響野夏菜のレビュー一覧

  • ダナーク魔法村はしあわせ日和 ~都から来た警察署長~

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    要約すると
    田舎に飛ばされた公務員が箒でひき殺されそうになったけど最悪の状況は回避され、二番目に悪い状況に巻き込まれていく
    お話です。

    元気な暴走娘と少しマイナス思考な苦労の星の下に生まれたかわいそうな青年のほのぼのコメディ作品です。

    ただのほのぼのコメディならそんなに心ひかれませんが設定が結構細かくて村のおきてから言語まで細かい設定が決まっており、丁寧に作りこまれている作品だと感じました。

    そしてこの作品の面白い要素が
    村の外に出れば魔法なんて全く関係ない世界であり、少数派な主人公の青年がなかなか状況に馴染めない哀れ感が面白かったです。

    人の不幸は蜜の味ってこういう時に感じることなの

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    2011年05月14日
  • 女神の娘の恋歌3 一瞬の光、永遠の輝き

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    ラスト、そっちに行ったんですねー。最近、三角関係要素ありの恋愛ファンタジーで、報われない方ばっかり応援してる気がするよ・・・。切なさ含みつつ、綺麗にまとまって終わってた気がします。

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    2011年05月02日
  • 鳥籠の王女と教育係 魔法使いの選択

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    ネタバレ

    いつも買ってすぐに帯の下のカエルチェックをするのですが、今回はチョコケーキを食べるカエルが一匹・・・。
    これはアレクセルですね。

    この巻のメインは、またしてもアレクセルで、ゼルイークの影がちょっと薄くて残念です。
    (次巻では活躍すると宣言してましたけど、どうなることやら)

    ゼルイークパパである魔王も登場ですが、予想に反して、ゼルイークとの仲は良好そうで、挿絵が見たかったです。

    しつこいストーカー魔王のエルゼラスとの対決は近そうですので、次巻夏らしいですけど、楽しみです。

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    2011年03月17日
  • 鳥籠の王女と教育係 魔法使いの選択

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    ネタバレ

    またしてもふーらーげー☆

    発売日に読まれる方、本当に申し訳ありません。


    詳しい感想はまた後日、修正します。

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    2011年03月01日
  • ダナーク魔法村はしあわせ日和 ~ただしい幻獣の飼い方~

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    ネタバレ

    4作品が収録された短編集ですが、本編の間の話もあって、後書きによると、本編も含めて下記の順になるとのこと。
    確かに本編でも、短編集の内容に触れている部分もあって、気になっていたので、この順で読むと最後までスッキリ読めると思います。

    1.都から来た警察署長
    2.クライン署長の優雅ではない休日(「ただしい幻獣の飼い方」に収録)
    3.ひみつの魔女集会
    4.ドラゴンが出たぞ!
    5.うるわしのエラ(「ただしい幻獣の飼い方」に収録)
    6.たのしい使い魔生活(「ただしい幻獣の飼い方」に収録)
    7.いとしのマリエラ
    8.ただしい幻獣の飼い方(「ただしい幻獣の飼い方」に収録)

    <クライン署長の優雅ではない休

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    2011年01月08日
  • ダナーク魔法村はしあわせ日和 ~いとしのマリエラ~

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    この巻で村人の主要な人物関係がちゃんと分かりました。本当に村中親戚って感じです。

    これまで、チラチラ出てきてはいましたが、答えが出てなかった、フランが次期魔女長候補から外されているのかという理由や、ビーの成績が悪いのに、力は強いと言われる理由とビーにそっくりのマリエラの正体も分かりました。ちょっとすっきり。

    また、「鳥籠の王女と教育係」で出てきていた魔王ゼラスが出てきました。長生きしてて、またここでも騒動を引き起こしてるみたいで、ほんと困った人(?)ですね。

    それにしてもどうもこの巻で最終巻のようですが、前巻で出てきていたイズーの義兄デイルとは対決しないのか、とか、国境警備隊隊長のレカー

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    2011年01月08日
  • ダナーク魔法村はしあわせ日和 ~ドラゴンが出たぞ!~

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    ネタバレ

    突如村の外でドラゴンが出現したという一方を受けて、イズーとビーが調査をしにいくことに。ビーは初めて村の外を出て、外では魔法を使えないことに愕然とします。

    世の中は魔法が廃れていて、しかも男の魔法使いは数が少ないというのに、今回2人も魔法使いが追加されてます。一人は、エリアルダの王子ライで、もう一人は1巻で出てきてた、イズーを裏切った義兄デイルです。意外と多いやん(^^ゞ

    エリアルダといえば、もちろん、「鳥籠の王女と教育係」のカエル王子の国で、ライのひいおばあちゃんとビーのおばあちゃんが姉妹ということは、ビーはカエル王子の親戚ってこと・・・なんて、物語とは全く関係ないところが気になっちゃいま

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    2011年01月08日
  • 鳥籠の王女と教育係 姫将軍の求婚者

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    ネタバレ

    「鳥籠の王女と教育係」シリーズ4冊目。

    青殻宮にエルレインの婚礼用のドレスのデザイナーとして、ヴィエンカ登場。あれ?なんかゼルイークに似ているって思ってたら、お姉さんでした。しかも悪の魔女。

    オルフェリアの初恋相手で師匠であるイスヴァートの妻、ユラ・メリサが夫の暴力と浮気で青殻宮にかけこんできて、騒動に巻き込まれます。騒動の原因は、ヴィエンカでしたけど、その理由は最後まではっきりしたことは分からず。なんかほんとに姉なのかも怪しい感じです。

    今回の主役は、オルフェリアとアレクセルで、ゼルイークはほとんど使いっ走りとお茶くみ侍女になってました(^^ゞ

    それに、なんだか、オルフェリアとアレク

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    2011年01月08日
  • 鳥籠の王女と教育係 魔王の花嫁

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    ネタバレ

    「鳥籠の王女と教育係」シリーズ 2冊目です。

    王女エルレインと教育係ゼルイーク、婚約者アレクセル、王女の友人オルフェリアの4人の他に、新たなキャラとして、王女の初恋の人、システィークが出てきました。
    システィークは挿絵で見ると、いい男ですが、やっぱ、私的にはゼルイークの方が好きですね。
    黒髪好きです。

    この物語の設定として、ゼルイークは王女に触れてもカエルにはならなくて、手をつないだりしていれば、外に出ても王女は死なないっていうことで、婚約者の前でも近くに寄ったり、べったり手をつないだりしてて、教育係がそれでいいのか?って疑問もありますが、ゼルイークが王女に触れてもカエルにはならない理由が

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    2011年01月07日
  • 鳥籠の王女と教育係 恵みの環の魔王

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    へたれの称号を戴いたわりに攻めに入るゼルイークに恐れ入る。エルレインの照れ方が可愛すぎて、こっちにも照れが伝染してます。ヒイッ。
    ものすごくさらっと重要事項が明かされた気がしなくもないんですが、このふたり、というか4人の絆の強さとか意志の固さとかがしっかりしてるので、不安にならずに続きが楽しみ。
    ところで終章でエルレインが浮かべた「消えない傷跡」に、昨今の露中関係思い出してあうぁーと思った。許すとか受け入れるとかって、言葉にできるほど簡単じゃないですねー。

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    2010年11月07日
  • 女神の娘の恋歌1 暁は伯爵、黄昏は魔王

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    ゴシック調な展開が良い感じ。王道展開をちょっと崩してくるのがさすが響野先生!です。主人公が定番の天然ドジっこじゃなくて、きりっと聡明な感じなのも好みー。
    そしてラスト、伯爵様にやられました。魔王さんもかっこいいとは思うけどやっぱりね、優等生の意外性ってすばらしい切り札だと思うんだ。。。

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    2010年11月07日
  • 女神の娘の恋歌2 光の乙女、闇の聖女

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    全力で伯爵様のターン!!え、表紙的にキャラ配置間違ってませんか後で修正されますよね!?・・・と変なテンションになるくらい伯爵素敵すぎた。話は少し急ピッチ過ぎるかなー。でも、王道と見せかけてちょい変化球な展開やキャラが好きです。

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    2010年10月30日
  • 鳥籠の王女と教育係 嵐を呼ぶ王子

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    シリーズ6作目。
    人気シリーズだけあって面白かった。
    場面場面が楽しいんだよなー。
    恋とのろい、恋する気持ちを封じられるという設定もキュンキュンくるし。
    うん、萌えだな。

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    2010年12月01日
  • 睡蓮の記憶―ダードリア・アーシェナータ

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    不思議な話。
    たくさんの色が散らばって、とがってたりキラキラ光ってたりくすんでたり、どこかゆがんでいびつな痛い感じ。でもそこが好きだった。

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    2010年05月20日
  • アル‐ナグクルーンの刻印 クィンティーザの隻翼

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    イラストと、独特の世界観がマッチしていて好き。
    完結して欲しかった…
    作者はまだ存命なので、いつか続きが出ることもあるかもしれないと期待する。

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    2010年05月20日
  • 鳥籠の王女と教育係 永遠の恋人

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    なんだか気合が減速気味かなぁと感じました。
    これから諸悪の根源(?)に向かい合う、という勢いがなくて。
    全体的にしっとりとした雰囲気でした。
    読者には読み切れる情報ばかりで、なんとも言い難い筋ではありましたが、雰囲気は他の作品にはないものかな、と思います。

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    2010年01月16日
  • ダナーク魔法村はしあわせ日和 ~ドラゴンが出たぞ!~

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    ついにドラゴンまで出ましたか…と、お約束アイテム(?)に
    わっくわくな感じです。
    とはいえ、出てきたのは村にではなく『外』の方。
    おもりとして一緒に放り出された事態は
    思いっきり仕事外では?w と思ったり。

    してる事はシリアスで、ちゃんとシリアスが続いていたのに
    それの反動かのような最後!
    爆笑してしまいましたね。

    とっとと感情の名前を悟って受け止めたのは
    生真面目さゆえでしょうか?
    子供vs大人はちょっと面白かったですw
    所詮どこまでいっても、男は『子供』だというのが
    非常によく分かります(笑)

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    2009年12月29日
  • ダナーク魔法村はしあわせ日和 ~ひみつの魔女集会~

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    魔女が集う時、魔女以外のものは外に出てはならない。
    それを破れば『ふふふ』の刑が待っている?!

    一歩もダメですか? と読んでいて思いましたが
    まさかそうくるとは…。
    主人公はけして規則を破りませんからね(笑)
    前半…といいましょうか、全体的にやはり爆笑でした。
    うん、1人生真面目だと、非常に笑えますね。

    少しずつ謎の糸口が見えてきますが
    それがどこに繋がるのかはさっぱり。
    あっけらかんと種明かしがくるのか、それとも…。

    ところで、転移の魔方陣を使った事がある記述がありましたが
    前作からこの文章までに、そんな話がないのですが…。
    コバルト雑誌でやった番外編でしょうか?

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    2009年12月29日
  • ダナーク魔法村はしあわせ日和 ~都から来た警察署長~

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    地位からみれば栄転の青年と、村娘の話。
    …だったら、どれほど普通の話でしょう。

    村には箒が飛び交い、ありえない状態で現れる住人達。
    常識がひっくり返ると言えばまだいいですが
    通じるような通じないような…。
    田舎ってこんなもんです、という感じです。

    生真面目なせいで苦労を背負っている青年の
    過去には何があったのだろう…という謎から
    村の頭を抱えたいような現実まで。
    思わず笑ってしまうような生活でした。
    むしろ最後!
    1人で読んで下さい、周囲に注意です!!

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    2009年12月28日
  • ガイユの書 薔薇の灰は雪に

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    どこまでも谷の底を行くかのような、救いのない話。
    ようやく見えたひとつの光。
    それを掴み取る事ができるのか。
    それとも、それは空の星なのか。

    どこまでも相手のために行動するその姿も救いがなく
    終わりがなく、どれも選べず。
    本当にここで終われるのか、疑問盛りだくさんでしたが
    あまりな終わりに呆然と、3度ほど読み返してしまいました。
    潔すぎるその選択というか、断ち切り方というか…。
    やられた方としては、もう泣くしかないですね。

    疑問に思ったのは彼女が一体どこで王妹にあったか。
    思い返してもても、それらしき部分に憶えがないのですが…はて?

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    2009年12月24日