【感想・ネタバレ】朝虹ノ島 居眠り磐音(十)決定版のレビュー

あらすじ

江戸に炎熱舞い落ちる頃、稼ぎが減って干上がる寸前の浪人・坂崎磐音は、日雇い仕事に精を出す。見世物一座の妹が逐電した一件、その捜索を引き受けたが、思わぬしっぺ返しに遭う。
休む間もなく、千代田城の石垣普請のために熱海の石切場巡見に向かう今津屋吉右衛門一行に随行、友人の品川柳次郎らと警固を務める。普請奉行の動向に疑念を抱き、ひとり調べを進めると、ある陰謀が明らかになってくる。そんな最中、柳次郎が行方不明になってしまう……。

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Posted by ブクログ

いやぁ、おもしろかった。
こまごまとしたトラブル解決ももちろんおもしろいけど、江戸城の石垣修繕がかかった熱海での大仕事に関わったこの10巻は、ひときわおもしろかった。
これでもかと訪れるピンチに、ひとつひとつ落ち着いて知恵を絞って、さまざまな人たちの協力を得ながらしのいでいくのが、もうハラハラドキドキ。
柳次郎と武左衛門もかなりがんばっててちょっと感動。

そして磐音の正義が見過ごせなかった人助けにより、縁もゆかりもない鳥取藩のゴタゴタに巻き込まれた上に、女難の相が出てるとか言われておこんさんも気が気でないし、なんかもうみんなが愛おしくて、会話読んでるとニヤニヤしちゃうわ。

というわけで、10巻はとくに傑作。

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2019年07月18日

Posted by ブクログ

磐音が街の事件を解決していく。

この頃はまだ剣技も未熟で少し頼りない部分もあることが、新鮮だった。

江戸城石垣修復に絡む石切り出しに絡んで、今津屋が熱海に行くのにあたって、磐音達が用心棒として赴く。

策謀が絡む中、磐音の起点と居眠り剣法で一件落着。やはり物語はテンポ良く、楽しく読めた。

武左衛門のタンセキ流が初?活躍するところも見所

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2023年02月20日

シリーズ作品レビュー

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