あらすじ
“居眠り磐音”が帰ってきた!
全五十一巻で完結した平成最大の人気シリーズが復活。
豊後関前藩中老職の嫡男・坂崎磐音の朋輩に妹の奈緒が生まれたその日(「赤子の指」)。
四歳の奈緒が磐音の嫁になると口にした日の出来事(「梅雨の花菖蒲」)など、本編では描かれなかった5つの物語を収録。
ふたりの幼き日々から悲劇の直前までを描き、万感胸に迫るファン必読の一冊。
感情タグBEST3
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磐音と奈緒の話。
磐音の小さい時から物語が始まり、磐音が藩を出ることになったあの事件の直前まで書かれてます。
磐音とおこんのカップルも好きですが、このカップルもなかなか良かったです。
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時代小説
連作短篇集
【居眠り磐音江戸双紙シリーズ】外伝。
本編の前、主人公 磐音の少年時代、関前藩から江戸に出るまでの出来事を描いた物語。
還暦を過ぎた磐音の回想という形で、許嫁奈緒や親友の慎之輔、琴平達と、桜につつまれた白鶴城の美しさに象徴される懐かしい日々を綴った作品。
自分が本編を胸熱く読んだことを思い出す。
再読して江戸の町並みにタイムトリップするとしよう。
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内容紹介
〝居眠り磐音〟が帰ってきた!
全五十一巻で完結した平成最大の人気シリーズが復活。
豊後関前藩中老職の嫡男・坂崎磐音の朋輩に妹の奈緒が生まれたその日(「赤子の指」)。
四歳の奈緒が磐音の嫁になると口にした日の出来事(「梅雨の花菖蒲」)など、本編では描かれなかった5つの物語を収録。
ふたりの幼き日々から悲劇の直前までを描き、万感胸に迫るファン必読の一冊。
令和元年7月16日~19日
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シリーズ番外編として、磐音たちの子供の頃を描いた短編集。
全て後付けなんだろうけど、その後の彼らの過酷な人生を知っているだけに感慨深い。
長いシリーズならではの楽しみ方ですね。
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佐伯泰英の連作時代小説『奈緒と磐音 居眠り磐音』を読みました。
ここのところ、時代小説が続いています… 佐伯泰英の作品は、4年前に読んだ『神隠し 新・酔いどれ小籐次(一) 』以来なので久し振りですね。
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〝居眠り磐音〟が帰ってきた――三年ぶりの書き下ろし新作!
〝居眠り磐音〟が帰ってきた!
全五十一巻で完結した平成最大の人気シリーズが復活。
豊後関前藩中老職の嫡男・坂崎磐音の朋輩に妹の奈緒が生まれたその日(「赤子の指」)。
四歳の奈緒が磐音の嫁になると口にした日の出来事(「梅雨の花菖蒲」)など、本編では描かれなかった5つの物語を収録。
ふたりの幼き日々から悲劇の直前までを描き、万感胸に迫るファン必読の一冊。
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2019年(平成31年)に刊行された、居眠り磐音シリーズのスピンオフ第1作… 磐音と奈緒の幼年期から青年期を描いた、本編で描かれなかった5篇の前日譚が収録されています。
■赤子の指
■梅雨の花菖蒲
■秋紅葉の岬
■寒梅しぐれ
■悲劇の予感
■あとがき
全51巻で完結した人気シリーズが復活! 本篇では描かれなかった、主人公の坂崎磐音と幼馴染の小林奈緒との幼き日々から、磐音が藩内抗争に巻き込まれ、許婚の奈緒との別れを余儀なくされる悲劇の直前までの5つの物語を収録… 二人の無垢にして清純な愛情がどう変転していったのか、、、
万感胸に迫る一冊… ファンには待望の新作、そしてシリーズ未読の方には前日譚となる『奈緒と磐音』をぜひご堪能ください。
還暦を超えた坂崎磐音が過去を回想する構成… 豊後関前藩の藩政が徐々に悪化する時代を背景に、河出慎之輔、小林琴平との少年期から青年期の交流を綴ったエピソードや、小林奈緒の誕生と出会い、坂崎家と小林家と河出家の家族ぐるみの付き合いを絡めながら描かれており、全51巻にも及ぶシリーズのエピソード・ゼロと言った位置づけの作品でしたね、、、
剣の技が一流で精神的にも落ち着いている磐音は、とてもこの年齢とは思えないですね… カッコイイですけどね。
本シリーズは初めて読んだので、この後、どんな展開が待っているのか… 気になって仕方ないですね、、、
家族のように付き合っていた慎之輔、琴平との関係がどうなるのか… 幼馴染で許嫁の奈緒との運命は… 51巻読破はムリだろうけど、まずは第1巻『陽炎ノ辻』を読んでみようと思います。
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7月-2。3.5点。
居眠り磐音シリーズ。
悲劇の前の二人を中心に、幼い磐音たちを描く短編集。
あっさり読める。
幼い頃から只者じゃ無かったのね。
Posted by ブクログ
佐伯作品は、父が大好きで全作読破しているが、私が読むのはこれが初めて。
「居眠り磐音」シリーズは「いつか読んでみたい」と思いつつ、あまりに長大なので手に取るきっかけもないまま時が過ぎていたのだが、このたび文春文庫で1巻から〈決定版〉として刊行されていくと知り、これはチャンスと書店に走り買ってきた。
1巻の前に、書き下ろし外伝というのが出ていたので、まずはこれから。
ただ、このシリーズを読んだことがないのに、先に外伝を読んでしまっていいのか、はたして楽しめるのか、少し不安だったけどまったく大丈夫だった。
一話ごとに、磐音と親友2人が子どもから大人になっていくのだが、はじめから面食らってしまった。
なんだこの格式高い子どもは。
9歳ってこんなだっけ?
などと戸惑いつつも、豊後関前藩の海の風景と人情にほっこり。
一方で不穏な空気も漂ってきて、成長していく磐音の剣術が光る。
とにかく磐音がかっこいい。
これは惚れちゃうわ。
こんな完璧ボーイなのになんで「居眠り磐音」なのかと思っていたら、そういうことか。
この関前藩ののどかな風景と、3人(というか三家)の関係が、ずっとこのままであってほしい。
でもあとがきを読むと悲劇が待っているらしいので、この後を読むのがちょっと怖いような……。