岩井俊憲のレビュー一覧
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アドラー心理学の本を読むと、今日からよい方向に人生が動き始める気にさせてくれる。
勇気づけの方法について例をあげながら、解説してくれているところがわかりやすかった。
アドラーの課題の分離や、目的論や共同体感覚などの言葉は用いられてなかったので、アドラーを本格的に学びたい人向けではないかもしれない。
タイトルの7つの知恵については、何が7つかは、私には読み取れなかった。
7つよりたくさんあったように思うけれど、詳しく読むと7つにまとまっているのかな。
岸見一郎さん、小倉広さん、岩井俊憲さん、野田俊作さんが書かれたアドラー本を読んで、それぞれ少しずつ表現や解釈が違っているものの、どのアドラー -
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ネタバレ人間関係がうまくいく人の18の法則
1)問題を建設的に考えることができる
2)自分と他人が違うということを認めている
3)相手の感情に振り回されない
4)相手を信頼して関わる
5)自分を信頼している
6)相手の失敗やできなかったことも受け入れる
7)自分への注意や指摘も素直に受け止める
8)聴き上手
9)信頼関係を築いた上で相手に指摘する
10)相手をコントロールせずに、自分が変わろうとする
11)横の関係でコミュニケーションをとろうとする
12)相手によって自分の伝え方を変える
13)自分を大きく見せない
14)自分が貢献できる場所を持っている
15)NOの境界線が明確
16)人の抱えている -
Posted by ブクログ
アドラーもそうだけど,しっかり理解していないことが多い。しっかり理解するとはどんなレベルか。いろんなことの理解が追いつかない。人生は短い。分かったふりをしてやりすごす。分かったふりではないな。その時点での理解の限界だ。内容は具体的で実践的。よくある悩みへの対処法。悩みは自分が作る。自分の感情は自分が作る。物の見方しだいではあるし,自分が何をしようと世界(宇宙や地球)は終わらないし,突き詰めれば自分の世界は自分の認識のみで成立している。この原理を理解した上で,他者なしでは社会を作り営み生きていけない世の中をどう認識するとより快適かを示す。「やれないのではない,やりたくないのだ」は至言。具体的であ
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Posted by ブクログ
「嫌われる勇気」をはじめとしたテキストベースのアドラー心理学解説本では想像が難しい部分を、コミック形式で図解することでわかりやすい本に仕上がっていると感じた。特に刺激を受けた記述部分を引いておく。
「遠い目標ほど途中で軌道修正が必要なため、最初から完璧なやり方を求めるのも無理な話。まずは目の前の一歩を踏み出して、歩きながら軌道修正するやり方が良いでしょう。」(p85)
→目標設定の考え方、さらに歩き始めた後の不安を取り除いてくれる素晴らしい考え方だと思う。
「アドラー心理学では失敗を否定的には受け取りません。自分がチャレンジした証だからです。失敗しない方法は、失敗からしか学べません」(p9