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人生の質を上げる「専門家」の選び方。
日本人は「専門家」の言葉を鵜呑みにしすぎる、と危惧する著者が、「専門家」の発言をどう疑うべきなのか、誰の発言なら信じてもよいのか、を論理的に解説します。医療・健康分野、経済・金融分野、教育・コーチング分野での優れた専門家の見抜き方も伝えます。
どの専門家の意見をとるかで、人生の質や運が大きく変わり、それは「人生の賭」であり、専門家ごとに、賭のオッズが違う、という例えは痛快で、誰もが思い当たり、実践したくなります。
著者自身の水泳やゴルフを習ったときの体験も交えた“コーチの選び方”も、すぐに自分のこととして取り入れられるアドバイスです。
「人生を豊かにしていくために、自分自身も何かの専門家として精進を続け、そのことが他人の人生のリスクを減らし、豊かにしていくだろう」というメッセージは、心に残り、誰かに伝えたくなります。
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Posted by ブクログ
経済の専門家の情報における誤謬の類を知れたらいいなと思い手に取ってみた。
本書の内容は基本的な情報リテラシーの域を出ない物であったが、非常に分かりやすく言語化されていて、当初の読む目的と違った学びがあった。
無意識に理解し行動している情報リテラシーの内訳について、丁寧で論理的に言語化している。
「我々人間は専門家の意見を無批判に鵜呑みにしてしまうバイアスがある」そして「専門家の言うことを鵜呑みにしてしまうことは危険であるから自分の頭で考えて適切に問題の答えを見つけなければならない」。この「課題」を因数分解し、例を出すことで原因は見つけやすくなり、解決に続く道筋も見えてくる。
また堅苦しくならないように言い回しの表現を工夫していたり(長い棒を使うなど)、行間をたっぷり使って文圧を軽減している点も興味深い。
専門家の情報を鵜呑みにしがちな人はそもそも情報の受け取りに慣れていない。ということは、本書の内容を届けたい人こそ、本書を読みたがらない。そこを理解しているからこそ、意識的に「軽く」しているのが読み取れる。
この論理的な部分と(思いやり的な)感情の部分のバランスが良くて唸った。これまでに読んだ勝間氏の著作で一番良かったかもしれない。
Posted by ブクログ
専門家について知りたくて読書。
専門家は名乗ったもんがち。読み方によれば、本書からブランディング化するためのヒントを得ることもできる。
現在は、情報にあふれ、すぐに検索できるため、瞬時に答えを知ることがしることができる。しかし、それは情報であり、知識ではない。
情報があふれているため単純に信じ込み、鵜呑みにする傾向も高い。
欲しいと衝動的な欲を制御し、冷静に自分の目で調べる癖を意識したい。
玉石混淆の中から玉を見抜く目は、トンデモ専門家を見抜くだけでなく、周りで関わる人たちを短時間でどんな人間なのか判断することもできる。結果、詐欺師やおいしい話などへ引っかかることも最小限にできる。
その手の話や人間にひっかかると自己肯定力が著しく下がるので、精神衛生上もいい効果がありそうだ。
本書は参考文献が少ない。
読書時間:約40分
Posted by ブクログ
私は、いつも専門家に、まんまと騙されている側のような気がしますが、「専門家という商品を情報消費として売ろうとするビジネスがあるわけですので、それに翻弄されないようにね!」という警告書なのでしょうね。
でも、私も、専門家の端くれと言えるわけですから、専門家が「ウソをつく」理由も良く分かります。あらゆる視座から客観的に物事を見た場合、多くのルールは、その世界で生計を立てている人に都合の良いものに過ぎないわけですから…
例えば結婚披露宴で新婦ばかりではなく新郎までも「お色直し」をしたり、新郎新婦の父親がモーニングコートを着たり、母親が留め袖を着たりするのは、そうするのが普通だとか、来賓に対して失礼だというルールを売り物にして、衣装を貸している業者の都合に過ぎないのかもしれません。
勝間和代さんは、ある意味、専門家から批判されることによって、専門外の土俵に上がらざるを得なくなっても、このように正々堂々と相手のルールで戦おうとするところで「凄くメンタルが強い人なのだろうな」と思ってしまいます。また、テレビ出演でも(上手く利用されることを潔しとせず、そのために)自分の強みが発揮できなかったことで、決別を選んだのでしょう。
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