あらすじ
ますます好調! シリーズ第6弾!
江戸っ子に大人気のらくだの見世物。小籐次一家も見物したが、そのらくだが盗まれた! なぜか小籐次が行方探しに奔走することに…。
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Posted by ブクログ
普段は自ら爺と名乗りながらも、実際に直面した老いを認めたくない小籐次の気持ちは、同年代だけによく分かります。
今回の湯治を経て完治した後には、うまく自分の現状と折り合いを付けることを期待します。手本を見せてくれますように。
まだまだ、頑張って貰わねば……
流石の小藤次も、寄る年波には勝てず、逃走した駱駝を捕まえようと、落馬して、腰を痛めてしまう。周りの勧めもあり、久慈屋の一行と、熱海の湯治に出かける。痛めた腰も完治し、これで、もう十年は、大丈夫とは、本人の弁。まだまだ、悪人を、バッタバッタと、薙ぎ倒して貰わなければ。