愚痴らない!
利他主義を意識する!
勝間さんも非常識な成功法則を実践されていた。

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Posted by ブクログ 2019年11月04日

インパクトあるタイトル。
今の自分は今までの自分の選択の結果。そしてそれは正しい選択だったと思うこと、というようなことを読んだことがある。それと関係するような内容だろうか。

目次
はじめに “メンタル筋力”と「運をつかむ勝間式4つの技術」
第1章 「偶然を幸運に変える」セレンディピティの技術
第2...続きを読む章 勝間式技術1・広げる—あなたの潜在意識が目覚める!脳内フレーム120%活用法
第3章 勝間式技術2・絞り込む—「99%捨て、1%の本質をつかむ」即断即決法
第4章 勝間式技術3・殖やす—「4つのダイヤ」を引き寄せるパーソナル資産増強法
第5章 勝間式技術4・調和する—勝間式人間関係の兵法 「5つのわがまま力」で年収が20倍になった秘密
おわりに 起きていることはすべて正しい

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Posted by ブクログ 2022年11月20日

著者の人生を振り返っての経験と、セレンディピティーの重要性について述べられている自己啓発本。本書で紹介されている本にも興味がある。著者は月間50〜100冊も本を読んでいて尚且つ、家庭と仕事を両立している辺り私から見ればバケモノに思える。(褒め言葉)

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Posted by ブクログ 2022年07月27日

勝間さんが若い頃から完璧人間ではなくご自身のおっしゃる通り悪い人ダメダメな人間だったことが描いてあり、驚いた。大人になっても改善、成長できるとポジティブになれた。
女性は結婚出産によって、自分でどうにもならないことがあると理解しメンタル筋力増強できるという考え方は新鮮。

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Posted by ブクログ 2019年11月23日

「起きていることはすべて正しい」という主張に共感して購入した。現状を受け入れ、そこから学び取り行動を起こす。ここに、勝間和代さんの強さの元がある。
すぐに実践に移したのは「仏教の三毒追放」だ。すなわち「妬む、怒る、愚痴る」をやめること。これがなかなか難しいのだが。

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Posted by ブクログ 2018年11月18日

"己の丈を知り、自ら考え、常に前向きに、人との交流をしつつ、社会に貢献するための心構えや行動を起こすきっかけを与えてくれる本。

働く女性を応援している本でもある。

経験から何を学び、身に着けているのかを振り返り、強み弱みを見極めておくこと。
アサーティブなふるまい。
毒を吐かない。

...続きを読む日ごろから、実践し習慣化しておきたいものもあるので、ぜひ実践したい。"

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Posted by ブクログ 2015年05月06日

自分の運命を戦略的に変えていく!という部分が心に残ります。

そのために、実際に行動を起こせる具体的な方法が書いてあり、読んで自分の行動を起こせば運命が変えられるんだ、と思わせてくれます。あとは本当に実践してみて実感することですね。
詳細は…

まずはメンタル筋力を上げること。
オーラがあると思われ...続きを読むる人にはメンタル筋力がある。
有言実行で、複数の分野に秀でている人であること。
心構えを持ち、ストレスコントロールができ、疑似体験を通して自分の力を上げられる人。(いいなー、そういう人にならなければ!)
診断テストも掲載されており、メンタル筋力を上げるための自分の課題が判定できます。(当たってました!)

自分の資産を増やしていくための具体的な方法も。
ここは勝間さんのお得意分野ですね!!!
といいつつも、ここで強調されていたのは「浪費でなく投資をしていこう」ということ。
自分のためにお金を使い、それにより自分の将来の稼ぐ力を上げていく。
そのためには長期戦略を練り、ゴールを設定したうえでいつまでにどうなるのか目標のブレークダウンもしておくこと。
「経験・技術・お金・人脈」が人間の4大資産。
特に大事なのが人脈。利他の精神を持ち、出会いを大切にすること。
ただし、迎合はほどほどに。断ることは、本当に必要なことをピックアップできるということなのです。
また、付き合いようによっては本が、人よりももっと恩恵を与えてくれるツールとなるとのことです。

勝間さんはオーディオブックやフォトリーディングで加速学習を取り入れ、五感を鍛えておられます。
それが行動に影響してくるとのこと。うーん、フォトリーディング極めたい!

この本を読んで行動すること
*まずは一つの本を攻略して、英語をマスターしよう。
*目標を決めて資産構築。人との出会いと本との出会いをたいせつに。
*行動を変え、勘を働かせるためにも、フォトリーディングを徹底マスターしよう。

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Posted by ブクログ 2015年01月27日

数年前読み終わった本。付箋を貼っていたところをピックアップ。
メンタル筋力の強化は潜在意識の使い方によって可能。
「自分の心が育たない限り、子どもも育たない」という寛容な心を持つ。
セレンディピティとは、偶然の出来事の中でチャンスを発見する能力。
ストレングスファインダーを読み直そうと思った。
20...続きを読む15.1.27

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Posted by ブクログ 2013年05月22日

本の題名が、今回の学びのすべてだと思う。
これを踏まえて、どれだけ今の状況をチャンスにできるか?という方法論。

この手の他の本と似たようなところも多いけど、それは成功されている方の共通点なんだろうなという認識。

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Posted by ブクログ 2013年03月12日

三毒追放→妬まない・怒らない・愚痴らない
子供に怒るのは、自分に怒るのと同じ。自分の心が育たない限り、子供も育たない。
うれしがりすぎない・悲しがりすぎない→期待値
賢者は歴史に学び、愚者は経験に学ぶ
浪費をしない、投資を惜しまない
カンバン方式→細かいことを一つひとつ改善していく。
リッツカールト...続きを読むンの従業員教育→日常的にネガティブな言葉を使わない

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Posted by ブクログ 2020年09月05日

・起きていることはすべて正しい。良いことも嫌なことも、そこから何ができるかを考えて行動してみる。
・日常的にネガティブな言葉を使わないこと。
・オーバーポジティブ(自己欺瞞)は危険。

メンタル筋力をつけるために、真似たいこと。
*うれしがりすぎない、かなしがりすぎない。
*メンタルが強い友人と付き...続きを読む合う。
*小さな成功体験を積み重ねる。

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Posted by ブクログ 2019年03月17日

ハイブリッドめーる=Webメール テキストを送って手紙にしてくれる

メンタル筋力を強くする=うれしがりすぎない、悲しがり過ぎない。悪いことがあるときは、メンタル筋力を鍛えるチャンス、ととらえる。

利他主義=小さなことでも誰かを助ける。書店の本をそろえる、ごみを捨てる=運が良くなる。こういう習慣が...続きを読むあると、自分の所属する集団の利益を考える習慣がつくから。

能動的に考える。自分の頭で考える時間を増やす。
自分がしたくないことは、しない。
賢者は歴史に学び、愚者は経験に学ぶ=読書を通じて他人の経験も自分のものにする。

意志の力は強くない。目標を紙に書くのは潜在意識で処理されるようになる。セレンディピティの力が働く。

フォトリーディングのメリットは、虫の知らせ、潜在意識の反応、を鍛えること。

目標はSMARTで書く。具体的、測定可能、達成可能、結果重視、期限付き。

想像訓練を毎朝、一週間の初めに行う。これから起きるであろうことへの想像力を磨く。スケジュールを毎日、次の一週間を毎週、正月に1年分、夏休みなどに5~10年分。画像でイメージする。

すばやい反応から始める。

起きていることはすべて正しい=起きていることはすべて自分へのメッセージ。

心の科学ー戻ってきたハープ
第1感ー最初の2秒のなんとなくが正しい
ビジネスゲーム

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Posted by ブクログ 2018年09月01日

ある程度仕事の基礎が出来ている人がアレンジをしたいと考えて読むとちょっと違うと感じる内容のような気がした。
新社会人向けにピッタリなのではないかと思う。
100円で買えるし。

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Posted by ブクログ 2017年02月20日

本書は、「メンタル筋力のトレーニング案内」であり、「セレンディピティの力」を手に入れるための方法だと、「はじめに」で述べられています。

これだけでは本書の内容はすこしわかりにくいのですが、タイトルになっている「起きていることはすべて正しい」ということばについて、著者は次のように説明しています。「起...続きを読むきていることはすべて、自分に対するメッセージ、あるいは何らかのハンストして受け止めよう。そして、そのメッセージを分析し、そこに対して自分の持っているパーソナル資産を正しく割り当て、使いきり、最大の成果になるように行動しよう」。おそらくこの言葉が、本書の内容を一番明瞭に示しているように思います。

『無理なく続けられる年収10倍アップ勉強法』『同・時間投資法』(ともにディスカヴァー・トゥエンティワン)や『効率が10倍アップする新・知的生産術』(ダイヤモンド社)が具体的な勉強法を解説しているのに対し、前著『勝間和代のビジネス頭を創る7つのフレームワーク力』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)では、自己の能力をコンサルティングし正しく運用するという考えを掘り下げることに焦点が当てられていました。本書はそうした発想に基づきながら、能力開発と自己資産を日々の仕事の中で継続的に運用し、ポジティヴ・サイクルを作り出していくことに焦点を当てた本、といえるのではないかと思います。また、そうした意味で、これまでに数多く刊行されている著者の自己啓発書の包括的な枠組みを本書から学ぶことができるように思います。

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Posted by ブクログ 2016年04月08日

今でもうまくいかないときに、「これは自分にとってプラスだ」と思うし、「自分で整えた布団に自分は寝る」的なドイツの諺は正しいと思う。

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Posted by ブクログ 2013年09月11日

セレンディピティ(ふとした偶然をきっかけに閃きを得、幸運を掴み取る能力)は
技術であり、身につければ誰にでも再現可能だという著者の考えに基づき、
そのための具体的手法が紹介された内容。

なお、表題の「起きていることはすべて正しい」は、「起きていることはすべて、
自分に対するメッセージ、あるいは何ら...続きを読むかのチャンスとして受け止めよう。そして、
そのメッセージを分析し、そこに対して自分の持っているパーソナル資産を正しく
割り当て、使い切り、最大の成果になるように行動を続けよう」(P262)という意味。

つまり、うまくいかない時は、「自分の仕事のやり方を変えるなどして、
いま起きていることをしっかりとメッセージとして受け止め、新しい改良策を
考えていく」(P265)ことが大事だと、著者は伝えている。

個人的には「ラテラル(水平)思考」の下りが印象的。
課題に対し、フレームワーク等を使った正面突破はもちろん重要だが、
正面突破だけでなく物事を俯瞰し、問題の枠組自体を見直したり、
既存の解決策に「足したり」「引いたり」、まったく別な解決策を探る事は、
このレッドオーシャン市場に浸かっている身には重要な気がしました。


①いかに自分を広げるか

本を読むプロセスは、私は顕在意識というよりは潜在意識層に、(中略)
著者がいっている認知を丸ごとパターンとしてエピソードやフレームワークごと
飲み込むことだと思っています。(中略)
したがって、本から得られた情報については、潜在意識の中に「スキーマ」
という形で、「概念の塊」として落とし込んでいきます(P113-4)

セレンディピティを引き起こすための準備のために大切なことは何かと言うと、
「感じること」と「感じたことをなるべく使うこと」(中略)
セレンディピティの基本は、ある意味、問題への気づきとその解決の繰り返し
(P123-5)

「妬まず、怒らず、愚痴らずに、どうやったら問題解決できるのか」を
考え抜く癖(P129)


②いかに絞り込む(捨てる)か

自分の得意なことを見極め、自分が得意でないことについては
なるべく時間を使わないようにすることが、自分に対しても相手に対しても
誠実な生き方(P165)

やることを効率化するのではなく、やることを「減らす」ことが一番の効率化(中略)
優先順位の第1は、やるべきことの量自体を減らす(P172)

物事を決断するときに大事なことは、なるべくたくさんの選択肢を用意すること(中略)
「筋のいいアイデアが十分にあるのか」ということが大事(中略)
そういった筋のいいアイデアは「ラテラル(水平)思考」から生まれます(中略)
ある意味、いま決断しようとしていることに対して
問題を俯瞰し正面突破だけを考えるな、ということです(P197)

何か新しいことをやろうとした場合、(中略)既存の物に対して
何か新たな付加価値がつけられないのか、新しい物が組み合わせされないのか、
何かを足したり引いたりすると新規性のあることができないのか、
少しでいいからひねりを入れてみる(中略)
ただし、もう1つ大事なことは、新しいものを入れるときには、
必ず陳腐化して役に立たなくなっているものを捨てるのです。
ただ、単に足していくだけでは(中略)課題が拡散し、
1%の本質にたどり着きません(P199)

1%の本質を残すためには(中略)
「分母となるよい情報、よい出会いを増やすこと」(中略)
アイデアについては、(中略)人とよく会って、よい本をたくさん読んで、
自分でよく考えること(P209)


③自分の持つ資産をいかに殖やし、使い切るか

新しい経験やアイデアは人とのコミュニケーションの量で生まれてきます。
だからこそ、コミュニケーションの回数を増やすことは、重要なのです(中略)
自分の人生は有限であり、(中略)いかに人とコミュニケーションしながら、
経験できることを増やすか(中略)自分の体験について、
勇気を持って新しいこと、違うことをやってみる(P260)

「自分で問題設定のフレームを変える」という表現を使っているのですが、
なるべく自分の能力がうまく発揮できるよう、問題解決の幅を広げていくのです
(P283)

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Posted by ブクログ 2013年07月20日

セルフエスティームを高めるには実力をつけるのが一番。
改善が進まない人は、自分の能力を過大評価し、失敗の原因が自分以外にあると思い込む。

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Posted by ブクログ 2013年03月17日

10倍シリーズの分かりやすい内容に比べると、ごちゃごちゃとややこしいことを言われていて分かりにくく、結局内容が頭に残らない。
栄養ドリンクとして見た場合、効果は薄い。

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Posted by ブクログ 2019年01月16日

「原因と結果の法則」実践版。日常の実践しやすいところから変えていこうという提案は身近で分かりやすい。

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Posted by ブクログ 2013年07月06日

いつもながら前向きな行動力。
その基本、考えの整理の仕方とは。
子供の頃は泣き虫だったというのは初めて知りました。
4人姉妹の末っ子で、エスカレーターで大学まで、同じような家庭の友達と12年間付き合ったという。打たれ強くなるわけがないですね。
そこから出発したために人にアドヴァイスする気にもなるので...続きを読むしょう。
潜在意識を利用することによって効率アップとは。
ディープスマート力という言葉が慣れなくて納得しにくいので、関連本を読んでみようかな。
黒木瞳が超前向きでメンタル筋肉が強いというのには納得。
仕事を展開するときに役立つ発想?
準備をしておけば、チャンスをつかめるってことが、段階を追って、もっと具体的、体験的に書かれています。

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Posted by ブクログ 2020年07月15日

世界観が変わるほどの新しい概念はなかったのだけれど、著者の思想について体系的に、とてもわかりやすくまとめられている。いかにもビジネス書的な文字組みや、あまりパッとしないイラストのために、かなり堅苦しい印象を与える点で損している感じがするけれど、内容は読みやすい。
黒木瞳さんらと著者との個人的な交友に...続きを読むついては、特に興味はないので、そういう部分は蛇足と感じたけれど、全体的にはとても中身が濃い本だと思った。

この著者の人は、既存の概念を自分なりの捉え方で再構成して、新しくシンプルな言葉で言い直す表現に長けている人だという印象だった。
ポジティブシンキングの効用について、「成長パスの確率分布を高めること」という言葉で説明していたり、フォトリーディングのことを「虫の知らせのトレーニング」と表現したりしているところなど、面白い考え方だと思う。

巻末には、関連文献や参考サイトを網羅して掲載しているだけでなく、著者自身の愛用しているツールやサービスも写真付きで全公開しており、これはとても参考になるところが大きかった。この、惜しげもなく自分自身のノウハウを最大限にオープンにするという姿勢は素晴らしい。

筆頭に挙げたいのが「うれしがりすぎない、悲しがりすぎない」ということです。これは意外だと思う人が多いと思いますが、なぜこのことが大事かと言うと、目の前の結果に振り回されすぎないようにするためです。なぜなら、物事の結果は努力に対して、確率分布するからです。(p.60)

些細な意思決定の違いで、同じスタートポイントから始まっても、毎日決めていることと将来のちょっとしたことが積み重なって、どんどんシナリオが変わってくるのです。どこに向っているかを理解して活動している人と、行き当たりばったりで動いている人と、どちらのほうが効率がいいかは、自明の理です。
したがって、どうやって無意識、つまり、潜在意識で処理されてしまうプロセスを自分の味方につけるか、ということが重要になります。私はそれが「引き寄せの法則」の正体だと思っています。他の言い方をすると、この意思決定の流れは「複雑系」とか「カオス」と呼ばれている理論に近いのです。ほんのわずかな初期値の違いが、大きな違いを将来もたらすのがカオスで、ほんのわずかな、些細な行動の違いが、将来大きな違いにつながっていきます。(P.92)

「囚人のジレンマ」という経済学のゲーム理論が参考になります。1番優秀なプログラムは「しっぺ返し戦略」という短いものになります。この戦略は、まず相手を信頼するというスタンスで、信頼から始めます。ですから、最初は自白しないわけです。相手が信頼してくれたら、そのまま信頼の戦略を繰り返しますが、相手が裏切ったら即座にまた裏切りに転換します。ただ、裏切った相手でも、相手がまた信頼してくれたらすぐに信頼に戻す、この繰り返しです。(p.133)

決断することは、人に嫌われるリスクを取ることです。
私たちは、人に嫌われるのが恐いから、気の進まない頼まれた仕事を極力引き受けようとしたり、気の進まない付き合いも断らないのです。しかし、魅力のある人が誠実さを持って仕事を断ってきて、そのことでより魅力を増した場合と、魅力のない人が断らなかった場合と、どちらが私たちにとって、現在も将来も魅力的な人物かということです。すなわち、パラドックスなのですが、積極的に断らないと、自分が魅力的になれないのです。(p.170)

「捨てられない人は、圧倒的にインプットの量が足りない」というのが私の考えです。大量の情報のインプットの中で、捨てて、さらに捨てて、その結果として、インプット5対アウトプット5が実現できます。(p.210)

なぜ、本に書いてある情報はあくまで擬似パーソナル資産であり、人の情報のほうが優れた面があるのでしょうか?
答えは単純で、本に書いてあることは万人向けですから、本当のことはすべて書けないからです。「本当のこと」とは、それを言うと誤解を招く可能性があるとか、批判を招きかねないというような意見のことです。(p.232)

私たちはいま手に入れている事象を過大評価し、将来手に入る事象を過小評価する傾向があるため、ちょっとした決断であっても、痛みをともなうことは躊躇しがちなのです。(p.254)

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