堺屋太一のレビュー一覧

  • 日本を創った12人

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    たしかにこの12人を知れば知るほど、日本を創ったという言葉が大げさでないことがよく分かる。たとえば、神道と仏道が両立できているのはまさしく聖徳太子のおかげ。他の11人も納得いく。個人的にはここに田中角栄も入れてほしかった。

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    2016年07月24日
  • 組織の盛衰 何が企業の命運を決めるのか

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    組織論というものはよく聞くが、組織『そのもの』にスポットを当てた本というのは思っていた以上に少ない。その少ない本の中で、いち早く組織そのものに目をつけた一人が堺屋太一氏である。失敗事例としての豊臣家、帝国陸海軍、石炭産業など軽く取り上げており、それだけでも読み物として面白い。

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    2016年06月11日
  • 組織の盛衰 何が企業の命運を決めるのか

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    ネタバレ

    名著。歴史的史実なども参照しながら、組織について深く考察し、まとめた本。バイブルとして手元に置きたいと思った。情報としては古い部分ももちろんあるが、時を経ても繰り返される組織の本質的な内容を考察されている。

    <メモ>
    ・豊臣家の盛衰。徳川家の盛衰を成長戦略、人事組織という切り口からわかりやすく分析をされているところは素晴らしい。
    ・全体の手段が部分の目的となるということ。
    ・組織の規模が拡大する質的な転換が発生する。数十人から二百人までは顔も気心もわかる中小企業の組織。これをこえると一人の長では目が届かなくなり、管理監督のための組織が必要になる。中小企業から中堅企業に組織の質も飛躍する。管理監督機構を管理する組織が必要になる。すべてを規則化基準化しなければならない。これが数千人規模になると、遠隔指揮が必要になる。
    ・軍隊の定義は2つ①強力な武器を組織的に運用できる集団であること。重武装性、②自己の組織の中で全ての活動が完結できること。自己完結性。警察は武器を持つが自己完結性がなく軍隊ではない。
    ・アメリカ軍では共同体化を防ぐため組織の揺らぎを定期的にかけている。海兵隊廃止論からあらゆる兵士が二つ以上の専門技能を持つというコンセプトを作り上げた。アメリカ軍は二十年に1階くらいの割合で大規模な組織の揺らぎを与えることをしている。組織が有能であるほど、部分組織の目的を追求してしまい、総合調整が困難になってしまう。
    ・組織をつくると後から組織の存在意義等目的が生じてくることがある。組織はまず組織を防衛し、組織を作った人々を防衛するわけではない。
    ・全体の手段が部分の目的となる。それぞれの目標が目的化する。
    ・組織の目的と構成員の目的は違う。組織の構成員が持つ目的は経済目的、権限目的、対外(体裁)目的の三つがある。
    ・機能体も長期的に目的を追求するのであれば、ある程度の共同体的要素は許容しなければならない。しかし、それが機能を失わせ、共同体化を限りなく促すことにもなりやすい。
    ・トップがしなければならないことの第一は組織全体のコンセプトを明確にし、その組織の目的を誤りなく伝えること。第二は基本方針の決定と伝達。第三にしなければならないのは総合調整。数多くの部局が生まれると、各部局の長は自分の担当だけを優先して、全体の視野をかく。常に事業目的と基本方針の擁護者として、全体の総合調整にあたらなければならない。
    ・コンセプトメーキングは組織の理想、性格、究極的な目的が含まれる。基本方針はそれに至る道程の中長期的目標の設定。総合調整は人員と資金の配分、各部門の現実行動と基本方針との調整、高級人事、人事評価方針の決定。
    ・これを行う方法は「ことば」を利用すること。「行動」による指導。行動で重要なものは人員資金の配分と人事賞罰、情報ルート選定(誰とつきあうか)の三点。そして三つめの方法は「雰囲気」による指導。トップの言動、表現、服装、関心度。醸し出す雰囲気が組織の尺度となる。
    ・現場指導者に必要な能力と人柄①専門的な知識の深さ。②適切な判断力。③勤勉さ。④指揮する部門の大きさに応じた範囲内での人心掌握力。⑤的お畏れぬ勇気とトップをおそれるほどの臆病さ。
    ・参謀に必要な能力。動員計画から作戦や陰謀までを企画するスタッフ。想像力が重要。裏付けに的確な現状把握と将来予測が必要。情報の収集と分析を好み、先見性を養う必要がある。第二に創造力は実現可能性がなければならない。整合性ある創造力が要求される。全体を俯瞰する広い視野が必要。第三に、企画に対する積極性が必要。
    ・補佐役。隠れている小さな問題点や日常的に発生する庶務雑事を発見し、その解消に努める役。補佐役の条件は①匿名の情熱。自分の功を顕示しないこと。②トップの基本方針の枠を超えないこと。
    ・組織が死に至る病は三つ。①機能体の共同体化 ②環境への過剰適応 ③成功体験への埋没 
    ・共同体は構成員の幸せを追求するための組織、機能体は一つの目的を達成するための組織。組織は自らの拡大を求め、内部の結束強化を追求する本能的な欲求がある。組織は組織の作られた目的とは別に組織自体の目的を持つ。構成員の組織人としての幸せ追求にも通じている。組織が確立し、構成員が固定化するようになれば、地位向上と権限拡大とが、組織全体の目的と化すことになりやすい。
    ・共同体の尺度①年功人事 ②情報の内部秘匿 ③総花主義 能力の均等分散が固定化し、集中が不可能になること。組織が本来の目的を達成するためには、臨機に必要な能力を最も重要な局面に集中することが必要。共同体化した組織では特定の部局に集中することをためらい総花化する。
    ・究極の共同体化 滅びの美学。
    ・シビリアンコントロールが重要なのは専門性と終身性のゆえに共同体化しやすい軍隊を抑制し、組織に揺らぎを与えるためには、軍人共同体の外部の人間にを上に置かねばならないという点。
    ・一つの環境に適応した組織は容易に他の環境に対応できない。環境変化に適応するには、従来の環境に適応した組織の体質や気質を破壊しなければならない。揺らぎを与えることが重要。
    ・特殊事情を言い訳にできるのは一度まで。二度認めないこと。
    ・組織の点検として重要なのは、現にある仕組みがどのような状況(理想)を実現するためのものかを冷静かつ白紙の心境で考えること。
    ・現にある仕組みがどのような環境に対応して作られたものかを見極める。
    ・現にある仕組みがどのような結果(効果)を生んでいるかを見極める。
    ・仕組みの欠点は取締りによって防ぐことができるものではない。
    ・組織気質の点検。組織気質の第一は構成員の士気。やる気。組織全体を包んでいる雰囲気はどうか。
    ・第二は組織間の協調度。組織全体の成果を重視する協調性。組織目的の理解浸透。コンセプトの理解度。
    ・取引相手好感度。従業員好感度。世間好感度。

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    2016年01月11日
  • 体制維新――大阪都

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    個人的に大阪都構想には賛成である。

    制度的にうまくいくかどうかは別にして、地域が独立して自治を行う気概を育てないと地域は沈没してしまう。
    国として取り組むべきこと、地域で取り組むべきこと、それぞれを見極めていくべきだ。

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    2015年02月24日
  • 鬼と人と 下巻 信長と光秀

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    織田信長と明智光秀がそれぞれ独白するという面白いスタイル。上巻は織田信長の独白性がいかんなく発揮されており、下巻はいよいよ本能寺の変へと動いていく。明智光秀の口から本能寺の変を描いた発想は面白く、最後は自分で判断が出来なくなり、織田信長へどのようにしたら良いか問いかけるシーンはなんだかリアリティーがあって自分的には好きなところであった。

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    2014年11月01日
  • 鬼と人と 上巻 信長と光秀

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    織田信長と明智光秀が主人公。それぞれの立場や考えを本人が独白するという珍しい形式の小説。読んでみると織田信長の独白は、『なるほど!』ということが多くて参考になった。対する明智光秀の葛藤なども分かりやすかった。たまたま、フジテレビの新しい月9ドラマで『信長協奏曲』が始まったので、ドラマと対比しながら下巻も読んでいきたい。楽しみです!

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    2014年10月13日
  • 体制維新――大阪都

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    著者の政策の賛否はともかく、考えた上で行動していることがよく解かった。
    ※それでもすべてを解決できる政策など無いと思うが。

    感心させられる記述が多く自分にとっては勉強にもなったので評価高め。

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    2014年08月08日
  • 日本を創った12人

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    ネタバレ

    日本の独特の風土・社会を根付かせてきた12人の人物について、各々、現代の自分たちにとってどのような影響を及ぼしているのか?堺屋太一の視点で鋭く興味深く書かれている。単一民族で最近ではクールジャパンなどともてはやされている日本であるが、少し前までは「自分の国に自信を持てない日本人」という風潮もあったように記憶している。堺屋の指摘は、これら12人の及ぼした営業を業績として紹介し評価するだけでなく、現在の日本人が乗り越えて行かなければならない社会変動の中に置かれていることにも言及されている。
    特に印象に残ったのは、聖徳太子と渋沢栄一、マッカーサーかな?

    堺屋太一の視点はどうしてこのような見方ができるのだろうと、毎回思い知らされる。良著。何度も読み返したい一冊

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    2013年11月04日
  • 組織の盛衰 何が企業の命運を決めるのか

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    ネタバレ

    企業組織の改革と創造の示唆提供と組織論の体系を広めるために書かれたという書。1996年発表。組織の構成要素、良い組織の定義など体系的に組織の本質的な意味を切り出しているところは秀逸。1989年を「戦後型組織」の終焉として、3つの神話、土地・株は上がる、消費の拡大、雇用の保証の終わりを描いているが、まだ2010年代にも、それにしがみついている企業はあるのではないか。組織が「死に至る病」、機能組織の共同体化、環境への過剰適応、成功体験への埋没を、どうのがれるのかについて視点が持ち出されているが、もうすこし体系化できそう。「失敗の本質」と併読が、楽しい。

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    2013年04月30日
  • 日本を創った12人

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    〈聖徳太子〉
    新道・仏教・儒教のええとこどりをした習合思想を考え出した世界で唯一の思想家。明治時代の西洋文明の流入期、戦後復興期の表面的な民主化にもええとこどりの発想が見られる。現在の日本社会における職縁社会が出来上がっているのは、職場にかわる結束体としての宗教集団がないからで、ええとこどりの習合思想が働いている。つまり大切なのは宗教集団ではなく、自分の属している人間関係であるのは、聖徳太子の習合思想に根源がある。

    〈光源氏〉
    日本社会では、それぞれ本来の仕事で有能な人間よりも、人間関係の面倒見のいい世話好きや他人の嫌うことを言わない社交上手、つまり光源氏型の人間が周囲に押し上げられ高位につく。動乱期は強力な指導者が必要だが、世の中が安定するとリーダーシップ拒否現象から集団主義的意思決定構造が生まれ、意思決定をしない無能だが上品な人が高位につく。
    日本でいう上品な人は、美意識と詩歌の世界に埋没し、他人を不快にしない社交術を心得ている。ヨーロッパでいう貴族とは戦士の末裔や領主で、ノーブルの必須条件は、克己心と用心深さ。中国での上品の必須条件は、知恵と知識である。
    ただしジェントルとは庶民的上品さで、マイルドであまり感情を表さない、何を言われても冷静に受け答えし、それでいて他人の意見になびかない、いわゆる中庸を心得た人で、すなわち必須条件は常識と中庸、そして自分の意志を貫き通す強さである。

    〈源頼朝〉
    源頼朝が伝統的な保守旧勢力との決定的な対立を避け、実質的な二重権力構造を創ったこと、また武家政治を最初に作り、行政権を宗教権から完全に分離したことは、大きな改革と言える。今日に至って大臣よりも事務次官が権力を握る構造が不思議でないルーツを垣間見ることができる。

    〈織田信長〉
    自分の意のままに動かせる速度と持久力を備えた軍隊の構築に見られる、空間的発想ではなく時間的発想をもとにした戦略戦術の考案。
    桶狭間の戦いは例外中の例外、寡兵良く大軍を破ったのがわずか二回に見られる、成功体験を繰り返さない理性。
    信長の兵隊は流浪者を銭で雇った弱小兵だか、いつでも戦える利点を活かし、執拗な戦争や兵糧責めといった常識破りの戦術で勝利。戦略でも経営でも、最初に新手法を考えついた人は常識破りだからある意味で卑怯または下品であるが、そこにこそ独創性がある。信長は一度や二度の失敗にへこたれず、最初から失敗と非難を想定して執拗な粘りで相手を閉口させた。
    経済面でも楽市楽座により規制緩和を行い、一時的に税収を減らすも自由化して経済を発展させ自分の実入りを増やす政策は、後の米国のレーガノミクスに通ずるものがある。
    また古代の律令制が目指したような中央集権制で全国を一律に治める天下布武の思想を強烈に打ち出した功績は、今日がもつ中央集権意識を根付かせたルーツと言える。

    〈石田三成〉
    人間の行動動機は①性善的なる愛情で動く②下劣な利益で動く③弱さ故に恐怖に追い立てられ動く。この三つの内強い順番は③②①である。そこで石田三成は第一に秀吉のためという大義名分を立て、第二に宇喜多秀家を金銭的スポンサーとして冠にしてみせ、第三に実務者ネットワークで有力大名を乗せ、第四に毛利輝元を象徴として総大将に祭り上げ、関ヶ原の合戦の仕掛けを作った。失敗の要因は、男は正々堂々檜舞台で戦いたいという美意識が、ゲリラ戦術を許さず天下分け目ね合戦シナリオを描いたこと、資金不足、人材不足から中心で主導できなかったことにあり、名作愚演に終わった。ただ偉くない人が企画した事業が実現する日本型プロジェクトメーキングの手法を開発した功績は大きい。

    〈徳川家康〉

    〈石田梅岩〉
    清貧を善とする思想は世界中にあるが、同時に生産活動に勤勉に携わることを説いた思想家は少ない。勤勉に働けば人格修行になるという、勤勉・倹約・知足按分の思想は、日本人が、生産性や経済性を度外視してでも勤勉に働くのは非常に良いことだ、人格が立派であれば生産活動に勤勉に携わるはずだ、丁寧な作りでない商品を製造しているのは人格下劣な奴だ、という考え方に繋がっている。それが日本独特の細部にこだわる美意識や僅かでも付加価値をあげようとする商慣習となった。
    この石門心学の影響を受けた日本的資本主義の精神は、人余りモノ不足の社会で生まれた思想で、古き良き日本的伝統を生み出した利点もあるが、国際基準から離れた慣習を生む危険性がある。また石門心学は倹約の美徳を強調し、清貧に甘んじること・贅沢は敵だという発想が生まれた。

    〈大久保利通〉
    現在の日本には、官僚自身に日本を主導しなければならないという責任感とエリート意識があり、国民にも役人頼りの官僚依存意識がある。大久保利通はドイツから官僚制度を取り入れ、日本の官僚制度の基礎を築き、明治時代の産業発展に大いに寄与した。その反面、現在の日本が抱える問題である、規制の強さや内外格差に象徴される物価高、選択の自由のなさにも繋がっている。

    〈渋沢栄一〉
    日本の資本主義の先駆者、日本独特の財界の形成に寄与した。それは会社はみんなが資本金を出しあって創設し雇われ経営者が会社を運営する合本主義、すなわち商工会議所(財界)の提唱で資産家や商人に資金を出させ事業を興すべきだとする日本的協調主義が背景にあり、同族で会社を創り、そこであげた収益は株主(個人)に還元するという財閥形態とは異なるものだった。
    それゆえ、経営者は事業を伸ばしカネを儲け新規事業を推進することが人生の目標で、それこそ真の社会貢献に繋がるとする原始的な資本主義の発想とは異なり、業界内の調整にあたり業界団体のまとめ役、政府の御意見番になることが経営者の理想とされた。
    ただその欠点としてコスト高や内外格差の拡大、官民協調主義による規制や自由競争の弊害は現在も存在している。

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    2011年08月02日
  • 平成三十年 (下) 天下分け目の「改革合戦」

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    新聞連載から13年。平成30年はもう8年後に迫っている。筆者の想定が相当部分あたっていることに驚く。何もしない日本が着々と衰退への道を歩んでいるということか。不連続な飛翔がどこかで必要になる。国家も組織も個人も。今年をそのきっかけの年にしなくてはいけないのかもしれない。

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    2011年01月10日
  • 日本を創った12人

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    日本の独自性はいつ、誰によって、いかにして創り上げられたのかという切り口で、聖徳太子、織田信長、マッカーサー、渋沢栄一、松下幸之助…といった歴史上の12人を取り上げている本です。現在の日本と日本人にどのような影響を与えているかという視点が非常に面白く、所謂教科書に載っている歴史的事件・事実だけではない部分が興味深く書かれていて、“この人がこういう考えだったから今の日本はこうなんだ…”とか、逆もしかりで、いろいろ想像力がかきたてられます。いい影響、悪い影響の両面で書かれているのも面白いです。
    なぜ日本人は葬式は仏寺で行い、盆踊りや初詣に行きながら、クリスマスや教会式をあげるのか。そういった日本人独特の宗教観を決定づけたのは聖徳太子である…。歴史の重要人物と今の私たち日本人の接点が見いだせる歴史論評本。

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    2010年06月29日
  • 組織の盛衰 何が企業の命運を決めるのか

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    内容としては、戦国時代や帝国陸海軍などを組織論で分析し、解説してある。また、良い組織とは何なのか。今後はどういう組織が理想なのかが語られている。あとは、「利益質(クオリティオブベネフィット)の向上」を追及せよ、と。すなわち外延性(新規顧客)、継続性(一時的なものか、継続的なものか)、高感度(顧客、従業員、世間)だと。かなり刺激になります。

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    2009年11月18日
  • 組織の盛衰 何が企業の命運を決めるのか

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    大学のときに読んで影響をうけました。
    なぜ、豊臣政権が短命なのか・・・。

    成功体験への埋没 がテーマです

    この本から実は石田三成が好きになりました。

    ちなみに僕にとって堺屋太一の本は、この本が
    最高傑作で 「日本を創った10人」以外に
    出版されている本は読むまでもない・・・ということ
    を教えてもらった著者です。(あくまで私見)

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    2009年10月04日
  • 日本を創った12人

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    これはすごい!
    すごすぎる!

    こんな「日本」のルーツがこの人にあったとは...と思わずうなってしまう一冊.

    日本になぜ「無宗教」に人が多いのか(無宗教ではないのですが..)

    日本の「官僚社会」はどこにルーツがあるのか

    もう,えーーーーー!そうだったのか.でもほんとに??うーーんでもそういわれてみれば納得できるかも.

    みたいな自問自答を繰り返し

    歴史が苦手な私でもかなり面白かった!

    というわけで,これは買い!

    ちなみにこれは中国人に勧めてもらいました.

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    2009年10月04日
  • 鬼と人と 上巻 信長と光秀

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    この本は、上・下巻の二冊で一作品です。

    歴史小説の中でも異色の作品。
    信長と光秀の独白が、交互に現れ、物語を構成します。

    同じ場面を、信長が見た場合と光秀が見た場合を巧みに対比させ、両者の違いを浮き彫りにします。
    時代の先駆者たる信長が光秀をどう見たのか、そして、信長の生き方を光秀はどう感じたのか?

    光秀人間である私には、深く頷く場面がしきりです。

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    2009年10月04日
  • 油断!

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    世界初の予測小説

    堺屋太一さんが経産省時代にした経済予測をもとに書かれた小説。

    現在もであるが、日本の石油の中東依存率は世界でもトップクラスに高い。

    中東石油が200日間、供給不能になった場合、日本では300万人が死に、国富が7割減になるという。

    実際にイラク戦争では起きなかったが、中東は非常に緊張した状態にある中で、本当にこのようなことが起こったらどうなるのだろうと息を飲む。

    政治やエネルギー問題に興味がある方、必読です。

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    2009年10月04日
  • 組織の盛衰 何が企業の命運を決めるのか

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    いわゆる教科書には分類されないが、組織論の理論と実践の自分的バイブル。複雑系マネジメントにも通じるものがある。

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    2009年10月04日
  • 鬼と人と 上巻 信長と光秀

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    織田信長と明智光秀が、それぞれ同じ事件や光景を見て独白する形式で書かれた本です。信長のような主観性の強い天才の思いと行動を解き明かすために、信長自身に語らせ、それを批判する記述を補うために、光秀の当時の常識豊かな口述を借りるという、画期的な本です。

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    2009年10月04日
  • 組織の盛衰 何が企業の命運を決めるのか

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    自分の組織は、その組織に所属している人の満足のためにあるのか?それとも、対外的な目的を果たすためにあるのか?多くの気づきが得られる1冊。

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    2009年10月04日