山口恵以子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ私が『食堂のおばちゃん』に出会ったのは2018年のこと。
その年のうちに第4弾まで読み終えて
第5弾『真夏のやきそば』を読んだのは2020年。
あれから4年半ものご無沙汰で…
でも、「はじめ食堂」は変わらず営業していて
一子(いちこ)と二三(ふみ)、
そして万里はさらにパワーアップして美味しい料理を出していた。
第6弾でははじめ食堂のメニューが国際色豊かになっていく。
この本が発行されたのは2019年で
2020年開催予定だった東京オリンピックも目前だったしね。
はじめ食堂は美味しい料理がいただけるだけでなく
ちょっとしんどい心に
優しく寄り添ってくれる場所でもあるのよねぇ。
はじめ食堂も数々の困難に見舞われるんだけど。
そのたびに力を合わせて
常連さんたちに支えられて乗り越えていく。
第6弾で「はじめ食堂」を巻き込んだ災難に対して
一子の言葉
「だから災難に遭ったときは、原因を考えちゃダメ。
『どうして私がこんな目に?』
なんて考えても時間の無駄。
元々理由なんかないんだから。
そして、一番いけないのは自分に原因を求めること。
『私が悪かったからこんなことになった」なんて、
絶対にいけません。
災難は空から降ってくるんです。
雨に降られたのは人のせいじゃなくて、
雨が降ったからです。
人は悪くありません」
そして二三の言葉
「私たちがこれからやるべきことは対策よね。
傘を買うか、借りるか、雨宿りするか…」
うん!
傘を買ったり、借りたり、雨宿りしたり。
その時々に選びながら
今日もぼちぼち行きましょう~
巻末には「はじめ食堂」人気メニューのレシピ付き^^ -
Posted by ブクログ
ネタバレ*出張料理人さち子が、依頼者の悩みを料理で解決していく笑いあり涙ありの痛快ストーリー。
大御所の小説家を喜ばせた意外なレシピ、依頼者の老母を元気にした魔法のスープ、異国の来客に戸惑う両親とその息子を救った言葉……。
そんなさち子は老舗料亭「花菱」の一人娘だったが、
花板である父の死によって事態は最悪の展開に。大好きだった父の味は滅んでしまうのか──。料理、そして家族を愛する全ての人に捧ぐ、渾身の連作短編小説*
日清医療食品「美し国」冊子連載の掌編をまとめただけあって、一話一話がとても簡潔で短いです。
一般的な短編集と思って読むと、ちょっと物足りないかも。
けれど、どのお話にも美味しそうなお料理と人情がぎゅっと凝縮されていて、感銘を受けます。
いつもより少しだけ丁寧にお料理をしたくなりました。 -
Posted by ブクログ
シリーズ第4弾。
「はじめ食堂」の料理は毎回美味しそう!
巻末のレシピも嬉しい。
心温まる料理と人情の組み合わせ、最高です。
特に好きだったのは、
第1話 おせちのローストビーフ
第4話 ふたりの花見弁当
食堂で働く一子、二三、万里くんと常連さんたちの距離感がいい。
家族じゃないけどたくさんの時間を一緒に過ごし、一喜一憂を共にしている感じ。
さりげなく見守って、応援して、当たり前のように心も力も合わせられるってすごい。
食堂を舞台に繰り広げられる人間模様も食堂メニューも、楽しみながら安心して読めるシリーズで読むたびにホッとしています。
着々と読み進めていきたい。
『美味しい物というのは、どうしてこんなに人を幸せにするのだろう』
『世の中は面倒なことだらけです。自分の選んだ道をまっとうしようと思ったら、避けて通れないことが色々あります。』 -
Posted by ブクログ
3冊纏めて購入したが、中々すぐに読み続けられない。苦手な短編とファンタジー系ということか?
自室でうたた寝し、目覚めて階下の居酒屋に行き準備。その後、常連が顔を出し世間話。悩んでいる人々が現れ、悩みが解消して帰ってから再度店を訪ねると30年前に亡くなって閉店した居酒屋と判明。このパターンで淡々と進んで行く。安心は安心な展開なのだが。
それと常連との会話が30年前の時代の会話で、新しいお客との会話が現代なので混乱する。亡くなったはずの常連でも、現在も生きている子や孫が出てくるので、こちらも分かりにくくなる要因。
出てくる料理が簡単でありながら美味しそう。レシピが付録で付いているのは良い。