あらすじ
〈《戦闘妖精・雪風》とならぶ超人気シリーズ10年ぶりの第7作、ついに登場!いよいよもって海賊課解体!?〉純粋観念としての正義により海賊を抹殺する男が、海賊課の存在意義を揺るがせていく。
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帯の煽りに偽りあり?
今回、海賊課は本編からは蚊帳の外の印象でした。
出張っていると言うよりも、一般人やその他の刑事から見た海賊課が語られているという感じでしょうか。
リジーが主役を張れるくらいのいい女だったこともあって、
読後の第一印象は匋冥とリジーの恋物語(ちょっと違いますが;)でした。
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ひっさびざ(10年振りらしい)の『敵は海賊』シリーズ。すぐ読んではもったいないんで、味わって読みました。そして何度も読み返し中(未だ新しい発見アリ…それにしても匈冥の女運をラテルに分けてやりたい…)。大好きです。
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海賊課に縁のない地域というのが新鮮。
リジーの無意識の傲慢さや、古式ゆかしい感じの恋文が。
素敵なスケール。
カーリー内には色々なものが納められてますね。
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新書購入
SF。ファンタジー。
海賊課のおそらくは有能な刑事さんたち、アプロとラテル。そしてラジェンドラ。
最強の海賊、?冥(ようめい。陶の、偏なし・でない。しょうがないから、冥で)
シリーズもの。十年目の新刊。
アプロが表紙。まあいつものことですが。ラテルが表紙になったことってあったかな?(ないだろう、たしか。
冥が……人間らしいです。
可愛いとか生命への愛しさについて語ってます。
観念で遊べる冥と、観念で遊ぶ気がない海賊課。
活動を立ち上げる天才、モーチャイ。
女王のような学者、リジー。
今回のお話は……。
リジーを気に入った冥が、リジーと遊びたさにしでかしたような気がしてならないが……。
そしてリジーとその恋人だったモーチャイを弄り倒し、海賊課のあり面々も巻き込んで。
リジーへのラブレターを置いて去る冥……。最後に「ラヴ」ですか。
なんだか。違う人です。
そういえば、オールド・カルマが出てきません。
だから余計、なんか違う感じ。
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六巻目から十年たってからの発売、ということもあってか、今までのような、キャラ同士の掛け合いに今一精彩さを欠いたような気がする。
やはりブランクがあった分、エンジンがかかりにくかったのかな?と思うような、ちょっと不完全燃焼なアプロが非常に残念で、☆四つに。
でもそれを全て蹴散らして、やっぱりアプロ登場はとても嬉しい。
相変わらずの掛け合いは、精彩さを欠きつつもとても面白く、けらけらと笑ってしまった。八巻目では、もっと強烈なアプロを楽しみにしている。
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おぉ、表紙が表示されている!!
敵は海賊シリーズの最新刊です。次は、いつ出るんだろうか? っていうか、次はあるの??
表紙は相変わらずアプロですv
ラブリーだよ、アプロ。
あまのさんのアプロが、やっぱ一番好きだけど、このアプロも好きだなあ。このいやらしい眼(笑)と、かわいいピンクの鼻が好き。
でも、今回。アプロは「昼飯〜」としか言っていない気がするのは、気のせいじゃあないと思う(笑)。
あんまりアプロは活躍していません。というか、海賊課はあんまり目立ってない気がする…。まあ、相変わらずドタバタしてはったけど。
個人的には、アプロ希望(笑)。
Posted by ブクログ
シリーズ第7作目。全体として読みやすくまとまっているが、初期よりテンションが下がった気がする。
海賊が残虐に殺される事件が続出。ラテルたち海賊課チームも捜査に加わるがそこにはヨウメイの影が…
久しぶりに読んだが、海賊課は相変わらずで面白い。
しかし今回はタイタン市警とリジーに比重を置いているせいで、ラテルやアプロの活躍があまりなく残念。
モーチャイがヨウメイの逆鱗に触れたツボは何だったのか、今ひとつわからなかった。
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いつものシリーズとは違って外部から見た海賊課、ラテルチームでなんだかかっこ良さ3割増ししていた!笑
ラテルがちゃんと刑事をしていてこんなのラテルじゃない!と思ったけども、アプロとラジェンドラが関わるといつものラテルだった。元々はまともなの、かも?
モーチャイの幼児性をどう処理するのか期待したけれども、結局は矯正出来ないという結論でちょっと残念だった。モーチャイの幼児性はネットやSNSで見かける、言葉は悪いがキチガイの様な人のことかなぁ、と思っていたから特に対処法がないという結果で残念に思った。
しかし、ラテルはかなり描写されていたけれども、アプロとラジェンドラが少なくて寂しい。外部から見た時、理解可能なのがラテルだけだからクローズアップされるのかしら。
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これが出た時には、久々の「敵は海賊」シリーズが出た!と喜びました。
海賊課コンビ達が出てくるのは嬉しかったけれど、ちょっと物足りなかったのが残念です。
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“「海賊」がこの世からいなくなれば「海賊課」の存在する意義もなくなる”
自然保護団体のカリスマ的リーダー、ゲラン・モーチャイの前に現れた神話的海賊:ヨウメイ・ツザッキィ。奴の本当の狙いは・・・。時期を同じくして、「見えない何か」の手にかかって、次々と海賊達が殺されていく。
3人組(ラテル、アプロ、ラジェンドラ)に「セレスタン」を加えた海賊課の捜査チームは、犯人を捕まえられるのか?
相変わらず面白かったです。
Posted by ブクログ
大好きな「敵は海賊シリーズ」の最新刊。
ラテルチームの出番が少なくて残念。かけあい漫才も少なめ。
でもさらっと素敵なセリフがあるのは変わってない。
「みんな、痛みを持って生きているが、他人のそれは、だれにとっても他人事だ。それは、事実だ。恨み言ではなくて、わたしはそう思う。」
Posted by ブクログ
久しぶりなんて言葉が、軽く言いすぎな位新作が出ていなかった、神林長平の“的は海賊”シリーズの新刊です!
好きなんですよね〜、この本
キャラクターたちは魅力的で、話は純粋なSFで・・・すげ〜ギャップw
まぁ、内容はハッキリ言って昔ほどの面白さは少ないですが、そこそこは面白いです
Posted by ブクログ
前作から10年ぶりの新作だそうで、迷わず買いました。もう10年たったのか…。
冒頭の、匋冥とゲストキャラ・モーチャイとのめくるめく言葉の応酬(笑)、そして結局は匋冥がその話合いを根本からぶち壊して去っていくという幕開けにしびれました。これぞ「敵は海賊」ワールドだわ(泣)。
でも、やっぱり匋冥はかっこいい。
ビシッと1本、筋が通っているのです。
Posted by ブクログ
うーん小粒だ。残念。今回のゲストキャラも、警部以外はいまいち合わないし。神林長平作品は日頃高く買っているがゆえにこのレベルでは満足できないのです。“敵は海賊”シリーズは、各々独立したパラレルワールドらしいので、次回はもちっとすかっとした展開を望みます。てか、続編は更に10年後なのか・・・?