【感想・ネタバレ】大晦り 新・酔いどれ小籐次(七)のレビュー

あらすじ

落馬して打撲傷を負った小籐次は、久慈屋夫妻、おりょうとともに熱海に湯治に行ったことで恢復し、以前と変わらぬ生活を送れるようになっていた。
そんなある日、瀬戸物町で火事騒ぎが起こり、そのさなかに料理茶屋の娘が行方知れずになった。そもそも火事騒ぎはどうやら付け火で、焼け跡から二人の男の焼死体が出ており、男たちは御庭番だという。火をつけた上に金を盗む賊徒たちを追って、逆に殺されたようだ。そして行方知れずの娘は、その現場を目撃したことで攫われたのかもしれないという。
町奉行所も火付盗賊改も御庭番を殺した賊徒の探索を優先しており、行方知れずの娘には関心がない。老中・青山の意を受けたおしんに口説かれ、小籐次は娘の救出に乗り出す。その結果、小籐次は“陰の者”たちと死闘を繰り広げることになった――。
新シリーズ書き下ろし、第7弾。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

まさかの落馬(ラクダ)
腰をいためて老いを自覚
すると、今までと異なる心境からの剣の技が鋭くきまる

新しい酔いどれ様の誕生です

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2017年03月31日

Posted by ブクログ

どうやら湯治で身体を治した酔いどれ様は、単に治ったぢけでなくまた一つ高みに登ったようですね。
今回は老中青山忠裕の強引な依頼により、らしからぬ幕府の闇を葬る御用を受けることになったのですが、その時に出会ったおそのさんがこの先レギュラー陣に加わって駿太郎に華を添えるのか気になります。

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2025年09月07日

ネタバレ 購入済み

本性は、人助け

「年の瀬までも、働かされるとは、前世で、よほど良からぬことをしておったかのう。」と嘆く小藤次に、観右衛門が、答えて曰く、「前世も現世も、赤目小藤次様の本性は、人助けでございますよ。」人助けに次ぐ、人助けで、今年も終わる。
しかし、緑黄紫の三色交趾の香合、茶碗、花入れを、ねこ飯茶碗だって、知らないっていうのは、恐ろしいな(笑)

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2021年06月14日

Posted by ブクログ

無事落馬ならぬ落駱駝の怪我も癒えた小藤次だが、今回の騒動は彼一人ではどうにもなりませんでしたねえ。駿太郎がどんどんしっかりしてくるわ。

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2017年03月05日

Posted by ブクログ

落馬で痛めた腰も治癒し、攫われたおそのを助け、女ツボ振りのおくめを救う過程でお亮の実家のも懇意になる。

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2021年02月01日

Posted by ブクログ

20170719 久しぶりのせいか少しリズムが合わなかった。展開がもどかしいままメインの話が終わってしまったような気がする。

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2017年07月19日

Posted by ブクログ

新シリーズ第七弾
取り潰された御庭番の確執に巻き込まれた娘を助けるために
益々息子の活躍が目立ってくるが、小籐次も一皮むけたか?

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2017年07月06日

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