山口恵以子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ*出張料理人さち子が、依頼者の悩みを料理で解決していく笑いあり涙ありの痛快ストーリー。
大御所の小説家を喜ばせた意外なレシピ、依頼者の老母を元気にした魔法のスープ、異国の来客に戸惑う両親とその息子を救った言葉……。
そんなさち子は老舗料亭「花菱」の一人娘だったが、
花板である父の死によって事態は最悪の展開に。大好きだった父の味は滅んでしまうのか──。料理、そして家族を愛する全ての人に捧ぐ、渾身の連作短編小説*
日清医療食品「美し国」冊子連載の掌編をまとめただけあって、一話一話がとても簡潔で短いです。
一般的な短編集と思って読むと、ちょっと物足りないかも。
けれど、どのお話にも美味しそうなお -
Posted by ブクログ
シリーズ第4弾。
「はじめ食堂」の料理は毎回美味しそう!
巻末のレシピも嬉しい。
心温まる料理と人情の組み合わせ、最高です。
特に好きだったのは、
第1話 おせちのローストビーフ
第4話 ふたりの花見弁当
食堂で働く一子、二三、万里くんと常連さんたちの距離感がいい。
家族じゃないけどたくさんの時間を一緒に過ごし、一喜一憂を共にしている感じ。
さりげなく見守って、応援して、当たり前のように心も力も合わせられるってすごい。
食堂を舞台に繰り広げられる人間模様も食堂メニューも、楽しみながら安心して読めるシリーズで読むたびにホッとしています。
着々と読み進めていきたい。
『美味しい物 -
Posted by ブクログ
3冊纏めて購入したが、中々すぐに読み続けられない。苦手な短編とファンタジー系ということか?
自室でうたた寝し、目覚めて階下の居酒屋に行き準備。その後、常連が顔を出し世間話。悩んでいる人々が現れ、悩みが解消して帰ってから再度店を訪ねると30年前に亡くなって閉店した居酒屋と判明。このパターンで淡々と進んで行く。安心は安心な展開なのだが。
それと常連との会話が30年前の時代の会話で、新しいお客との会話が現代なので混乱する。亡くなったはずの常連でも、現在も生きている子や孫が出てくるので、こちらも分かりにくくなる要因。
出てくる料理が簡単でありながら美味しそう。レシピが付録で付いているのは良い。