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祇園での予期せぬ出会い。 そして、薩摩最後の刺客! 京の都。 祇園感神院の西ノ御門前で空也は、往来の華やかさに圧倒されていた。 法被を着た白髪髷の古老が空也の長身に目をつけ、ある提案を持ちかける。 姥捨の郷では眉月や霧子たちが空也の到着を待ちわび、遠く江戸の神保小路で母おこんや父磐音がその動向を案じる中、空也の武者修行は思わぬ展開を迎えることになる。 そこへ、薩摩に縁がある武芸者の影が忍び寄り……。
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Posted by ブクログ
購入してから2年経ちやっと手にする事が出来るようになりました。鬱になりそれまで好きだった時代小説、ミステリーが読めなくなり、聴く音楽も歌舞伎や落語も受け入れられなくなりました。食べ物や動物の出てくる本ばかりを手に取って手当たり次第に読んできましたが、2年近く経って本当に大好きなものを受け入れる事が出...続きを読む来て一安心です。 佐伯泰英さんの作品は居眠り磐音シリーズから始まり60冊を超えて読みました。文体も好きで読み易い。テレビドラマ化されたので特に興味深く読むことが出来ました。このシリーズもあと一冊。楽しみです。
久しぶりに読んだ空也シリーズ。 いよいよ終わりに近づいてきた感じです。 京都で弁慶役をする空也も面白かったです。(藤之助のシリーズより、やっぱりこっちが面白いと思ってしまった)
2023.8.8. やはり面白い。 知らずのうちに役者になって、長セリフ。 言い回しもすこぶるきっぷが良い。 早くも霧子たち4人が姥捨の里で待っている。 にもかかわらず、まだ修行を続ける空也。 尽きない修行。
近作では影を潜めてしまった昔ながらの作風が色濃く残る作品として楽しく購読させていただきました。次作で完結とは名残惜しい限りです。
十番勝負の内九番目。 京都祇園で武蔵坊弁慶役を探す年寄に捕まり、義経と弁慶の下りを3日も演じるという変わった展開。江戸の両親、関係者も首を捻る程の内容。その上に「かっぽれ踊り」まで披露する。 今回の刺客は前に戻って薩摩との闘い。襲ってきた薩摩の集団の弱い事。九番目となる最強の刺客は薩摩剣法では無く変...続きを読む則タイプ。 次回最後の相手は5作前ぐらいから出てきて悪さをしている相手。霧子や眉姫との再会も控え、次回に期待する。
十番勝負も終わりに近づき、話がパターン化してしまってるように感じてしまいました。父親の話が面白すぎるしね
空也十番勝負のラス前、前作から取って付けた因縁程度で勝負する・・・だから正直スピンオフも長々続けるものじゃないと思う( ´Д`)=3 例により大物との新たな出会い続きでページを埋めるが、実はソコに魅力有る読者が多い
京都まで来たので、早々に姥捨の郷に行くと思いきや、霧子や利次郎が姥捨の郷で待っているにも関わらず鞍馬山と鯖街道って寄り道しすぎだと思った。 利次郎のお役目は問題ないの?と脇の疑問も。 一番稼ぐために、再度薩摩藩からの刺客というのも、また?という感じもなくはない。 早く佐伯彦次郎と対決して欲しい...続きを読む。 あらすじは空也の瀧で修行を終えた後、京都に立ち寄り、空也は舞妓と「義経と弁慶」を演じる。 そこで鞍馬山での修行を勧められて、鞍馬山での修行を決める。 鞍馬山から鯖街道へ出て小浜藩へ入り、そこで薩摩藩からの最後の刺客、建部民部と闘う。 建部は腕が立つにも関わらず仕込み刀などの策を弄するが、空也に破れる。 空也はこれを九番勝負と決め、最後の姥捨の郷へ旅立つことを決める。
家族の他界によりしばらく読書どころではなかったのですが、ようやく日常が戻ってきたので読書再開。 ということで、中断していた「空也十番勝負」シリーズ9巻、九番勝負を読み終えました。 渋谷眉月を加えた霧子一家が姥捨の郷に入り、空也を待つ日々を過ごしています。 当の空也は、背の高さを見込まれてスカウ...続きを読むトされ、京の祇園感神院の西ノ御門にある五条大橋で、「牛若丸と武蔵坊弁慶」の芝居で弁慶役を演じることに。 見事に弁慶を演じきったのち、鞍馬山で修行。そこで出会った僧兵、羅城坊こと炭屋の七之助とともに、鞍馬街道を旅することに。さらに途中、古屋の郷の山寺で若狭小浜藩酒井家家臣の調役野尻玄左衛門夫妻と出会い、4人旅に。 その野尻から、すでに隠居した薩摩藩前藩主島津重豪が送り込んだと言われる、薩摩藩京屋敷に控える剣術家、建部民部の名を耳にする。 うーん、空也くん、なかなか姥捨の郷に向かいませんなぁ。早よ行けや! とちょっとイライラしてきたぞ。 でも次でいよいよ完結ですからね、再会に次ぐ再会が、きっと描かれることでしょう。それが今から楽しみで仕方ないわ。睦月の辛辣なセリフが待っているに違いない。 5月発売の10巻を、心待ちにしています。
最近のこのシリーズの中では、登場人物の豊富さが目立つ1巻。 京都に上京しその都ぶりに圧倒されていた空也が、大きな体を見込まれて、寸劇をすることに。 空也にかっぽれまで踊らせるのだから、可笑しい。 さて、久々に薩摩の声。 飽き足らずに、剣の修行者とも思えぬ卑怯者との決闘。
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空也十番勝負
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佐伯泰英
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