山口恵以子のレビュー一覧

  • さち子のお助けごはん

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    ネタバレ

    老舗料亭の一人娘だったさち子。だが、看板板前だった父が急逝し、店を急に任される事になった婿の伸也は老舗の重圧に耐えかね、離婚届を置いて失踪してしまう。さち子は妊娠五ヶ月でシングルマザーの道を進む事になり…

     中々ハードな人生を送ってきたさち子。家政婦をしていたとあるお宅で、出張料理人をやらないかと提案されて始めたのが大当たり。出てくる料理がどれも依頼人の心に寄り添っていて、美味しそうだしほっこりしました。

     ラスト、元旦那が店を開く事になって家族で食べに行ったのが、あまりにあっさりでビックリしました。割り切れるさち子が凄い。ドンパチを期待した訳ではないけど、ちょっと拍子抜けな所でした。

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    2020年09月28日
  • 毒母ですが、なにか(新潮文庫)

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    母娘関係を扱ったもの、最近多いな。これは昭和の受験戦争を行きぬいた母が、わが娘にもお受験を無理強いし、最強の毒母になる物語。
    最近、毒母ってとても悪者扱いされて、新書とかでは「母を棄てるべし」みたいなのも目にするし、有名人が実は私の母は毒母でしたと告発(?)する例もある。この小説でも、主人公の毒母ぶりは最悪に違いない。しかし毒母ぶりを描いているだけの小説なのになぜか、主人公”りつ子”が”母”でなく、一人の女性であったならば、決して悪い人間ではなく、美貌をそなえ、賢く、自律しており、人に流されず、一生懸命に努力して生きてきた強い女性なので、「なんてヒドイ母親なんだ!」とは思えなくなる。そこが小説

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    2020年09月20日
  • さち子のお助けごはん

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    飯山さちこは明治から続く老舗料亭「花菱(はなびし)」の一人娘だった。
    家政婦を経て、今は「出張料理いい山」として、依頼人の自宅に出張して料理を作っている。
    日常の作り置き、パーティー料理、病人のための特別料理など、内容はさまざま。
    依頼人のプライベートにはかかわらないを旨としているが、訪問した先で、料理にまつわる相談事は避けては通れない。
    人は様々な悩みを持ち、ときとしてゾッとすることも、ムッとすることも、ホッとすることも?

    ほとんどが、3~4分で読める掌編なので、「ひと駅で読める美味しいお話」と言ってもいい。
    さち子自身のドラマも挟み、すっきり明るい気持ちになれる最終章によって、短編集だと

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    2020年08月29日
  • 真夏の焼きそば 食堂のおばちゃん⑤

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    やっぱり一子と孝蔵の時代の話はいいなぁ。
    2巻を読み返したくなりました。もう手元にないから、買い直そうかな。
    なんで現代の話の方が色あせて感じてしまうんだろう。

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    2020年07月26日
  • さち子のお助けごはん

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    出張料理人として仕事をするさち子さん。依頼人の料理への要望を聞きながら、彼らが抱える悩みにもちょっとした手助けをしていく。おいしい食事と心遣いに気持ちが明るくなる。

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    2020年06月15日
  • 真夏の焼きそば 食堂のおばちゃん⑤

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    食堂のおばちゃんシリーズも第5弾。

    本作もとても暖かな気持ちになりながら読みました。

    第6弾も楽しみ。

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    2020年03月22日
  • 食堂メッシタ

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    ~2019.11.09 
    食堂のおばちゃんシリーズにも登場していた「メッシタ」。どんなお店なのか気になっていた。確かにおいしそうだけど、はじめ食堂ほどの魅力を感じないのはなんでだろう。
    お客さんの描写が少ないからかな。

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    2019年11月30日
  • 工場のおばちゃん あしたの朝子

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    あしたの朝子さんは、食堂のおばちゃんのお母さん。
    姑・小姑はともかく、お舅さんとうまくやっている様子は読んでいて気分がいい。
    戦後の日本が活気づいていく様子が手に取るようにわかった。
    男にばかり都合のいい世の中なのに、元気に生きている朝子や叔母みたいな女性の存在こそが、昭和の日本を支えてきたのだろう。

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    2019年09月04日
  • 食堂メッシタ

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    面白かったんだけど 満希がスーパーマン的に凄すぎて ちょっと引いた感じもある。
    はじめ食堂の洋食版みたいなイメージで読み始めちゃったから 余計かな。

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    2019年05月13日
  • おばちゃん介護道(大和出版) 独身・還暦作家、91歳母を看る

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    ネタバレ

    恵以子さんの「食堂のおばちゃん」シリーズは愛読している。
    出演された“くりいむクイズ”も観ました。
    しかし、その陰で高齢のお母さまを在宅介護されていたとは!

    自分も高齢の母親を持っているので、他の人はどうなのか、ましてや好きな作家さんの一人なので、気になって手に取りました。

    「おばちゃん街道」を読んでいたので、自伝的部分は重なっていましたが、介護のお話は初めて読みました。
    しかし、これは介護の愚痴を書いた本ではありません。

    恵以子さんは、お母さんが大好き。
    それは、お母さん側の、愛される性格にもあるようですが、何といっても一番は「相性がいい」ことが重要らしいです。
    親子でも相性が悪ければ

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    2019年03月13日
  • 月下上海

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    一万円選書の中の一冊。

    読み始める前は「上海の話かあ。なんか地名とか読めない漢字ばっかとかで、読みにくそう」と思ってましたが、そんな心配ご無用、でした。読めなくたってどうでもよい。話がおもしろい。

    菊池寛が出てきたので、え、八島多江子って実在した人物?と調べたりしてしまいました。

    お金持ちはたとえ戦時中でも優雅なのねえ。東京編が面白かったです。瑠偉よお……。

    ただ、夏のところに潜入するのがあまりにあっさりすぎて、しかもそのエピソードがそんなにこの本の中では重要じゃない感じで、やや拍子抜けでした。

    選書でどうしてこの本を選んでくれたのかなあ?と考えました。私が戦時中の話が好きなことと、

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    2016年11月20日
  • 月下上海

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    THE女性が描いた女性の物語。
    多江子のプライドも気持ちの変化も行動も割と共感出来たけれど、それは私自身が女性であるからで男性から見たら「?」となる様な気もする。
    戦時下の上海という舞台は魅力的だったけれど、割とあっさり描かれているのでもっと物語に反映させて激動の半生にして欲しかった。
    けれどこの余韻はとても好み。

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    2015年12月26日
  • 婚活食堂 7

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    いよいよ恵さんが危ない感じになってきたような。
    そんなに、結婚て肯定していいんかい?
    否定はしないけどさー。
    なんだかのぅ

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    2026年05月04日
  • 婚活食堂 1

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    お風呂本。
    元占い師の女将が1人で切り盛りするおでん屋さんが、ある時から婚活パワースポットと呼ばれるようになる。その経緯とは、という感じのお話。

    色んなお客さんが色んな出会いを経て、運命の相手を見つけていくのも面白いが、それよりも出てくる料理(主におでんとお通し)が美味しそうで……
    最後のページにいくつかレシピが乗っていたので、今度作ってみたいと思った。

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    2026年04月26日
  • 復活の豚かつ 食堂のおばちゃん⑲

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    冷たい麦茶からあったかいほうじ茶になり、ぬか漬けから、白菜漬け沢庵が出てくるのは季節が変わって行く事がわかる、一子 二三はめぐみ食堂を長いことしている、50年位前に食べたことのある味が懐かしくその時の味を思い出す人が来た。食べた味は心にいつまでも残っているものだと思う。

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    2026年04月22日
  • 復活の豚かつ 食堂のおばちゃん⑲

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    山手のおじさんもそれほど出なくなりましたし、かなりおばちゃんも高齢になりましたし、なんか収束に向かってるのかなぁ?などと思うと寂しい気持ちもしました。食堂讃美は少し、うん?とも思いましたが、まだ読みたいですね〜なんとかよろしくお願いします

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    2026年04月13日
  • ふたごの餃子 ゆうれい居酒屋6

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    何も考えずに読めるシリーズ。
    時空を跨ぐストーリー転換。
    なんか少しだけ、マンネリ感をかんじてしまった。。、

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    2026年04月04日
  • 見てはいけない

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    ⭐︎3.5って感じ!
    ミステリーだけど怖くなくてシンプルだし、かと言って物足りなさを感じるわけでもなくおもしろかった!読みやすかった!

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    2026年04月04日
  • 婚活食堂 1

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    めっちゃおでん食べたくなった〜〜〜
    おでんだけじゃなく、季節を感じられるお通しがこれまた美味しそうで。
    メモとりながら読んでたのだけど、巻末にレシピがまとめられてて、至れり尽くせりな仕様。

    物語の方は結婚という人生の一大転機を描くので、酸いも甘いも詰まったようなもの。

    ただ、短編集なので重くなり過ぎず、いい意味でさらっと読みやすい。

    深刻な人間ドラマを楽しめる心境ではなかったから、優しいママさんの食堂でふんわりとお出汁の香るおでんにほっと癒される、読んでそう感じられるような1冊は正にベストチョイスだった。

    特殊な経歴を持つママさんだけど、その設定が悪目立ちすることなく、日常に違和感なく

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    2026年04月02日
  • 婚活食堂 8

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    一時期は恵の圧の強さが濃くなってて危ぶんでたけど、今回は少し薄まってたように感じた。何はともあれ特定班が優秀すぎた!今作で常連の仲間入りを果たした父子の父親に降り掛かった痴漢冤罪を過去に培ってきた縁によって解決出来たことも感慨深かった。

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    2026年03月26日