岩井俊憲のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ネタバレアドラー心理学は、未来志向の目的論の心理学である。
ネガティブ思考に陥りがちな自分に対して、本書が教えてくれ印象に残った部分は次の3つ。
・一番納得できたと思った部分は失敗した際に、「チャレンジの証・大きな目標へ取り組んだ勲章」と捉えること。
・嫉妬は羨望が浮かんできたら:
天気・天災のことを思い出す。自分でコントロールできないものを受け入れる平静の心をもつ。自分で変えられるものを変える勇気を持つこと。
・誰もが自分特有の見方をしているが、自分を生きにくく、他人と摩擦を生じさせる考えを「ベーシックミステイク」というが(可能性を決めつける、誇張大げさにとらえてしまう、大事な側面の見落とし、 -
Posted by ブクログ
アドラー心理学からリーダーとしての振る舞いについてアドラー心理学に精通した著者が解説した一冊。
仕事における解決策を出すためにいかに建設的な方向に進むべきかや与えられたものをどう使いこなすかや劣等感をどう活かすかなど
アドラー心理学に基づいてリーダーとしての心得をたくさん学ぶことができました。
そして、誰かのためにという共同体感覚を持って仕事をしていくことが大事なことや目的と目標の違いを知り、目的を理解したうえで目標に落とし込むことなど組織としての在り方も改めて勉強になりました。
また、自分と世間一般の認知にズレを感じたら修正することや決めつけたり、限定するような表現を使わないように気を付 -
Posted by ブクログ
片づけについて、心理面からのアプローチを改めて読む感じ。後半はモノ別・場所別の整理の仕方も出てくる。
衣類の数、春夏秋冬4シーズンで、1シーズン3ヶ月を2週間毎日違う服を着るなら14コーデ(=1シーズンに1パターンを6回着る)。これを基準に必要な服の数を増やすか減らすか考える、などは興味深かった。
ヒトは恒常性を維持する生き物なので、一気に片づけすると、急に綺麗になった部屋に違和感を感じて、元の散らかった部屋に戻る(リバウンド)、という説明が面白かった。
思い出の品や、読み返さないけど並んでいるだけで元気をもらえる本など、無理して捨てなくてよいという、温かな視点も好き。