佐伯泰英のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
んはぁ、切ねえ、切ねえぜぇぇぇ(涙)。
おこんさんの磐音への想いに胸を締め付けられたと思ったら、今度は磐音の白鶴への想いがラストシーンに溢れていて、もうもうもうどうしたらいいの。
切なすぎてもう。
〈悟ったようでなかなか悟りきれねえ。だから、人間、一生修行するんじゃござんせんか〉
〈下手に悟ったら万事が終わりだ。悩むからいいんでさ〉
この老船頭の言葉、沁みたわぁ。
てことでこの11巻もまた良かった。
品川柳次郎の哀しい秘密が明らかになったり、大頭与力笹塚孫一が斬られて危篤状態に陥ったり、人助けで巻き込まれた鳥取藩の内紛もまだくすぶってたり、他にもいろんな問題があって、とにかく本当に目が離せ -
Posted by ブクログ
いやぁ、おもしろかった。
こまごまとしたトラブル解決ももちろんおもしろいけど、江戸城の石垣修繕がかかった熱海での大仕事に関わったこの10巻は、ひときわおもしろかった。
これでもかと訪れるピンチに、ひとつひとつ落ち着いて知恵を絞って、さまざまな人たちの協力を得ながらしのいでいくのが、もうハラハラドキドキ。
柳次郎と武左衛門もかなりがんばっててちょっと感動。
そして磐音の正義が見過ごせなかった人助けにより、縁もゆかりもない鳥取藩のゴタゴタに巻き込まれた上に、女難の相が出てるとか言われておこんさんも気が気でないし、なんかもうみんなが愛おしくて、会話読んでるとニヤニヤしちゃうわ。
というわけで、1 -
Posted by ブクログ
佐伯さんの新作。助真という刀の名前から交代寄合の座光寺のシリーズかと思ってしまった。
ページ数が多いが、字が大きく、改行も多いのであっという間に読み終えた。
小次郎は九州の小大名家で剣道場の跡取りながら、師匠の叔父が斬り殺されたことで、武者修業で江戸へ。いずれは戻る予定で、妹のような少女と将来の話までしている。
道中で知り合った少女・薫子の護衛を兼ねて江戸へ向かう。次々と襲い来る薫子の敵と新たな自分の敵。泥棒退治から、胡散臭い知り合いまでできて、久しぶりに展開の広がりと速さを感じた。江戸に長逗留し薫子との関係も深まって行くが、田舎に戻って道場主になる夢と残してきた妹分のことをどうするのか気にな