堺屋太一のレビュー一覧

  • 体制維新――大阪都

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    大阪都の実現の是非を問う住民投票が行われるので、勉強するために読んだ。基本的な主張は一貫していて、今までは府と市で別々に事業を行っており、無駄が多かったので、今後は大阪市を特別自治区に再編成し、無駄をなくした上で、都市の国際競争を勝ち抜いていくという主張。

    気になったのが、同じ主張を形を変えて繰り返している点。もう少し構成を変えた方が伝わりやすい、というのも、制度を変えることで、市民にどのような実感をもたらすかが伝わってこなかった。この辺がうまく伝わらないと支持を集めづらいと思う。
    あとは当時の大阪市長の悪口が多かったこと笑。仮想敵を作ってギャーギャー責めるのは常套手段であるし、その手段に問題は無いとは思わないが、やや過剰。まぁ、これは感情の問題なんだろうけど。

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    2015年05月08日
  • 歴史からの発想 停滞と拘束からいかに脱するか

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    ネタバレ

    日本史上では高度成長期だった戦国時代を、1467年の応仁の乱から秀吉治世まで、約400年後の成長期である、明治維新~現代に置き換えて検証。対外戦争を行った時期に違いはありますが、殖産興業や自由化など意外に共通点があり興味深い。このまま徳川政権のような停滞期に入るのをどう防ぐか、といった警鐘でもあります。
    その他の織田信長、豊臣秀長、石田三成の章は、「~に学ぶ」的なありがちさで今一つ。

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    2015年03月08日
  • 体制維新――大阪都

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    大阪都構想の住民投票が決まり、賛成と反対の意見が真っ向から対立している。2015年2月現在、4年前の著書だがその主張には一貫性あるこもがよく分かる。関心ある人はよんでおくべき本。

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    2015年02月08日
  • 平成三十年 (下) 天下分け目の「改革合戦」

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    現状を憂うのでなく、解決策を提示しているのが好感触だったがある意味予想できる衝撃の最後でひっくり返った。

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    2014年01月02日
  • 歴史からの発想 停滞と拘束からいかに脱するか

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    読書録「歴史からの発想」3

    著者 堺屋太一
    出版 日経ビジネス人文庫

    P86より引用
    “信長は社会の諸勢力を一つの実力集団としてしか見なかったの
    である。”

     目次から抜粋引用
    “知の宝庫「戦国」を読む
     日本史に学ぶ「組織」と「人間学」
     中国史ーー万古不変の知恵”

     元官僚で作家である著者による、歴史の中から現代の状況に役
    立つ教訓を紹介する一冊。
     日本の戦国時代から近代中国まで、偉人たちの軍事・政治・経
    済での成果を取り上げて書かれています。

     上記の引用は、織田信長について書かれた項での一文。
    何か一つしっかりとした基準を持っていれば、いざという時に判
    断に迷わなくて良いのかもしれません。
     歴史からのと題されていますが、日本なら十六世紀戦国、中国
    ならモンゴル大帝国と、狭い範囲を例にあげているようです。
    同じ著者で同じシリーズが出ていたらいいなと思いますが、巻末
    の同社からの著作紹介では見当たりません。同署は過去に他社か
    ら出版された物の文庫化なので、もっとシリーズ化されていても
    いいように思います。

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    2013年11月29日
  • 平成三十年 (下) 天下分け目の「改革合戦」

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    新聞連載小説。

    国家公務員の木下さんが主人公。
    世の中は何度も改革が唱えられながらも、官僚に押さえ込まれて「何もしない」まま平成30年を迎えていた。
    主人公が所属する情報産業省大臣・織田信介が、着々と改革を巻き起こしていくお話。

    明智さんや波多さんやら、戦国大名の名前を戴いた登場人物たちによって平成の世が語られる。
    新聞に掲載された平成9年~10年からは20年後の話であり、現時点で近いことも有れば、全然違うこともある。
    けども、「何もしない」ままでいると決して良い方向には行かないのであり、官僚に任せっぱなしでは日本は倒壊してしまうんだと描かれていた。

    このままだとこの「平成30年」により近づいてしまうんだろうな。
    慣習をひっくり返すような政策であっても、ちゃんと計算して根拠を持って、
    自らの私腹を肥やすことなど眼中になく、真に国民を思って改革を断行しようとする織田大臣のような人は出てきてない。残念だ。

    そしてこの小説は読み物としては読みにくかった。
    小説家じゃないし、しょうがないけども。

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    2013年11月26日
  • 鬼と人と 上巻 信長と光秀

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    部長に『歴史好きなら』と勧められたので。同じ歴史を信長と光秀からこうも感じ方ちがう?てのがおもしろい。堺屋さんてこんなもん書けるのになんで、道頓堀にプールとか何で考えるのか。わからぬ。。

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    2013年08月07日
  • 人を呼ぶ法則

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    最近、仕事でも趣味の中でも、「一対多」の場を作るという機会があります。
    そんな時に、「もっと多くの人に集まってもらいたい」と思う場合がまま、あります。
    この本は、大阪万博を仕掛け、のちに経済企画庁長官も勤めた、国レベルの「人集めのプロ」による一冊。
    まず、イベントというものの意義と効果を説き、大阪万博、沖縄の観光地化といった、自らの経験から得られたことを記述しています。
    そして、80年代以降に多発した博覧会の問題点分析と、自身が携わり大阪以来の入場者記録を樹立した上海万博の分析を通じて、イベントを開催するにあたって考慮すべき項目を整理しています。
    本書で繰り返し書かれていることを自分なりに要約すると、「主催者側の意志を明確にし、その本音が伝わりかつ、多くの人に共感してもらえるようなイベントの構成を作り、広報活動をすること」が、イベントを開催するにあたっての基幹となることなのだなと、受け取りました。
    そして題名になっている、「人を呼ぶ」ということが、多様化しているといわれている現在の社会の中でも、重要度の高いことなのだなということも、本書を読んで認識しました。
    ところどころ、我田引水的な記述が気になりますが、国レベルでのイベント運営に携わり、日本という国、そして開催地への強い影響を残した著者による言葉ということもあって、参考になる箇所の多い一冊でした。

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    2013年05月15日
  • 体制維新――大阪都

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    こうしてまとまった本のかたちで読むと橋下徹の主張することは具体的かつ明快であるが、彼はなぜ一方でTwitterなどで「バカ」だの「アホ」だの罵詈雑言を吐散らしているのだろう。本書のようにじっくりと説明すればいいのと思うのだが。

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    2013年04月11日
  • 人を呼ぶ法則

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    自慢話も多いが、
    参考になる部分も多かった。

    「イベント」の定義をしっかりしないと混乱を招く可能性あり。

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    2013年01月31日
  • 鬼と人と 上巻 信長と光秀

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    戦国時代の覇者、信長。古き慣習に縛られず、中世から近世へと日本を導いた男。

    古き慣習側の代表として明智光秀の独白と新しき時代の担い手としての織田信長の独白を交互に交えていく形が面白いです。

    信長の論理を理解できない光秀、光秀の論理を理解できない信長。
    二者の掛け合いが絶妙です!

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    2013年01月01日
  • 体制維新――大阪都

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    ネタバレ

    二重行政。
    大阪府と大阪市。大阪市は基礎自治体にしては大きすぎる。それぞれの区長が役人なので、主体的な決定ができない。そして広域自治体としては大阪市だけでは視野が狭すぎる。なので、「大坂都」構想。
    成長戦略を国が作る時代では無くなってきた。日本には少なくとも東京の他にもう一つ大きなエンジンが必要だ。
    人事を変え、経営を変えても駄目なら体制を変えねばならない。納得。

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    2012年12月20日
  • 歴史からの発想 停滞と拘束からいかに脱するか

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    ネタバレ

    戦国時代を組織論的にみると面白い。
    こういう駆け引きとか権力闘争とか好きなんかね
    三成の自分の中での評判が上がった、し、ちょこちょこ「私の著作の~」とかあって、不覚にも読みたくなってしまった。

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    2012年09月12日
  • 平成三十年 (下) 天下分け目の「改革合戦」

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     将来の日本の高齢化社会と政治の予測小説。いまのところ政治には明るくないのでいまいち理解し切れない部分があった。

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    2011年10月24日
  • 日本を創った12人

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    光源氏という人選には驚きますが、選ばれし12人の男たちがそれぞれ日本人に多大な影響を与えていることが分かります。
    古人のやったことを現代的な感覚で置き換えてくれるのが分かりやすいです。

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    2011年08月04日
  • 日本を創った12人

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    ネタバレ

    【登場人物】
     聖徳太子
     光源氏
     源頼朝
     織田信長
     石田三成
     徳川家康
     石田梅岩
     大久保利通
     渋沢栄一
     マッカーサー
     池田勇人
     松下幸之助

    上記12人を選出した訳は買ってからのお楽しみ・・・

    ちょっこと紹介すると、

    ~聖徳太子~

    世界で類を見ない、「ええとこどり」の精神で『神・仏・儒習合思想の発案』により、宗教戦争とは無縁の日本文化の礎を築いた偉大なる思想家。

    だそうです。

    だから我々日本人は、

    安産祈願に神社へお参りし、教会で結婚式を挙げ、お盆やクリスマスパーティーを楽しみ、最後は仏式で葬式。


    他の11人についても同様に、あまり知られていない「顔」を垣間見せてくれた日本人必読の書!かも知れません。

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    2011年04月07日
  • 平成三十年 (下) 天下分け目の「改革合戦」

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    下。

    いよいよ改革。

    この辺からは物語っぽくなってくるので、読みやすい。

    今にも通じる色んなアイデアが出てくる。


    政治視点なので、なかなかイメージはつきにくいけれど、こんな風に時代を動かしてくれるリーダーがいればいいなって感じです。


    終わり方はあんまり好きじゃないですが、全体的に楽しく読めました。

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    2011年03月15日
  • 鬼と人と 上巻 信長と光秀

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    世の中の常識や既成概念を打ち壊し、
    神仏をも恐れない信長。
    自らを「第六天魔王」と名乗り
    光秀はその毒牙にかかってしまいます。

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    2009年12月31日
  • 油断!

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    深い

    原油問題の話
    あんまわかんねーけど
    油断すると経済はあっという間に混乱すると

    国会議員の人ってミスできねーよな
    よく考えたらw

    俺は甘いわー

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    2009年10月04日
  • 危機を活かす

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    日本は、いまや政治、経済、日本式経営、家計の四つの危機に陥っている。平成の新しい創業に向かってどのように対処したらよいのか‥‥

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    2009年10月04日