神林長平のレビュー一覧
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「顔のない男」というのは、いわばSF的なのっぺらぼうなのだが、そこから出発する物語がさすが神林長平。今回は休暇中のチーフ・バスターや、その係累なども描かれていて、彼の人格にクローズアップされている。同時に「顔のない男」に惑わせられないアプロが匋冥と遭遇し死闘を繰り広げられるなど、シリーズのなかでも特...続きを読むPosted by ブクログ
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『敵は海賊』シリーズ第5弾。
アプロ666歳の誕生日に、苦情処理係勤務を命じられたラテルチーム。
嫌な予感に違わず過去から未来から苦情が殺到する。
ラテルの過去が明らかになる海賊課波瀾万丈の一日。Posted by ブクログ -
日本スペオペ界の重鎮神林長平先生のSF小説。都圏情報防衛軍団兵士降旗勝情報少尉、大黒桂一等情報士、知念翔起情報軍曹の三名が首相の行方不明の愛猫(アメショー)
を探す為新兵器マタタビ装置によって現地に飛ばされた。だがそこは空には絶滅したはずの鯨が飛び交い、200メートル下には生まれ故郷が広がっっている...続きを読むPosted by ブクログ -
探してたSF作家神林長平、初読み
入門編ぽいこちらから読み始めてみた
海賊課に所属してる人間のラテルと猫型異星人によるドタバタ系SFシリーズ
海賊課といっても宇宙海賊を捕まえる(殺す?)やつら、かなり権力があるらしく結構横暴で「俺たちは海賊課だぞ」と関係ないやつにまで強気で暴れます
話は面白か...続きを読むPosted by ブクログ