【感想・ネタバレ】桜吹雪 新・酔いどれ小籐次(三)のレビュー

あらすじ

夫婦の披露目をし新しい暮らしを始めた小籐次。一家揃って身延山久遠寺への代参を引き受けるが何者かが一行を付け狙う。好調第3弾!

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波乱万丈

人名に地名、古よりの言い回し、久し振りに、大量の漢字に遭遇。書き取りをしたり、漢和辞典をひいたり、なかなか楽しい。
「赤目小藤次様の来し方は、波乱万丈」
今回も、万八楼の大酒会の騒ぎから、身延山久遠寺のお参り(代参)へ、雑賀衆阿波津光太夫一族との戦いと、息つく間も無い展開に、あっという間に読み終えた

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2021年06月12日

Posted by ブクログ

ネタバレ

<新・酔いどれ小籐次>シリーズ第3弾。

ついに小籐次とおりょうさんが夫婦であることをお披露目。
おりょうさん、良かったなぁとしみじみ。

しかし、旧シリーズからずっと駿太郎が実父を小籐次に斃されたと知った時は、仇をとる為に小籐次に刃を向けることになるかもしれない…とずいぶんとこのことを引っ張ってきたのに、どうしてここでなぁなぁにして流してしまったのか。
おりょうさんは駿太郎が実父の事を知ったことを、小籐次に話すことはやめよう、と決めたことなのにいつのまにか小籐次は知っている。
小籐次がしっているのは、どういうわけで?
そこのところが曖昧なまま、なぁなぁで話が進んでしまっている。
あそこまで引っ張り、新シリーズでは駿太郎を10歳に変更して、「その時」をどう迎えるのかと期待を持たせてきたのにこれか。
どうしてこうなったのかわけがわからない。
編集者も誰も何も言わなかったのか。

わたし個人は納得ができない。

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2017年02月13日

Posted by ブクログ

ネタバレ

今シリーズ第1作で、左腕を失い、逃亡した阿波津光太夫芳直は、お庭番雑賀衆再興を目論み、娘お恵ともども、小籐次の命を付け狙う。「来島水軍流流れ胴斬り 桜吹雪」の呟きと共に、決着が付く。小藤次、おりょう、駿太郎が一つの家族になった身延山詣でとなった。

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2015年12月27日

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