押見修造のレビュー一覧
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購入済み
まだまだ
ともかく、常盤さんがかわいい!! 春日くんと逢って、今までずっと隠してきた本当の気持ちを理解してもらい、彼女自身、真実の自分をとりもどせた感情のひとつひとつが、細やかに、瑞々しく表現されている。 正に桐生時代の仲村さんと出合った頃の青春時代バリバリ感が復活した感じだ。常盤さんも春日君もこの巻で自分を取り戻して行く様が、前巻から『クレッシェンド』の様に力強く表現されている。 で、一気にクライマックスかぁと思ったら、なんと佐伯さんとの再会、押見先生は本当に急展開の好きな方だ。
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購入済み
まだまだ
押見修造作品は、「悪の華」で出会った。そして嵌った。「悪の華」七巻は全くの新展開、第二部と呼べるものなのかは作者に聞かないと分らないが、少なくとも春日高男の家族以外は、全て入れ替わってしまった。この展開は、この作品を執筆する前から決まっていた物なのか、それとも巻を重ねる途中で、中学生編以降も継続する方針になったのか作者に聞いてみたい。私は「佐伯さん」的部分と「仲村さん」的部分の両方を併せ持った感じがした。まあ常葉さんは一般常識人である事には間違いないが。それと、新展開にありがちな、のんびりほのぼのムードは、早くも嵐の予兆を感じさせるような七巻の終わり方だ。作者の構成の妙を感じさせる。
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購入済み
まだまだ
この第6巻で中学生編がほぼ終了する。誰もが思春期の頃に考えたことがあるのではないだろうか。周りはクソムシ(上辺しか見てない人)ばかりであると。自分はその一部に与したくないと。しかし、有象無象のクソムシの海から抜け出すには自分は弱く、特別でも何でもない。そんな残酷な現実を受け入れることもできない、と。あえて簡潔に言葉で表現したが、悪の華の中学生編は、言い表せないような思春期の葛藤を見事に描き切っている。コマ割りなどカットごとの空気感も絶妙である。なぜこのような神のような所業が可能なのか。
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はくはく
「向こう側」に行く手段は、何かに打ち込むなどで人それぞれある。
格闘技でも、スポーツでも、勉学でも、音楽でも、アートでも良い。
壊れた者についていくと、良い結果にはならないし、人生を破滅させる恐れさえある。
壊れていても、中村さんの様に「確固たる自分」を持っているとカリスマ性を纏ってしまう。
思春期でまだ判断がつかないうちは、そんな子にハマってしまうのかもしれない。 -
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わくんく
二部スタートってとこですかね。
表紙もガラッと変化しましたね。
主人公もだいぶ変化して来ましたし先行き楽しみです。僕は登場人物のモヤモヤ・ドロドロ感が非常に強く、好き嫌いがはっきり分かれそうな作品です。私は好きですが…。高校生編に入ってから、画力が劇的に上がっています。ストーリー、キャラクター、心理描写ともとてもよく、次の巻が楽しみな作品です。自分の思春期時代を思いだし少し恥ずかしい気持ちにさせる作品ですね。 -
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わくわく
読み進んで本の中に引き込まれると、なんか自分が悪いことしたかのように錯覚させられるマンガ。常にハラハラ、ドキドキしながら読むマンガです。ほっとするところがほとんどない。今の生活に悶々としている人は世界観が変わって、スッキリできるのではないかな。私じゃダメ?
私とは誰か。
一般よりも抜き出た理想的な私。
これでも満足出来ないほど、変態とは突き抜けた存在なのか。
これは強い投げかけである。
面白い。オススメです。 -
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ぞくぞく
2017年12月17日に日本でレビュー済み
変態とは。
自分が変態という事で、一歩抜け出せるなら、変態で良いのか。
何が正なのか。
面白い。心の闇を描いた中二病的な要素を内包する作品です。
「刺激」的でエンターテイメントとして成立してます。
自分が変態という事で、抜け出せるなら、変態で良いのか。もう、読み出したら止まらない❗誰でも持っている後ろめたい闇をじわじわ剥がされていく感じ。もう、最後まで読破しなけりゃ、終われない‼ -
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はらはら
読み進んで本の中に引き込まれると、なんか自分が悪いことしたかのように錯覚させられるマンガ。常にハラハラ、ドキドキしながら読むマンガです。ほっとするところがほとんどない。今の生活に悶々としている人は世界観が変わって、スッキリできるのではないかな。私じゃダメ?
私とは誰か。
一般よりも抜き出た理想的な私。
これでも満足出来ないほど、変態とは突き抜けた存在なのか。
これは強い投げかけである。
面白い。おすすめします。 -
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タイムリーなテーマ
次々と問題作を世に問う作者 押見修造が、今どきの流行りテーマであるLGBTを正面から扱った作品である。丁寧な作風はこの作品でも健在であり、特に優等生キャラの描き方がなかなかに良い。今後どの様な展開になるかとても楽しみである。
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ネタバレ 購入済み
編集の一生がない・・・
娘の友達 という作品で知った作者さんの新連載が最近なくて残念ですが、
この漫画雑誌のラインナップは最強です。
サンダーボルトに関しては、
MS戦としてはちょっと地味だったかもしれませんが、ジムカスタムや新たなペガサス級タイコンデロガ(パイロットや艦長がムーンライトマイルで見たような・・・)のワクワクポイントもあり個人的には大満足。
今冬にはムーンライトマイルが再開されるようなので話数的には20巻あたりで完結しそうな感じですね。
今後はビグザムが起動し、月のAEへ進撃。史実には無かったAEの壊滅というシナリオか。それとも連邦の物量の前にダリルたちの敗北か。まったく予想がつきませんがイオ
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