佐伯泰英のレビュー一覧
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期待したとおりでしたが
期待どおりでしたが、それにしても最終章のような展開で、次はどうなるのかいささか心配です。また政次がしおとむすばれることが予感されるが、すんなりそうなるのか、いまから気をもんでいる。
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ビックリ
江戸時代の白酒で有名な豊島屋さんって、今も続いていたんだ!物語の中だけでの、話だと思っていたから、作者が、現16代目の社長から、連絡を貰って、ビックリしたという話を読んで、一緒にビックリした。勿論、この話の中の登場人物は、作者のフィクションだけど(笑)
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凄いな!
金座裏の宗五郎の胆力は、凄いな。刺客の真剣に、一人で、十手一本で立ち向かっていくのだから。政次は、凄みと貫禄を感じたみたいだけれど。並大抵の強さ(肉体的にも、精神的にも)じゃないな。政次には、頑張って貰わないと。けれど、今は、迷わず、先達の背を、ひたすらに追いかけろ!
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話に、引き込まれる。
しほが、従姉の結婚式に出席するために、川越へ。親戚一同から、歓待され、藩主からは、再度、お家の再興を勧められるも、断り、鎌倉河岸に帰ってくる。待って居た人達は、一安心。彦四郎を巡る事件も片付き、一段落。
登場人物が、生き生きと活躍して居て、読んでいて、自分もそこに居るような気がしてくる。豊島屋の小僧の庄太や、蜆売りの菊三達のちびっこが活躍するのも良い。
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早く、次が読みたい。
大きな事件も片付いて、亮吉も、やっと、金座裏に戻ってきた。政次と彦四郎と三人、しほも入れて四人、また、一緒に頑張って欲しい。
事件の解決に、知恵を生かし、機転を利かせ、全力で立ち向かっていく、金座裏の面々の活躍に、大拍手。
早く、次々と、電子書籍化して欲しい。 -
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はらはらどきどきが、止まらない
次から次へと大きな事件が起こり、それを、皆で、解決していく。なかなか一筋縄ではいかない事件解明に、はらはらどきどき、させられる。
政次が、とうとう、松坂屋から、金座裏へ移る事になった。これからの活躍が、楽しみだ。 -
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良いなぁ
久し振りに読んだけれど、面白かった。登場人物が、生き生きと活躍する様が、目に浮かぶようだ。紙ベースの本では、読んでいたけれど、作者が、電子書籍嫌いと、聞いたことが有ったので、電子書籍で読めるようになるとは、思わなかった。本を置くスペースが無くなって、紙ベースの本を、諦めていたので、とても嬉しい。
大好きな作家さんだし、長編が多いので、長く楽しめそうだ。 -
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読みごたえバッグン
続編続きで佐伯泰英先生もさぞお疲れ様でございます。とにかく内容が濃ゆくてとても読みごたえが有り満足しました。最後まで私たちの期待していた事が叶い嬉しく思いましたー。
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「空也十番勝負」、七番勝負です。
冒頭から突如、安芸広島藩浅野家の重臣佐伯家の次男、彦次郎という武者修行者が登場。佐伯家の小者伴作と愛鷹千代丸とともに、武者修行の旅をしています。空也の修行旅とはかなり違う様式での旅ですが、どうやら空也と出会うために旅立ったもよう。果たして、空也とどこでどのように出会うのか、そもそも出会えるのか⁉︎
そんなこととは露知らず、当の空也は相変わらずです。奈良尾の治助が主船頭を務める肥後丸が〈山陰路長州萩〉に近づいたとき、長崎で出会ったある男が長州藩毛利家の家臣であったことを思い出し、とっさに降り立ちます。が、ここで萩藩内の藩主派対家老派の対立による騒動に巻き -
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読み応え、充分
赤目父子在るところ、風雲急を告げ、嵐在り。これからの彼らに豊後森藩では、何が待ち構えているのか?
赤目父子の来島水軍流の正剣十手、脇剣七手の奉献の様子には、いつも、ゾクゾクさせられる。嵐も鎮め、神様も答えられる。 -
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「居眠り磐音」の続編シリーズ「空也十番勝負」、1巻の下巻であります。
上巻は、物語の舞台が薩摩周辺に移ったうえに、空也の旅もなかなかスムーズにいかないため、話のテンポがいまいちつかみ切れずにいたのですが、下巻に入ったとたんググッとおもしろくなりました。
東郷示現流を学ぶために薩摩に入ろうとする空也ですが、国境付近で暗躍する無法集団外城衆徒との戦いにより、狗留孫峡谷の滝壺に落ちてしまいます。意識を失い川内川に流されているところを、薩摩藩前藩主島津重豪の重臣だった渋谷重兼と、その孫娘眉月が乗った船が通りかかり、彼らに助けられます。年が変わり17歳になった空也は、渋谷重兼の麓館で野太刀流の稽 -
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「居眠り磐音」50巻です。
前巻から5年後の寛政5年(1793)、坂崎空也は14歳。2年前から尚武館での稽古が許されています。尚武館、そして坂崎磐音の後継としての自覚も芽生えてきて、心身ともにかなり頼もしくなってきました。
空也がここまで成長しているということは、周りも等しく歳をとっているわけで、多くの登場人物が家族のように思えるこの物語の中で、加齢による衰えを見せる人物がいると、やっぱり寂しくなっちゃいますね……。
本巻のメイン・イベントは、なんといっても、磐音と空也父子が第11代将軍家斉からの呼び出しを受けてからの一連の出来事でしょう。依田鐘四郎が〈片手で両眼を覆った〉とき、彼 -
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「居眠り磐音」49巻。
本来なら次の50巻で完結するはずが、佐伯さんの〈計算違い〉により51巻になったと「あとがき」に書いてあるのですが、私はうれしいですよ。もう一冊読めるんですから。そんな〈計算違い〉なら大歓迎でございますよ。
さて、前巻から1年経ち、天明8年(1788)、ついに田沼意次が死に、老中松平定信による「寛政の改革」が始まりました。しかし田沼の最後の刺客、七人の御番衆が放たれておりました。彼らの探索に、利次郎と霧子が向かいます。
一方で、田丸輝信の兄次助がお孝と祝言を挙げることになったり、尚武館に仔犬が1匹増えたりと、ほっこりほほえましい幸せな光景も。9歳になった空也は -
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「居眠り磐音」48巻。
いきなり前巻から2年経っていて、読み始めてすぐ、おっとそう来たかとちとびっくり。
ネタバレにならないよう、裏表紙に書いてあるあらすじを参考にメモしておくと、本書での大きな変化としては、奈緒が江戸で「最上紅前田屋」という店をオープンさせたこと、それに、十代将軍家治がたおれたことにより政局が変わり始めたこと、ですね。あとは、尚武館の門弟田丸輝信の迷いと、お代の方の変化もありました。
といろいろあるのですが、何はともあれ本巻は幸せにあふれています。最終回なのかと思えるほど幸せな光景で、とくに第二章は泣けちゃいました。ここに描写されるすべての光景が、あでやかで美しく -
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「居眠り磐音」47巻です。
物語が大詰めに差しかかっているからか、本巻では、田沼との戦いはもちろん、尚武館坂崎道場を訪れる客人(?)たちや、山形で苦しむ奈緒の境遇など、いろいろな局面の展開に、心が動かされっぱなし。とくにラストの第五章では、いろんな涙がにじみました。全部自分のメモとして書いておきたいところだけど、ここに書くのはこれから読む人たちの興を削ぐことになりそうなのでやめておきます。
最低限のメモとして、本巻ならではの目玉となる人物だけ書いておくと、妖術を使うひなの婿選びのために尚武館坂崎道場へ立ち合いを求めにきた迷惑千万な鹿島神陰流卜部一党と、磐音が谷戸の淵からの帰りにばったり