響野夏菜のレビュー一覧

  • ザ・藤川家族カンパニー2 ブラック婆さんの涙

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    今回は「みずすましの波紋の遺言」と「なくした尻尾の遺言」が秀逸だった。

    血のつながりがあるから家族になれるわけではないし、家族だから仲良くできるわけではない。
    だから、この作品を読むとほんの少し苦笑いしながら、それでもちょっぴり救われたような気分になる。

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    2014年12月20日
  • アル‐ナグクルーンの刻印 クィンティーザの隻翼

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    かなり久しぶりの再読。
    コバルト文庫で手元に残しているのはこのシリーズ5冊だけです。

    消えてしまった<連獣>、襲い掛かる妖獣、路銀のないヴュティーラ……先の展開を待ち遠しくさせる一巻目。挿絵もかわいくて大好きです。

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    2014年11月03日
  • アル‐ナグクルーンの刻印 クィンティーザの隻翼

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    アルラグーンシリーズ1感

    機械と相性が悪い破壊魔王女さま、
    ヴュティーラ。


    色んな謎がでできてこれから!って感じ

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    2014年08月10日
  • コバルト名作シリーズ書き下ろしアンソロジー(1)龍と指輪と探偵団

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    す、凄い…読まれた方の大半が「りゅーま」お目当てだった
    ようですが例にもれず私もです…
    しかも、これ、アンソロジーに載っちゃいけないような
    超重要なお話。
    これがここでくるってずるいでしょ、て感じ。

    「りゅーま」としての本になっていないお話は他に
    榎木先生の同人誌でも読みましたが、いずれも
    フウキ時代がメインのお話で、先生の中でも
    タギ・レン・シェイラ、この3人でいられた時間は
    大切なのだろうなと感じました。

    他の3編も主に0年代前半を彩った作品で、気になっていた
    ものだったので読めて嬉しいですが、
    すみません、逆に気が済みました。微妙に好みでなくて。
    長編読んだら違う感想だったらすみませ

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    2014年07月19日
  • 神抱く凪の姫1 ~キレ神様、お目覚めにございます~

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    身の内に禍つ神を封印した主人公。
    ある日儀式中に、うっかり従者がやってしまったミスにより
    副作用から逃れられた喜びを、封印されて怒る神相手に
    心のままに語りまくっていく。

    いやでもこれ、この状態を3歳からやってると思うと
    神様<自分の幸せ、ですよね。
    それはもううっかりと、神様を放置して喜びまくる…。
    分かります分かります。
    神様は非常に残念状態、ですが。

    とにかく会話が面白すぎる。
    空気読まない、というよりは、自分正直主人公と
    突っ込まずにはいられない何かがあるのか状態神様。
    そして妹大事なお兄ちゃん…シスコン通り過ぎて
    将来嫁さんもらえますか? と聞きたくなります。
    それを言ったら帝も

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    2016年03月12日
  • ザ・藤川家族カンパニー あなたのご遺言、代行いたします

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    父は同じで母は違う男5人女1人の中学生から30歳までの6人兄弟が暮らす藤川家。そこに父の隠し子?の十遠という妹がやってきて・・・
    兄、四寿雄の「遺言代行業」の仕事と、十遠と七重の関係が中心の話。よくできる七重の複雑な心境は読んでいけば、納得と思ったが最初の心情に関しては、うーん?と思うところもありました。
    異母兄弟の話は結構ありますが、この話は一部を除き終始暖かい関係というのが書かれていて癒し系だなぁという感想です。そんな家族だからこそ「遺言代行業」なんて仕事もできるのかなぁと思いました

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    2014年04月26日
  • コバルト名作シリーズ書き下ろしアンソロジー(1)龍と指輪と探偵団

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    榎木洋子さん目当てに購入。
    アンソロジーとは思っていなかったけども、「龍と魔法使い」が読めたので悔いナシ!

    「龍と魔法使い」は、タギが余生をシェイラと過ごすために、シェイラが眠っている洞窟に着いたところから始まり、シェイラが起きてタギと会話を交わすまでのお話。
    大部分はシェイラが夢で見ている過去の話.
    シェイラがタギとレンを巻き込んで宝探しをするんだけど,それはあの人の恋の話に繋がっていて…!

    満足!!

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    2013年12月04日
  • 東京S黄尾探偵団 少女たちは十字架を背負う

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    中学~高校で夢中になって読んだ。
    とにかくキャラも書き方もはちゃめちゃ!1巻はもしかしたら大人しい方かも。巻を重ねるごとにむちゃくちゃのレベルが上がっていった気がするw

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    2013年10月10日
  • 振り返れば先生がいる

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    ネタバレ

    新しい担任は金髪にピアスにとうみてもホストだろ! って感じの若い先生。
    主人公は母が死んだばかりで、色々大変なのに、この先生が父親だと⁉
    ……みたいな内容。

    先生であるスズキがなかなか読めない男で、面白かった!
    こういう設定のもの好きかも。他にないかなぁ?

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    2013年08月12日
  • 月虹のラーナ

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    この作者のデビュー作品。
    時々読み返したくなる宝石箱のような作品です。
    ある日突然人が消えてしまった世界で、無人の遊園地から物語は始まる。
    奇術師と売り子の人形。
    意志を持ち動き出した海に閉じ込められた人魚姫。
    風が止まると死んでしまう空族。
    その設定だけでわくわくする。世界観が凄く魅力的な可愛くどこか切ないお話がつまった短編集。
    一冊で完結なので読みやすいかと。

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    2012年09月24日
  • 女神の娘の恋歌2 光の乙女、闇の聖女

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    ネタバレ

    2巻目。グメーラにミーナの幼なじみのフィーナがやってきて、レイヴェンだけがフィーナを男と勘違いしてましてけど、ここでやっと、マライナとジャイナルの話が本格化してきました。

    ミーナの髪が黒くなったりして、どうなるかと思ったけど、元に戻ってよかった。けど、このニコイチの兄弟がこれからどうなるのか、先が読めないです。

    イラストでラバトの人バージョンも見れたし、満足。
    マライナとの過去も気になります。

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    2012年06月08日
  • 女神の娘の恋歌1 暁は伯爵、黄昏は魔王

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    ネタバレ

    コバルトではよく見かけた響野夏菜さんの作品。サブタイトルで、二人の関係はすでに明らかですが、なかなか面白かったです。

    私はレイヴェン派ですけど、よく考えるとこんな三角関係って、最後どうなるんだろうってちょっと考えます。

    ミーナが女神の娘という設定であれば、最後はレイヴェンの方に行きそうですし、バスコイの正体が軍神バヌルの息子というのも気になるところ。次巻も楽しめそうですが、3巻目買ってないのが複雑。

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    2012年06月08日
  • 女神の娘の恋歌1 暁は伯爵、黄昏は魔王

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    怪しげな噂がある地域に赴任してみたものの
    そこにいたのは噂とまったく違う伯爵。
    首をかしげつつ仕事をしていれば、はっきりと見えてくる違和感。
    そして、夜の庭で会った、伯爵の『弟』だという青年。

    とりあえず、伯爵と『弟』の関係は分かりました。
    しかし、この人達寝てなくてもいいのか? と
    どうでもいい所に疑問を抱いてしまいました…w

    歌によって、祈りや『力』を行使できる、というすごい職業(?)ですが
    咄嗟に歌が出てしまうほどの修行というと、どれくらいでしょう?
    設定から考えると、そうなってしまうかとは思いますが。

    いやしかし、もしかしなくてもこれは
    じれじれっぽい状態で終

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    2012年03月02日
  • 【特典番外編つき完全版】鳥籠の王女と教育係 恵みの環の花嫁

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    鳥籠の王女と教育係シリーズ最終巻。
    何はともあれ、物語を最後まで読むことが出来るのは、確かにしあわせな事ですね。

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    2012年02月04日
  • 【特典番外編つき】鳥籠の王女と教育係 魔王の遺産

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    ネタバレ

    サブタイトルの「魔王の遺産」と表紙のエルレインの涙がひっかかりながら、読みました。

    最初は、最近続くようなマンネリ感がありましたけど、イの王の気配がなくなってからは、帯にあるように風雲急を告げる状態に。

    イの王の魔力の守護を受けていたエリアルダは、魔力が使えなくなると国力が衰え、それを見越してイの王を殺した隣国ダキニアと戦いになりそうな感じです。

    しかも亡くなったイの王の代わりに誰かが魔王にならないといけないんだろうなぁ。途中の展開から、これはやっぱり、もしかしなくても、ゼルイークってことよね?って思ってたら、やっぱりそのとおりでした。
    別れる時にも皮肉を言ってしまったエルレインですが、

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    2011年12月31日
  • 東京S黄尾探偵団 Kの処刑場

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    ネタバレ

    久しぶりのS黄尾シリーズは、心にズシリとのしかかる悲しい事件でした。
    表紙がいつもより大人しいのはこの為か・・・。
    恋愛モノみたいとか言ってごめん。

    テーマがあるなら、「過去とどう向き合うか。決着をつけるか」だと思います。
    犯人は、K-EXCUTON
    ‘EXCUTION‘の意味は、死刑執行。連続殺人事件という形で決着をつけました。
    仕返しが傷を癒すことはない。絶対に。
    というのは、本編の花音の言葉ですが、私もそのとおりだと思います。

    そう思いながら、頑張って過去と自分と戦っている花音と犯人の短い会話は、切なくてやりきれない思いが残りました。

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    2013年01月20日
  • 鳥籠の王女と教育係 さよなら魔法使い

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    エルレイン、ゼルイーク、アレクセル、オルフェリア。
    4人の関係に変化が見えてくる一冊。

    ここからは、ゼル先生はヘタレ街道まっしぐら。
    アレクセル王孫子の株は上昇し続けます……。

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    2011年07月16日
  • 鳥籠の王女と教育係 姫将軍の求婚者

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    番外編のような話。

    オーデット編とエリアルダ編の幕間劇というか。
    今回はオルフェリアが主役(?)です。

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    2011年05月25日
  • 鳥籠の王女と教育係 永遠の恋人

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    物語としては〈第一部完〉といった感じです。
    王女の呪いに区切りがつきます。

    といっても、本当の戦いはこれから始まる訳ですが……。

    ストーリー展開上(世界設定上?)、
    王子は切ない役回りなのが気の毒。

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    2011年05月25日
  • 鳥籠の王女と教育係 婚約者からの贈りもの

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    「城から出たら死ぬ」「触れた異性がカエルになる」
    2つの呪いをかけられている主人公。

    そんな彼女が、大国の王子に見染められ婚約。
    呪いを解くための教育係が来て、ついでに王子も来て、という話です。

    あらすじに惑わされてはイケマセン。
    タイトル通り「王女と教育係」です。

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    2011年05月25日