【感想・ネタバレ】照葉ノ露 居眠り磐音(二十八)決定版のレビュー

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Posted by ブクログ

「居眠り磐音」決定版28巻は、かなり盛りだくさん。

磐音と木下一郎太は、直参旗本設楽家の存続のため、13歳の嫡男設楽小太郎の仇討ちを助勢しに上総へ。
また、でぶ軍鶏こと重富利次郎が、父の共で土佐へ旅立つことに。
そしてそして、竹村武左衛門、ついに就職!

この3つの大きな出来事の合間に、上方弁の掏摸が現れたり、刀剣名人鵜飼百助の屋敷に不届き者が押しかけたり、時鐘役夫婦が毒殺される事件が起こったり、木下一郎太と菊乃ちゃんがいい感じになったり、西の丸様に磐音が剣術指南に行くことになったりと、まぁ目まぐるしくいろんなことが起こる。

おもしろくないわけがないんである。

やせ軍鶏の辰平が武者修業の旅に出ているときに、でぶ軍鶏利次郎まで尚武館からいなくなっちゃうのは寂しいなぁと思っていたけど、今回仇討ちのお世話をした小太郎が入門することになったから、ま、いっか。

武左衛門の就職にあたっては、品川柳次郎と磐音との3人の友情にほっこりし(武左衛門にはあきれるばかりだが)、一緒にいて成り行きを見守っていた利次郎の「真の友」という言葉に、磐音が河出慎之輔&舞夫婦と小林琴平の顔を思い浮かべたときにはじぃんと来た。

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2020年05月27日

Posted by ブクログ

ネタバレ

感想
磐音と柳次郎が安定し、こてを受けて、武左衛門も安藤家の門番として落ち着くことになった。利次郎の成長が著しく、高知に行ってさらに成長を果たすと期待が膨らむ。

四番目の刺客は薩摩示現流なので尋常の勝負を期待したが、愛甲は意外と姑息であり、勝負も結構あっけなくついた印象。五番目の刺客との勝負に期待

本巻では、一郎太と菊乃、利次郎と霧子の恋の伏線も張られている。


あらすじ
直参旗本の設楽家の嫡男の小太郎の仇討ち旅に磐音と南町同心の木下一郎太が同行する。小太郎は見事仇討ちを成し遂げ、設楽家を守る。

重冨利次郎が父親に同行して、高知に随行することになった。一方、竹村武左衛門は柳次郎の紹介で安藤家の門番として奉公することになる。利次郎は尚武館での勝ち抜き稽古の後、高知へと旅立つ。

磐音は西の丸の護衛のために、西の丸の剣術指南になる。それを聞きつけた田沼は、対抗策として残る二人の刺客のうち、示現流の愛甲次大夫を差し向けるが、磐音はこれを撃退する。

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2023年08月16日

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