岩井俊憲のレビュー一覧
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文庫版のアドラー本。
非常に分かりやすくコンパクトにまとめられている。ただし、他の方もレビューに載せているが「良くも悪くも」である。読書にあまり興味のない方が、アドラーが気になるので…というのであれば最適かもしれない。一方で、ある程度アドラーを知っている人にはちょっと物足りないと思われる。
内容は、「実践」を想定し8つの習慣に分けて提案するもの。トラウマを否定する立場としてよく知られる「目的論」が主張の中核を成しているように感じる。
何らかの原因があるから行動が生まれるのではなく、目的が先にあって、それに合わせた行動をしているのだ、というもの。その考え方からすると、目的が何であるのかを考え -
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ネタバレ1.あらゆる感情はコントロールできる
感情は、ある状況で特定の人にある目的をもって使われる
どんな感情もTPOによっては反対の意味を持つ
アドラーは人と人との距離を保つものとして感情をとらえた
感情は自らの力で理性的にコントロールできる
感情は突き放したり封じ込めるものではなく生涯のパートナーである
2.怒りで「本当の気持ち」に気づく
怒りには「他者の支配」「主導権の優位性」「自己の権利擁護」「正義感の発揮」の4つの目的から生じる
怒りはあくまで二次感情であり隠された一次感情がある
怒りの表明には「私は~」というコミュニケーションを使う
「正-不正」の判断軸から「建設的-非建設的」という判断軸 -
Posted by ブクログ
再読。端的に書いてあり、わかりやすいので悪くないのだけど、ケース別の事例が、この本しか読んでいない人にはアドラー心理学というものを「うさんくさく」思わせてしまう要因になっているかもしれない。とってもわかりやすいのにもかかわらず!
そして、本の中で覚えておきたいな、と思うポイントは限られるので、まるで保健か何かの教科書のようにわかりやすすぎることもあって、ここは読まないでいいや、と飛ばしたくなるページが多いのも確か。結果として、『嫌われる勇気』を読んだほうがいい、ということになるのか。『嫌われる勇気』で感銘を受けた部分が箇条書きにしてあるところがあるので、職場の机に置いて時々見るのもいいかもしれ