岩井俊憲のレビュー一覧
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数年前に流行ったアドラー心理学に、今さらながら手をつけてみた。
そうしたら今の自分にけっこう必要な内容で、やはりこういうのは流行よりも必要とするタイミングなのだとつくづく。
「嫉妬」「焦り」「劣等感」みたいな負の感情を、自分を奮起させる材料に使える人間は魅力的だけど、そういう感情を他人を攻撃する材料に使う人間にはまったく魅力を感じない。
図らずとも湧き起こってしまう感情を、有効活用しよう!みたいな。
個人的にユング心理学が「癒し」なら、アドラー心理学は「調整」みたいな感覚かも。
感情の仕組みが解ると平常心を取り戻すのも楽に出来るようになるってことを、最近は特に、とても実感している。
感じたもの -
Posted by ブクログ
ネタバレキャラクターの魅力付けからして漫画自体がけっこう面白い。
以下、読書メモ。
目的論
未来志向、主体性、
当事者意識、勇気づけ
感情は特定の人にある目的を持って
自ら環境や習慣を支配できる
嫉妬や劣等感もパートナー
嫉妬は三者間、羨望は二者間
劣等感を逆手にとって
共通感覚
1 他者の目線で自問自答
2 その瞬間を捉える
3 建設的発想、対応
二次感情
怒りの根底には、傷つき、寂しさ悲しみ、心配、落胆、など。
感情の区分
1 五感的な快、不快、
2 気分、比較的持続
3 情動、激しく一時的
勇気づけ
人間関係をベースに、個性を認める、短所は長所に、時には直面化
↓
1 自分を -
Posted by ブクログ
ネタバレ息子が2歳になってすぐの頃、毎日イライラして息子に大きい声で威圧的に怒りをぶつけてしまう自分が嫌で嫌ですがるように読みました。著者はお子様がもっと大きくなってから大事なことに気づき、この本を書かれたそうで、私もこの本を読んでいなければ同じように息子がある程度大きくなるまでイライラをぶつけ続けて激しく後悔していたと思う。イライラの原因は子どもの行動ではなく自分の余裕のなさから来ているんだと気づけて少し冷静に自分のイライラと向き合えるようになった。そして生活を見直して時間に余裕を持つようになった。こんなことわかっている人は最初から分かっていると思うけど、私は全く気づけていなくて、あのタイミングでこ
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ライフタスク(人生の課題' )
1仕事のタスク
2交友のタスク
3愛のタスク
①自己決定性
どんなハンデを持っていても、どんな状況だったとしても、自分が建設的な行動(非建設的な行動)をするかどうかは自分の意思で決められる
目的論、全体論、認知論
コツ、習慣を変えれば、性格は変えられる
ほんの少しでも自分の品位を下げない行動をする
弱みと思っているところを強みと捉える
楽観的=あらゆる困難に希望を捨てずに立ち向かう人、深刻に受け止めすぎない
建設的に今できることを精一杯やること
建設的な対応→ダメ出しではなく、まず良いところを褒める、意識、姿勢を褒める
なぜではなく、何のため -
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部下育成に悩みを抱えて苦労していたこともあり、
どうやったら素直に楽しく仕事が出来るようになるか?
そのヒントを教えてもらえた気がします。
仕事というのはコミュニケーションが大半を占めるので、
心理学を有効活用することが仕事の成果を上げるのに、
一番効果が高いと個人的に考えており、色んな本を読み
漁っていますが、「人は3週間で変われる」と冒頭で
言われると、じゃあやってみようって気になります。
自分でも出来そうなことが多く書かれていたので、
実際にチャレンジして自分から変わっていこうと
決意しました。
【勉強になったこと】
・心理学的な大原理として、「ダメなところを追及する
と余計ダメ -
Posted by ブクログ
ネタバレ・こちらは、自分と同じタイプが主人公なので、初版より共感しやすい。
・アドラー心理学を実践するためには、①自己決定性発想:外部環境や成育歴に責任転嫁せず自ら主体的に人生を創造する、②建設的発想、③目的発想:原因ではなく目的を大事にする、④使用の心理学発想:自分が持っている資質を最大限に活かす、⑤つながりと絆の感覚発想:人と自然のつながりと絆をもとに行動する、⑥相互尊敬、相互信頼発想:大切な人との間により豊かな対人関係を形成する、⑦勇気づけ発想:困難を克服する活力として、自分や他者にどうしたら勇気を与えられえるか、の7点が重要。
・自己決定性発想とは、今の自分を作ったのは昨日までの自分であり、未 -
Posted by ブクログ
自分の体験をもとに、実感を込めて、具体的かかれているのが良かった。
考え方の基となっている、アドラーの心理学について知らなかったが、コーチングなどのメソッドにも似ていると思った。
感情のコントロールと共感力が大事だということ。
○感情のコントロール
・怒り」には後ろに本当の感情が隠れていて、二重構造になっている。
○共感するメッセージの出し方
・ほめて育てることの副作用。→叱ることとほめることは一緒。(上下関係をつけ、子供を操作する)
・勇気づけで困難を乗り越える活力を出す。
勇気づけの土台は「共感」「尊敬」「信頼」
・YOUメッセージは相手への攻撃
・ダメ出しではなくヨイ出しをする。
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