感情タグBEST3
人名に地名、古よりの言い回し、久し振りに、大量の漢字に遭遇。書き取りをしたり、漢和辞典をひいたり、なかなか楽しい。
「赤目小藤次様の来し方は、波乱万丈」
今回も、万八楼の大酒会の騒ぎから、身延山久遠寺のお参り(代参)へ、雑賀衆阿波津光太夫一族との戦いと、息つく間も無い展開に、あっという間に読み終えた...続きを読む。
Posted by ブクログ 2021年01月21日
身延山久遠寺詣でをするにあたり、少し面白みを感じるようになってきた。桜満開「万朶」という言葉が出て、「咲けば万朶の花霞・・・」という50数年前の高校の応援歌のくだりを思い出した。応援歌18曲その他を収録した生徒手帳を入手したくなった。
Posted by ブクログ 2015年10月29日
今巻は全体的にスローペースだったが、それが良かった。
ほら蔵のセリフ「近頃、浮世の人すべてが血なまぐさい話を欲しているわけではない、と見た」に同感。もちろんチャンバラシーンはあるが、いつもよりも様式美に凝っていて、穏やかでゆったりした展開。佐伯作品は事件の目白押しの詰め込みが多いけれど、小藤次作品に...続きを読むはこれくらいがいいと思った。
Posted by ブクログ 2018年08月13日
身延山久遠寺への旅を通して、家族の絆を深めていく小籐次一家。
小籐次、おりょうは心構えもあり動じないのもわかりますが、駿太郎はもう少しジタバタしたり悩んだりして欲しかったなぁ。あまりに大人過ぎる様な気がします。
Posted by ブクログ 2017年02月13日
<新・酔いどれ小籐次>シリーズ第3弾。
ついに小籐次とおりょうさんが夫婦であることをお披露目。
おりょうさん、良かったなぁとしみじみ。
しかし、旧シリーズからずっと駿太郎が実父を小籐次に斃されたと知った時は、仇をとる為に小籐次に刃を向けることになるかもしれない…とずいぶんとこのことを引っ張ってき...続きを読むたのに、どうしてここでなぁなぁにして流してしまったのか。
おりょうさんは駿太郎が実父の事を知ったことを、小籐次に話すことはやめよう、と決めたことなのにいつのまにか小籐次は知っている。
小籐次がしっているのは、どういうわけで?
そこのところが曖昧なまま、なぁなぁで話が進んでしまっている。
あそこまで引っ張り、新シリーズでは駿太郎を10歳に変更して、「その時」をどう迎えるのかと期待を持たせてきたのにこれか。
どうしてこうなったのかわけがわからない。
編集者も誰も何も言わなかったのか。
わたし個人は納得ができない。
Posted by ブクログ 2016年02月27日
20160227 久しぶりに読んだシリーズ。こちらもそろそろ終わる方向か。登場人物が限られるのでやり方によっては長く続けられるのかも知れないが今の状況が一番良いので続ける事で壊さないようにして欲しい。
Posted by ブクログ 2015年12月27日
今シリーズ第1作で、左腕を失い、逃亡した阿波津光太夫芳直は、お庭番雑賀衆再興を目論み、娘お恵ともども、小籐次の命を付け狙う。「来島水軍流流れ胴斬り 桜吹雪」の呟きと共に、決着が付く。小藤次、おりょう、駿太郎が一つの家族になった身延山詣でとなった。