勝間和代のレビュー一覧
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●本の概要
著者の激務経験時代に「断る」ことを意識して仕事をしていくうちに、仕事と生活の好循環を創りだせたという経験から、話は始まっていく。主要なメッセージは、断ることによって、自分の一番大切なものに時間をかけられるようになるから、日々より面白くなる。自己研鑽の時間も作れるようになるため、コモデティティからの脱出も測れるようになる。勝間節が全編に散りばめられていた本。
●本の面白かった点や学びになったフレーズ
・事実は存在しない。あるのは認識だけだ
・実力が無いから断れないとしてはいけない。断り自分の時間を作るからこそ、自己研鑽の時間を創り、実力がつけられるようになるのだ
・「I'm right. You are wrong.」の前提で話を進めてくる人とは付き合うな
・名刺で階級じゃんけんをやっているような人とは付き合うな
●本のイマイチな点
・特になし。読みや進めやすいが、非常に大きな学びがあるわけではない。ただ、勝間氏が言うと説得力が違う。
●具体的なアクションの仮説&学んだことをどう活かすか
・定期的に自分が抱えている仕事を棚卸し、継続するか否か考える必要があるだろう
・市場価値の高い人材になるためには、当たり前だが仕事以外での自己研鑽が欠かせない -
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この本は著者が発行している有料メルマガ「勝間和代のサポートメール」の運について書かれたものを新書に編集したもの。
小生はサポートメールを購読しているがこの本も良かった。
ぜひ巻末の参考文献も読んで頂きたい。
著者は初期の頃にロジカル的なテクニックやノウハウについて多く書いていたと思うが、最近の本は人生においていかに幸せになるか、どのようなマインドセット(心持ち)でいれば良いか、といった精神性について書いているように思う。
それも分かりやすく、読者が納得いくように書いてある。
この著者は成長し続けている。
なお、このレビューを読んだ方々へは「勝間和代のサポートメール」の購読をお勧めする。
1ヶ月1000円ほどで本何冊分もの情報が手に入る。それもテレビや新聞では書けないような内容のものもある。
高額のセミナーを開催しているネットビジネスの川島なにがしという主催者も購読しているほど。彼は勝間塾にも入っている。 -
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著者は、終身雇用慣行のために多くの日本人は「リスクを取る」ことの意味を理解していないと指摘しています。その上で、「リスク・リテラシー」を磨くことによって一人ひとりがみずから社会の動きを見据えつつ、みずから決断を下していくような社会へ向けての展望を提示しています。
さらに本書は、変化の激しい時代に個々人が生き延びるための知恵を読者に授けるのみならず、終身雇用をはじめとする日本社会の働き方をめぐる環境が、生産性の向上を阻害し、ライフ・ワーク・バランスの問題を引き起こしていると指摘し、これからの日本社会が取り組むべき課題を指示しています。
著者の議論は非常に明晰で、全体を通して興味深く読みました。ただ、個人のレヴェルにおけるリスク・マネジメントと、日本社会全体の制度設計の議論を接続するときに、終身雇用慣行的な社会的風土という要因を介在させているところに、いささか引っかかりをおぼえてしまいます。 -
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本書は、「メンタル筋力のトレーニング案内」であり、「セレンディピティの力」を手に入れるための方法だと、「はじめに」で述べられています。
これだけでは本書の内容はすこしわかりにくいのですが、タイトルになっている「起きていることはすべて正しい」ということばについて、著者は次のように説明しています。「起きていることはすべて、自分に対するメッセージ、あるいは何らかのハンストして受け止めよう。そして、そのメッセージを分析し、そこに対して自分の持っているパーソナル資産を正しく割り当て、使いきり、最大の成果になるように行動しよう」。おそらくこの言葉が、本書の内容を一番明瞭に示しているように思います。
『無理なく続けられる年収10倍アップ勉強法』『同・時間投資法』(ともにディスカヴァー・トゥエンティワン)や『効率が10倍アップする新・知的生産術』(ダイヤモンド社)が具体的な勉強法を解説しているのに対し、前著『勝間和代のビジネス頭を創る7つのフレームワーク力』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)では、自己の能力をコンサルティングし正しく運用するという考えを掘り下げることに焦点が当てられていました。本書はそうした発想に基づきながら、能力開発と自己資産を日々の仕事の中で継続的に運用し、ポジティヴ・サイクルを作り出していくことに焦点を当てた本、といえるのではないかと思います。また、そうした意味で、これまでに数多く刊行されている著者の自己啓発書の包括的な枠組みを本書から学ぶことができるように思います。 -
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単著としては著者の最初の本となる『インディで行こう!』を改題したものです。
「インディ」とは、インデペンデントな人生を歩んでいる女性を意味しています。これに対して、独立することを避けて会社やパートナーに自分の人生を預けてしまうような人生を送っている女性は「ウェンディ」と呼ばれています。
内容に関しては、著者自身も認めているように、本書の後に刊行された著者の多くの自己啓発書と重なっているところが大きいのですが、本書はとりわけ働く女性たちに向けて書かれているということもあり、現代の日本社会において女性たちを気づかないうちに「ウェンディ」な生き方へと囲い込むような仕組みがあることを解き明かしているところに、本書の特色があるように思います。
本書では、そうした仕組みそのものを変えていくような議論はなく、もっぱら一人ひとりが独立した生き方を選ぶことを呼びかけています。本書刊行後、数々の著作をヒットさせ、内閣府の委員会でも発言する機会を得ることになった著者は『勝間和代の日本を変えよう lifehacking Japan』(毎日新聞社)などで働く女性たちを取り巻く環境をよりよいものに変えていくことを訴えていますが、「カツマー」と呼ばれるフォロワーたちを生んだり、香山リカと激しい論争をおこなったりといった社会現象を呼び起こすことになったのは、自助努力に基づく「強さ」を身につけることを訴えた本書のような著作だったのだろうと思います。本書はそうした著者の原点を示しているという意味で、興味深く読みました。 -
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「フレームワーク」とは、著者自身の説明では「何かの概念や考え方を自分なりに束ねて整理して、考えやすくするもの、覚えやすくするもの」です。本書の内容に即していえば、ビジネスの現場で問題を発見・分析・解決するための枠組みのことを意味しています。
本書では、「論理思考力」「水平思考力」「視覚化力」「数字力」「言語力」「知的体力」「偶然力」の7つの力について具体的に解説することで、それらの上位概念である「フレームワーク力」すなわち、さまざまなフレームワークを発見し活用する能力を高めることを目標にしています。
著者自身も述べていますが、こうした本は読んだだけでは意味がなく、さまざまな場面で実際に使いこなすことができるようになるための訓練が必要です。本書の解説自体はたいへんていねいで分かりやすかったのですが、もっと多くの具体例を示してもらえたら、自分自身がふだんの仕事や生活の中でこれらの力を伸ばしていく糸口を見つけやすかったのではないかという気がします。 -
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これまでに刊行した自己啓発書の中でも、折に触れてIT機器の活用を唱えてきた著者が、さまざまな情報活用術を紹介している本です。
こうした本は、どうしても内容がすぐに古びてしまう運命にあるのは避けられないとは思いますが、それを差し引いても、前著『無理なく続けられる年収10倍アップ勉強法』や『無理なく続けられる年収10倍アップ時間投資法』(ともにディスカヴァー)に比べると、少し内容の密度が薄いような気がしてしまいます。一番の理由は、具体的なテクニックに終始していて、著者自身の情報活用術の中核にある理念が見えにくいことでしょうか。
もちろん、本書の中で情報を「フレームワーク化」することの必要性を訴えている著者だけあって、できるだけ根幹にある発想を掘り下げようと努力していることはうかがえるのですが、著者自身が「はじめに」で言及している梅棹忠夫『知的生産の技術』、野口悠紀雄『「超」整理法』、立花隆『「知」のソフトウェア』などに比べると、やや見劣りがすることは否めないように思います。
とはいえ、読者の一人ひとりが、一つでも役に立つテクニックを取り入れることができれば、この手の本としては十分に価値があると言えるのではないでしょうか。 -
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私は、いつも専門家に、まんまと騙されている側のような気がしますが、「専門家という商品を情報消費として売ろうとするビジネスがあるわけですので、それに翻弄されないようにね!」という警告書なのでしょうね。
でも、私も、専門家の端くれと言えるわけですから、専門家が「ウソをつく」理由も良く分かります。あらゆる視座から客観的に物事を見た場合、多くのルールは、その世界で生計を立てている人に都合の良いものに過ぎないわけですから…
例えば結婚披露宴で新婦ばかりではなく新郎までも「お色直し」をしたり、新郎新婦の父親がモーニングコートを着たり、母親が留め袖を着たりするのは、そうするのが普通だとか、来賓に対して失礼だというルールを売り物にして、衣装を貸している業者の都合に過ぎないのかもしれません。
勝間和代さんは、ある意味、専門家から批判されることによって、専門外の土俵に上がらざるを得なくなっても、このように正々堂々と相手のルールで戦おうとするところで「凄くメンタルが強い人なのだろうな」と思ってしまいます。また、テレビ出演でも(上手く利用されることを潔しとせず、そのために)自分の強みが発揮できなかったことで、決別を選んだのでしょう。 -
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ネタバレinputばかりでoutputが足りないことがよくある。本当は目標設定とバランスを鑑みて行動しないといけない。
この本でいうズルい仕事術とは
ブルーオーシャンで勝負する
付加価値を少ない手順で最大化する
こと。
自分をいつも見つめ直し、常識を疑い、運のいい人になること。
ズルい仕事術のコツ3つ
1.自己分析力…
得意な仕事をする。自分の判断を当てにしない。
2.論理思考力…
課題設定→仮説構築→検証のための情報収集
課題が正しいかどうかも振り返る。
普段から論理思考ができるように、意識する。(例:新しいレストランの見た目や客層などの状況からおいしいお店か判断)
仮説をたくさん走らせておいて日常的に出会う情報から判断するように習慣づける。
3.レバレッジ力…
わずかな力で、てこのようにものを動かすこと。自分以外の人の力を活用する。
自分の時給を意識する。
人脈をつなぐために、惜しみなくGiveする。約束を守る。嘘をつかない。
致命的な7つの習慣
・批判する
・責める
・文句を言う
・ガミガミ言う
・脅す
・罰する
・目先の褒美で釣る
身につけたい7つの習慣
・支援する
・励ます
・耳を傾ける
・受け入れる
・信頼する
・尊敬する
・違いを交渉する
この7つの習慣は仕事だけじゃなく子育てにも当てはまりそうだから、気に留めておきたい。
マーケティングの4P
product 製品
price 価格
promotion 宣伝
place 流通
ロジカルシンキングとラテラルシンキングについてはいまいち理解が深まらなかったので、別の本で補った方がよさそう。この一冊で完結しきらないところがちょっと困る。 -
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遊ばずに努力することは必ずしも良いことではなく視野狭窄につながる。楽に成果を出す人がいれば妬むのではなく教えを乞うこと、適度に手を抜くこと、価値観の違う人とつながることは、負のスパイラルに陥っているときに気が付きにくいので気をつける。
以下、内容のメモ。
まじめに努力した結果、自分または社会を悪い方向へ導いてしまうことを「まじめの罠」と呼び、以下の特徴を持つ人がかかりやすい。
・ランク主義に染まり多様な価値観、視野がない
・与えられた課題・情報に疑いを持たない
・自分自身を客観視できるメタ認知能力がない
・完璧主義、絶対に間違いを犯さない
■自分への害毒
どんなにまじめに努力しても成果ができない→被害者意識の増大→常に被害者意識を持つため周囲に攻撃的になる→自己の正当化が習慣化→自己を満たすために他社を差別する
■社会への害毒
間違った努力は評価されるが根本的な問題はまったく解決されない→いつまでも問題が先送りされる→「お上」は永遠に崇拝と批判の対象であり持ち上げられ叩き落される→リーダーシップが継続しない→社会システム全体の自己修復力を毀損する