堺屋太一のレビュー一覧
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ネタバレ小田原、北条攻めの説明が印象深かった。
上杉謙信も関東遠征で、小田原城攻めを行っているが、堅固な包囲網の前に籠城戦が長期に渡ってしまい、兵糧不足などで結果として失敗・撤退することになる。
その対比として豊臣秀吉が率いる20万前後の大軍勢で、再び小田原城攻めが行われるが、ご存じの通り北条氏を屈服させ、天下取りを実現する戦となった。
戦術・個々の兵の強さでいえば上杉謙信の方が、秀吉に勝っていたと推察される。
しかし謙信と秀吉の決定的な違いが簿記経理技術の発達と適用だという。主計官を置き、必要な物資・兵糧を前線へ供給する専門部隊を、秀吉が置いたこと。このことが長期籠城戦を可能にし、天下の名城 -
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堺屋太一さんが、日本の文化や慣習(思考や信念、考え方、といった方がいいのかな)がどのように出来上がってきたかを、古くは聖徳太子にさかのぼって、日本の代表的な12人のエピソードを紹介することで振り返る内容です。
なぜ日本は無宗教(厳密に言うとそうではないですが、何でもありなところ)となったのか?
日本人のビジネスマンにいわゆる会社人間が多いのはなぜか?
官僚主導の国になってきたのはなぜなのか?
そんなようなことが人を追いながら描かれています。
今日本は転換期ということをよく言われていますが、またこの12人に加わるような大きな価値転換が来るのかな。
1億人総中流という時代は、もはや終わってしまった -
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ネタバレ最近大阪都構想についてよく耳にするため、少し古い本だが大阪都構想の原型となる理念が書いてありそうだったので手に取った。この本は大阪都構想が、大阪市や大阪府にとってどんな利益を生じさせるかのみならず、日本全体の政治システムの効率化にためにどんな革命を起こせば良いのか詳しく記載されていた。現在日本は中央集権体制の政治を行っており、議会で審議を重ねても導入が遅くなる現状がある。それをスムーズにするため、地方分権制にし、住民のニーズに答えていくことが重要なのだ。橋下さんはこの事をわかりやすく解説し、なぜ地方分権にできないのか、腐敗した政治についての批評も行っている。私は前まで大阪都構想とは、大阪だけの
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経済学者であり経企庁長官も務めたことのある著者の視点から1560桶狭間から1582本能寺からの山﨑の戦い、清洲会議を経て長篠の戦いまでを語る。内政、外交の難しさ、人事配属、新人と古参の調整など、企業となぞらえたりしておもしろい。秀長がタイトルになってはいるけれど、やはりこの人はあくまでも秀吉の補佐役。出世欲がなく穏やかで人望厚く、常に調整役、裏方、しんがりを務め、兄秀吉の活躍を支えることに生涯を捧げた人だ。堺屋太一氏の本名は池口小太郎(小太郎は出世前の秀長の名)。だから題材に秀長を選んだのかしらね?
根拠となる文献を紹介しながら話を進めていくのでストーリーに信憑性があるし、第一読んでいて楽し -
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ネタバレ紙の本で読んだものを、アンリミテッドにて再読。かつては星五つだったが、再読では下記の理由で星三つにした。面白くはあった。
初読の時は豊臣秀吉の弟、秀長について知らなかったので、本書の記述はすべて知的興奮を起こさせるような内容だった。上下2巻が短く感じられたほど。
再読では小説というより説明文が長いので、新書の歴史解説を読んでいるようで長く感じた。新書版の本のところどころに台詞がある、といった感じ。ドラマで言えばやたらとナレーションが入る感じ。
堺屋氏の小説はほかに読んだ覚えがないので、他の小説については不明。然し小説を楽しむ感じではなかった。
面白かったが小説を読みたかったので星三つと