あらすじ
【特典番外編を収録】エルレインと同じ時を生きるため、魔法使いをやめる決意を表明したゼルイーク。ところが、退位の時期が迫る中、魔王イゴーゼルの気配が消えた! それは、魔法王国エリアルダの守護が消えたことを意味した。王は魔法非常事態宣言を出し、ゼルイークの退位問題は一時保留となってしまう。そして、原因を探るため魔界へ行った恋人を追い、エルレインも魔界へ向かい!? 物語はついに佳境へ!! 【電子版特典】web上で公開されていた番外編「カエルの好きな王妃さま」「<ローレシュ男子会>の夜」を収録!! 【目次】鳥籠の王女と教育係 魔王の遺産/特典番外編 カエルの好きな王妃さま/<ローレシュ男子会>の夜/鳥籠の王女と教育係 用語集/あとがき
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Posted by ブクログ
サブタイトルの「魔王の遺産」と表紙のエルレインの涙がひっかかりながら、読みました。
最初は、最近続くようなマンネリ感がありましたけど、イの王の気配がなくなってからは、帯にあるように風雲急を告げる状態に。
イの王の魔力の守護を受けていたエリアルダは、魔力が使えなくなると国力が衰え、それを見越してイの王を殺した隣国ダキニアと戦いになりそうな感じです。
しかも亡くなったイの王の代わりに誰かが魔王にならないといけないんだろうなぁ。途中の展開から、これはやっぱり、もしかしなくても、ゼルイークってことよね?って思ってたら、やっぱりそのとおりでした。
別れる時にも皮肉を言ってしまったエルレインですが、今までのちょっとだれた感じの皮肉の応酬とは違って、ゼルイークもエルレインもなんか切ない感じがしました。
途中、エルレインにヒントをくれたのは、意外にもエルゼラスでしたけど、彼も手を出してはいけないあちらの世界の根幹を担う魔王の一人であれば、結局エルゼラスを倒すことはできないってことでは?って疑問がちょっとありました。
結局エルゼラスのことはそっちのけな感じで、次回最終巻になるみたいですけど、ゼルイークが本当に魔王になるのか、ダキニアとの戦いはどうなるのか、エルゼラスはどうなるのかっていうのが、1冊に収まるのか気になります。
次巻は来月発売って言うのは、内容を忘れなくていいですね。
編集者最低
特別番外編付き版を読了。
番外編では「カエルの好きな王妃さま」「ローレシュ男子会」の2話
あとがき後に「毒舌と緑色の日々」
カエルの好きなーで完全に最終巻のネタバレくらったオチまできっちり読まされた。こんな最低な本はじめてだわ!最終巻買ったのに読む気失せた最悪!注意書きを載せる案が出せれるだけ育ってから仕事してほしいね
本編なんてネタバレでぶっ飛んだわ