佐伯泰英のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
赤目親子が念願であった駿太郎の実の両親の故郷である丹波篠山を訪れる。
藩主である老中の代理として上意の書状に加え、将軍もこの訪問を認識しているという恐るべし太鼓判を持参した小籐次は藩風土の引き締めに成功し、もはや篠山藩の重臣扱いになりました。
鼠草子にまつわるおりょうさんのエピソード、今は亡き実両親の関係者と交流した駿太郎、ひいては赤目小籐次剣術試合の開催など目白押しの旅でした。
おまけとして赤目親子の紙人形に200両が集まるとは、ますます幕府からの信頼が深まりそうなものの、一部のひねくれた権力者の反感を買うことを懸念します。
ともあれ、シリーズでも屈指の良い話でした。 -
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いよっ!十代目!
政次と、しほの二人、結婚式を終えて、その御礼の挨拶回りで、はや、事件に遭遇。冴えわたる政次の推理と、巧みな、しほの似顔絵、二人で力を合わせ、掏摸の元締め以下集団を、追い詰める。ハラハラドキドキの大活劇!
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やっとやっと
しほと政次の祝言の日。やきもきさせられた事件も片付き、二人で、晴れの日を迎える事が出来て、良かった。良かった。末永く、お幸せに。
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とうとう?やっと?
とうとう、というか、やっと、というか、しほも、政次の妻に、金座裏の若女将になるんだなぁ。年寄が、亡くなって、若い世代と交代する。淋しいけれど、それが、世の習いだから、仕方が無い。(金座裏の話じゃ無いけれど)これからも、事件は起こり、金座裏の、政次達の、活躍は、続く。
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後は….….
年寄りの巾着を狙う悪ガキ達を捕まえ、金貸し殺しを成敗し、吉原の悪人退治に、川越藩の大掃除までして、後は、政次としほの婚礼を待つだけ?楽しみだなぁ。
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話が、面白い。
幼馴染み同士の二人の暗い過去に纏わる殺人、辻斬りを捕らえて見れば….….、日々の捕り物と、11年前の事件を発端にした水戸家の改革(国元と江戸在府の者達との内紛)が、11年の歳月を経て、やっと決着を見た。話が面白い。読者を飽きさせないで、決着まで、一気に持っていく。凄いな。
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悲しいけれど….….
色々な人が居て、色々な人生が有る。想い人と産んだ子供と引き離された、死期の近い女に、成長した子供の姿を一目見せてやろうとする男と、それを助けた皆の想い。想い人とは結ばれなかったけれど、子供と共に、新たな人生を歩み始めた女剣客。人生は、ままならない、でも、悲しいけれど、美しい。
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良いなぁ
悪人をバッタバッタと、銀のなえしで、打ち払いながら、前を向いて進む政次は、格好良いなぁ。やっと、しほとの行く先にも、目処が立ち、これからは、順風満帆かな?