佐伯泰英のレビュー一覧

  • 用心棒稼業~芋洗河岸(2)~

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    2024年2月20日
    一流の剣の腕は一流の人に請われる。
    まさか歌舞伎界まで。
    神田明神、大店、歌舞伎界の用心棒を務めることにあいなり。用心棒の仕事のあるとき、妻女に伝えているのだろうか?
    何日がかり、夜も徹する仕事、これが男なのかねぇ。
    隠し階段の仏像はちょっとビックリ。
    いいなと思う。

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    2024年02月20日
  • 用心棒稼業~芋洗河岸(2)~

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    佐伯さんが元気になってきたように感じる。この新シリーズでも斬り合いの場面が増えている。展開も早く、対象も広がっている。
    今作でも神田明神と越後屋の騒動を解決し、守護人となった。また歌舞伎界でも活躍し、同様に守護人となった。通っている江戸一番の道場での客分師範も絶好調。
    前作から引き継いでいる一口(イモアライ)長屋の秘密も一歩前進。北町奉行所に多大な貢献をした。
    次作で終わりのようだが、調子が乗って来たようなので、もう少し続けて欲しいと思ってしまう。

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    2024年02月15日
  • 遠霞ノ峠 居眠り磐音(九)決定版

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    ネタバレ

    内容は単純でスラスラ読める。奈緒が白鶴として太夫に選ばれたり、関前藩の物産事業が始まろうとしていたり…今後が楽しみ。

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    2024年02月06日
  • 空蝉ノ念 居眠り磐音(四十五)決定版

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    ☆4.3

    このラスト一行、久しぶりに小さく叫んだ。
    この巻自体面白くて大好きだけど、この終わり方に全部持ってかれた感。

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    2024年01月18日
  • 陰流苗木(かげりゅうなえき)~芋洗河岸(1)~

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    芋洗河岸シリーズ3作の開幕。
    一口(イモアライ)長屋とか「一口」の字が地名含めて次々と出るが、どうしてもヒトクチと読んでしまう。
    今シリーズでは剣の達人が主人公であり、佐伯さんの最近では珍しく、闘いの場面が多く出て来る。流派も珍しく陰流苗木と夢想流抜刀技とか。主人公の小此木善次郎は妻と男児の3人で、藩を食い詰めて江戸へ出てきて、一口長屋の差配と出会い、そこに住み着く。性格は温厚で、長屋の大家の米問屋の越後屋に信頼を得る。
    越後屋絡みの揉め事や、自身への恨みごとで敵と闘うが、次々と切り捨てて行く。(その死体の処理に不安を覚える)
    越後屋の裏仕事のために江戸中を見て回らされるが、この裏仕事が今回は

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    2024年01月17日
  • 恋か隠居か 新・酔いどれ小籐次(二十六)

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    完結したんじゃなかったんですか??

    と、文句はあるけど読んでしまいますよね。
    駿太郎の恋バナがこれから始まるのかな〜と思ったりしてますが、どんなお相手に惚れるのやら。今回登場した二人の娘さんはお相手候補なのかな。

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    2024年01月08日
  • 八丁堀の火事  鎌倉河岸捕物控<十六の巻>

    購入済み

    期待外れ

    もっと起伏にとんだてんかいをよそうしていたが少し期待外れだった。

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    2024年01月07日
  • 朔風ノ岸 居眠り磐音(八)決定版

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    いつものように鰻割きの仕事をしながら江戸の町に起こる事件の解決を手助けして生きる磐音。読んでいて思わず声援を送っている。楽しい。まだまだ続きそうだ。

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    2023年12月09日
  • 夢の夢 鎌倉河岸捕物控<十五の巻>

    ネタバレ 購入済み

    いつもの……

    彦四郎の目がやっと覚めたか?結局、秋乃という一人の女に、引っ掻き回された形で、今回は、金座裏というか、政次も、亮吉も、良いとこ無しの感じだった。また、いつもの鎌倉河岸の日常に、戻ってほしい。

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    2023年12月03日
  • 蘇れ、吉原~吉原裏同心(40)~

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    内容(ブックデータベースより)

    寛政五年十一月、江戸を見舞った大火事の後、吉原に大勢の客が押し寄せる。
    その正体を巡り、会所八代目頭取四郎兵衛と一人二役の裏同心神守幹次郎は苦悩する。
    さらに困窮する切見世女郎らを救うため、幹次郎の密命を帯びた澄乃を、これまでにない危機が襲う! 
    新たな敵が触手を伸ばす中、吉原を苦境から救い出そうとする廓の人々、それぞれの祈りが交差する。

    令和5年11月25日~30日

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    2023年12月01日
  • 隠居宗五郎 鎌倉河岸捕物控<十四の巻>

    購入済み

    期待したとおりでしたが

    もう少しむつかしい事件ならもっと良かったと思う

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    2023年11月23日
  • 二枚の絵 柳橋の桜(三)

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    (2023年11月6日から7日にかけて読破)
    柳橋で評判の娘船頭の桜子。父・広吉の身を襲った恐ろしい魔の手から逃れるため、大川内道場の棒術の師匠・小龍太とともに、江戸から姿を消した。異国船で出会ったカピタンと娘の杏奈と接して、初めての食べ物や地球儀に柳橋を遠く感じた二人はー。冒険感覚がいい。

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    2023年11月08日
  • 夢よ、夢 柳橋の桜(四)

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    内容(ブックデータベースより)

    波乱万丈の旅を経て
    新しい生き方を探す桜子と小龍太。
    魚河岸の老舗・江の浦屋5代目が仕掛ける異国交易の仕事の
    未来と大きさに惹かれる小龍太。
    小龍太との祝言を前に、船頭の道を進むべきか悩む桜子。
    そんな中、オランダ人画家コウエルの「二枚の絵」が
    それを見た人々を少しずつ変えてゆく-―
    早朝の柳橋・神木三本桜に願うのは、大きな儲けか、夢の実現か。
    猪牙強盗の事件の謎の解明、そして
    未来への希望が詰まった最終巻。

    令和5年9月20日~23日

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    2023年09月23日
  • 奔れ、空也 空也十番勝負(十)

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    「空也十番勝負」10巻、十番勝負、ついに完結です。

    武者修行を続ける空也は、宇治のめし屋で、京の老舗袋物問屋かつらぎの隠居又兵衛一行と出会い、彼らの大和国室生寺詣での旅に同行することになります。

    すると又兵衛、お礼と称して空也を〈徳川一門の官営道場本家本元〉、柳生新陰流正木坂道場へと連れて行き、師範の柳生武大夫を紹介、そこでしばらく稽古をすることに。

    そこは実は、重富利次郎&霧子一家と眉月姫たちが空也を待つ姥捨の郷からそう遠くないところ。空也の居場所を文で知りホッとした彼らは、龍神温泉へ湯治に出かけます。

    そんな中、姥捨の郷の広場に露天を出す一人の薬売りが。名は千代丸。ん、どこ

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    2023年09月13日
  • 二枚の絵 柳橋の桜(三)

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    内容(ブックデータベースより)

    父・広吉を襲った恐ろしい魔の手から逃れるため、
    柳橋から姿を消した娘船頭の桜子と、棒術の師匠・小龍太。
    異国船「上海丸」に乗り込んだ二人は、経験したことの
    ない食べ物、風物に出合い目を見開かれる。
    そんな中、長崎の出島に招かれ、オランダ人の絵描きコウレル
    がのこした「二枚の絵」を目にした桜子は、強い衝撃を受ける。
    果たして、そこにあった不思議な縁とは?

    令和5年8月30日~9月3日

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    2023年09月03日
  • 一夜の夢 照降町四季(四)

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    今やバツイチは少しも珍しくないが、当時は恥ずかしいこと、いけないこと御法度だったのだろう。
    それでも、手にした技で、ひらめきと知恵で焼け野原の江戸で再興の一助となる。

    周五郎は磐音とそっくり、欲がなく、温かく、人に尽くして、何より強い。
    機転も効くし、手仕事が上手。
    磐音とまったく同じ人物像。
    だから好きで読みたくなる。

    出戻り、出戻りと自分を下げるのは鼻につく。奥ゆかしいところなのだろう。
    “照降町は周五郎の修行の場”うまくおさめた最終巻だが、佳乃は思い続けるだろう。
    周五郎とてそうだと思う。
    現代と違う身分の差がものをいうのか。

    花魁の三昧刃の高下駄、中村座の芝居、話が大きい、そんな

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    2023年08月18日
  • 荒ぶるや 空也十番勝負(九)

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    2023.8.8.
    やはり面白い。
    知らずのうちに役者になって、長セリフ。
    言い回しもすこぶるきっぷが良い。
    早くも霧子たち4人が姥捨の里で待っている。
    にもかかわらず、まだ修行を続ける空也。
    尽きない修行。

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    2023年08月18日
  • 幼なじみ 新・居眠り磐音

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    2023年8月18日
    職人の修行は生半可ではない。
    そめの絵心が4才のときからと繋がり納得。
    京都での修行を知りたかった。

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    2023年08月18日
  • 白桐ノ夢 居眠り磐音(二十五)決定版

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    ネタバレ

    感想
    殴られ屋向田源兵衛が登場。見た目は分からないが渋い雰囲気を醸し出している。

    磐音の相手は武芸者に限らず乱波を相手にこれを打ち破る。おこんと婚姻を上げるも穏やかな日々はまだまだ遠そう。

    あらすじ
    おこんが尚武館に入り、尚武館に慣れようとしていた頃、磐音は町で殴られ屋稼業をしていた向田源兵衛と出会う。磐音は向田を尚武館に誘い、客分として迎え入れる。

    そんな折、西の丸家基より、鰻を食したいとの要望があり、桂川の見習い医師に化けて磐音が西の丸に宮戸川の鰻を届ける。

    竹村武左衛門の窮状を救うため、磐音は武左衛門の長女の早苗に尚武館での奉公を提案する。そんな中、雑賀泰造とおつねの子供の奸三郎

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    2023年08月15日
  • 朧夜ノ桜 居眠り磐音(二十四)決定版

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    ネタバレ

    感想
    おこんがまだ、町人の時期であり、磐音と同行で闘争が起こった際に一緒に啖呵を切るところが面白く痛快。

    また、磐音が縫箔職人のおそめをたしなめた時に、技と技の間の繋ぎこそ、重要といったことが印象的。

    田沼との争闘が本格化し、田沼方が5人の刺客を送り込む新たなシリーズが始まった。楽しみ。

    あらすじ
    桂川家の祝言が催された。おこんもいよいよ速水家に養女として入った。

    一方、尚武館道場では、三味線の鶴吉からの情報により、演習相良の田沼家にて、五人の腕利きの武芸者が雇われ、磐音の暗殺を企てているとの情報が入った。

    一人目の久米某を磐音は道場にて打ち破る。磐音は読売を使って、田沼の策略を世に

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    2023年08月14日