山口恵以子のレビュー一覧

  • 食堂メッシタ

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    ~2019.11.09 
    食堂のおばちゃんシリーズにも登場していた「メッシタ」。どんなお店なのか気になっていた。確かにおいしそうだけど、はじめ食堂ほどの魅力を感じないのはなんでだろう。
    お客さんの描写が少ないからかな。

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    2019年11月30日
  • 工場のおばちゃん あしたの朝子

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    あしたの朝子さんは、食堂のおばちゃんのお母さん。
    姑・小姑はともかく、お舅さんとうまくやっている様子は読んでいて気分がいい。
    戦後の日本が活気づいていく様子が手に取るようにわかった。
    男にばかり都合のいい世の中なのに、元気に生きている朝子や叔母みたいな女性の存在こそが、昭和の日本を支えてきたのだろう。

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    2019年09月04日
  • 食堂メッシタ

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    面白かったんだけど 満希がスーパーマン的に凄すぎて ちょっと引いた感じもある。
    はじめ食堂の洋食版みたいなイメージで読み始めちゃったから 余計かな。

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    2019年05月13日
  • おばちゃん介護道(大和出版) 独身・還暦作家、91歳母を看る

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    ネタバレ

    恵以子さんの「食堂のおばちゃん」シリーズは愛読している。
    出演された“くりいむクイズ”も観ました。
    しかし、その陰で高齢のお母さまを在宅介護されていたとは!

    自分も高齢の母親を持っているので、他の人はどうなのか、ましてや好きな作家さんの一人なので、気になって手に取りました。

    「おばちゃん街道」を読んでいたので、自伝的部分は重なっていましたが、介護のお話は初めて読みました。
    しかし、これは介護の愚痴を書いた本ではありません。

    恵以子さんは、お母さんが大好き。
    それは、お母さん側の、愛される性格にもあるようですが、何といっても一番は「相性がいい」ことが重要らしいです。
    親子でも相性が悪ければ、距離を置いた方が、お互い幸せ。
    それを見極めるのが大切。

    11歳年上のお兄さん(独身)が大黒柱で、実年齢よりも精神肉体ともに若く、ずっと頼りにしてきたお母さん。
    母親が急激に老い、兄も病を得て、恵以子さんは、家族を支える責任の重さとしては一番下の、気楽な立場から、どんどん順番が上がって、トップに立つことになります。
    還暦にして、親離れ、成長の記録と言ってもいいかもしれません。

    介護がだんだん大変になっていくこと、お母さまの老いがどんどん進んでいくこと、でも、恵以子さんは、あの世とこの世に分かれても、ずっと二人三脚で行きたいと書かれています。
    お母さまに捧げる最高の一冊になったのではないかと思います。

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    2019年03月13日
  • 月下上海

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    一万円選書の中の一冊。

    読み始める前は「上海の話かあ。なんか地名とか読めない漢字ばっかとかで、読みにくそう」と思ってましたが、そんな心配ご無用、でした。読めなくたってどうでもよい。話がおもしろい。

    菊池寛が出てきたので、え、八島多江子って実在した人物?と調べたりしてしまいました。

    お金持ちはたとえ戦時中でも優雅なのねえ。東京編が面白かったです。瑠偉よお……。

    ただ、夏のところに潜入するのがあまりにあっさりすぎて、しかもそのエピソードがそんなにこの本の中では重要じゃない感じで、やや拍子抜けでした。

    選書でどうしてこの本を選んでくれたのかなあ?と考えました。私が戦時中の話が好きなことと、あともしかして私が給食のおばちゃんで、著者が食堂のおばちゃんだから?

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    2016年11月20日
  • 月下上海

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    THE女性が描いた女性の物語。
    多江子のプライドも気持ちの変化も行動も割と共感出来たけれど、それは私自身が女性であるからで男性から見たら「?」となる様な気もする。
    戦時下の上海という舞台は魅力的だったけれど、割とあっさり描かれているのでもっと物語に反映させて激動の半生にして欲しかった。
    けれどこの余韻はとても好み。

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    2015年12月26日
  • 手配する女

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    ネタバレ

    軽く面白かった。
    新庄耕の「地面師たち」からヒリヒリ感をマイナスしたような感じ。
    ネトフリのドラマで小池栄子が旅館の仲居をしていたわけがわかった。
    唯が苦労もなく手配できすぎるのが難点。
    元のイギリス育ちの同僚の話がよかった。

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    2026年10月11日
  • 金曜日のビストロジュン

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    主人公の幼少期、会計士、アクセサリーのリフォーム、経営コンサルタント、病院の立て直し、シェフと職業と時代が次々と変わる。さらにお店に招待したお客さんの過去や悩みも出てくるので誰のいつ頃の話なのか戸惑う。シェフになってから過去を思い出しているという事らしい。

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    2026年10月09日
  • 金曜日のビストロジュン

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    広尾にある隠れ家レストランは、オーナーシェフの古川淳が招いたお客様限定で、毎週金曜日の夜だけ開店する。

    お客様の舌を満足させる極上の料理は、その人の人生までも浮かび上がらせる。

    招待客は、淳の知り合いであるが、喜んでもらえるようにメニューに工夫を凝らし、最高級の食材を使って贅を尽くした宴を開催している。

    満足度の高さは、言うまでもないが、淳の料理で思い出を巡らせるというのも味わいがある。

    第2話では、淳の故郷の知り合いであり、彼の子ども時代がわかる。
    第5話でも故郷で、隣家に住んでいた2歳上の秀才・夏生ちゃんで、今は東京の白樺女子学院で校長先生になっている。
    もやもやとしていた感情も美味しい料理と淳の言葉で気持ちが変わっていく。

    心がこもった料理には、人の心まで温かくさせる。




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    2026年10月04日
  • 手配する女

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    地面師における手配師が主人公の話。
    唯自身は実行の緊迫感や個人への実害のなさ、人助けの感情から完全な悪と感じておらず、読んでいても唯の人間性を否定できない絶妙なバランスで描写されている。
    地面師たちの作品をなぞったようなストーリーで、人間にフォーカスしているので他作品ほどのハラハラ感はなかったが、犯罪の中でも何が悪か?を細分化して考えさせられた。

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    2026年09月26日
  • バナナケーキの幸福 アカナナ洋菓子店のほろ苦レシピ

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    タイトルにつられて。

    全体的に暖かい雰囲気で、さらっと数時間で読めてしまいました。
    人生と同様、楽しいことばかりではなく色々なことが描かれていますが、あまり深入りせず、さらっと流れていくような感じ。

    親子関係がこじれることも、従業員同士のいざこざもなく、ふわっとしたままラストまで。
    心は動かされないけど、乱されない。
    夜に読むには最適かもしれません。

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    2026年09月23日
  • 幸せのカツサンド 食堂のおばちゃん⑯

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    安定の16巻目。最近はこの安定感任せでおざなりな読み方になってしまっていた気がするけど、今回は多くのときにお菓子をかじったりしながら至福のひとときとして読んだ。そんなふうに丁寧に読むとまた楽しさひとしおという感じがする。
    心温かな人たちのコミュニティの何気ない出来事がいとおしい。少しずつ時間がたち、若者が成長している姿もまぶしい。恋愛模様が成熟していく様も美しい。一子さんはじめ高齢の方々は変わらず矍鑠としているのがまたよい。

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    2026年09月23日
  • 金曜日のビストロジュン

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    ネタバレ

    山口恵以子さんの小説と言えば、現実にありそうでない世界観の中で美味しそうな料理がたくさん出てくる。そして料理を囲むように登場人物のストーリーが広がっていくのが好きだった。

    おばちゃんシリーズで馴染みがあるけど、今回は高級イタリアンが舞台。出てくる料理の美味しさは間違いないんだけど、主人公の人生が上手く行きすぎている点や、個人的好みでないホリエモン、さらには現実的な起業家の名前がたくさん出てくるのでいつものようにどっぷりとは浸れなかった。あと、最初の一話のはハッピーエンドにしていいの?という展開で共感できなかったので残念。

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    2026年09月23日
  • 婚活食堂

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    東京・四谷の路地裏にある「めぐみ食堂」。さまざまな悩みを持つ常連客が訪れるが、この本の本当の主役は、何と言っても女将の恵さんが日々丁寧に作る料理たちだ。おでんの出汁の匂いや日常的な小料理の温もりが物語の根底にあり、だからこそ客たちも本音を漏らし、心がほぐれていくのだと感じる。
    とりわけ、家庭でも試せる一品料理のアイデアが抜群で、作中に出てくるレシピはすべてメモさせてもらった。
    料理の描写を読んでいると文字だけでは味や見た目のイメージに限界があり、「やっぱり写真付きの料理本が見たくなるな」と思ってしまう。

    主に出てくるのは食堂に通う常連さんたちのリアルな婚活事情。そこに寄り添う恵さんだが、かつて彼女の才能を見抜いた占い師の「天からのお恵み」という言葉通り、自分の力を誇ることなく人々のために使う姿がとても温かい。

    それにしても、お酒もおつまみもおでんもお腹いっぱい楽しんだら、結構なお会計になりそう。気兼ねなく通って身も心も満たせるのは、自由なお金と時間を持つ独身貴族ならではの贅沢な居場所だろう。

    著者の凄まじい婚活経験(お見合い43回、そして結婚せず)があるからこそ、説教くささが一切なく「まあ、美味しいものでも食べて元気出しなよ」とそっと寄り添ってくれる一冊。読み終わったあとは、自分の心も「めぐみ食堂」の料理で温かく整えられたような気持ちになる。(ちなみに、今夜はおでんでした)

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    2026年09月20日
  • うちのカレー 食堂のおばちゃん⑦

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    ネタバレ

    安定安心。
    メイちゃん推しなので、おじいさんと和解できてほんとにうれしい。ぜひ風鈴に行ってみたい…!

    万里くんがモテてきてよかったね…と言ってるうちにモテすぎてきてて、それはそれで心配になるので優良読者といえよう。

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    2026年09月20日
  • めしのせ食堂

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    一膳飯屋の女将と客との短編
    汁物2品から選べ羽釜で炊いたご飯
    実際に売られているご飯のお供
    これが美味しそうで買ってみたくなりました
    重宝しそうです

    サラッと読みやすいです

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    2026年09月17日
  • 金曜日のビストロジュン

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    広尾の隠れ家レストランのオーナーシェフ・古川淳は、
    金曜日の夜に、自身が招待したお客だけの贅を
    尽くした宴を開催していた。最高級の食材を使った
    料理とお酒、温かいおもてなしに、お客は幸福な
    時間を過ごすのだが…。

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    2026年10月12日
  • あの日の親子丼 食堂のおばちゃん⑥

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    ネタバレ

    お、今回はこのパターンのお話か。
    っていうところまで込みで、安心安定の美味しさ。
    常連さんどんどん増えるのにちゃんと全員登場させてくれるのも良い。

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    2026年08月26日
  • スイカと自転車 ゆうれい居酒屋9

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    塩焼きそばと喫茶店/ピーマンの魔法/スイカと自転車/茄子は瓜二つ/老けた鮭
    あとがき 「ゆうれい居酒屋9」時短レシピ集

    いつもの居酒屋で常連さん達やお初のお客さんと飲んでる気分は楽しい。美味しくてホワホワしてるのが好きだなぁ
    ちょっと違うパターンも面白い
    またね

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    2026年08月17日
  • スイカと自転車 ゆうれい居酒屋9

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    展開的にはいつもと同じ安定していて
    読みやすいです
    ピーマンの魔法
    茄子は瓜二つ好きな話でした
    料理はきゅうりの塩焼きそば気になりました
    きゅうりを炒めて食べますが
    焼きそばに入れた事はないので
    味が気になります

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    2026年08月16日