佐伯泰英のレビュー一覧

  • 雨降ノ山 居眠り磐音(六)決定版

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    両国大川の川開き、花火、納涼船、花火客の歓声、盂蘭盆会の迎え火送り火……江戸の夏のなんとも懐かしく風流な光景に、うっとりしつつも胸踊らせた6巻が、こんなにも悲しく終わるとは……。

    そんなときでも悪者たちは堂々と現れるもんで、磐音の包平が何度円弧を描いたことか。
    磐音&孫一コンビが動くときはワクワクしますわ。

    おこんさんの気持ちも、なんとなく表に出てきちゃってるし、展開が意外と早そう……?

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    2019年07月04日
  • 龍天ノ門 居眠り磐音(五)決定版

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    これは……再会と呼べるのか。
    哀しくてかっこよすぎて、磐音が走り抜けた瞬間、サブイボが立ったわ。

    もう、どうしてこうもおもしろい話が次々と生まれるのか。
    巻を重ねるごとにそれぞれのキャラも立ってきて、品川柳次郎のちゃっかり精神と竹村武左衛門のしょーもなさに磨きがかかり、新たな登場人物も加わりながらぐいぐい読ませてくれる。

    新任江戸家老の利高くんはこれで大丈夫なのか、これまた今後が気になるところ。
    ああ楽しみ。

    それにしても孫一っつぁんがかわいい。
    〈串刺しにされた田楽のよう〉とよく例えられ、登場のたびにクスッと笑ってしまうのだが、〈陣笠に火事羽織、野袴姿で指揮十手を右手に持った、寸足らず

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    2019年06月27日
  • 雪華ノ里 居眠り磐音(四)決定版

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    前巻を読んでから約3ヶ月経ってしまったので、「ポーラースター」シリーズですっかり中南米に行っていた頭を江戸へ戻すべく、外伝『奈緒と磐音』から、1巻『陽炎ノ辻』、2巻『寒雷ノ坂』、3巻『花芒ノ海』まで、ざっと再読。

    ああ、やっぱりおもしろい。
    ストーリーを知っているからこそ楽しめたところもあったし、細かい部分の確認もできた。

    さて4巻。
    まぁ、やっぱりそうなるよね。
    そう簡単に会えちゃつまんないもんね。
    とはいえ、ここまでかと思うくらいの広範囲なザ・たらい回し。
    奈緒ちゃんとはいつどこでどうやって会えるのか⁉︎
    そもそも会えるのか⁉︎

    何はともあれ、磐音が江戸に帰ってきて、さっそく今津屋で

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    2019年06月25日
  • 鼠草紙 新・酔いどれ小籐次(十三)

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    新・酔いどれ小藤次シリーズの最新刊。
    こちらの方は、丁寧に描かれ、いつものように、ほっこり感が残る読後感!
    今回駿太郎の生みの母の墓参り。老中青山忠裕の国元篠山藩への家族水いらすの旅となった。

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    2019年05月03日
  • 花芒ノ海 居眠り磐音(三)決定版

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    すっ、素晴らしい巻だ。
    ひとつの山場になる巻ですな。
    最後の五章だけで1冊読んだような濃さ。

    まずわたくし、今野敏さんの任侠シリーズを読んで以来、「やくざ」とか「代貸」とかいう単語を見るとワクワクしてくるのです。
    そのため一章は心躍りました。
    磐音と五郎造の会話なんかもう、たまらんです。

    それと、南町奉行所の与力、笹塚孫一っつあんが好きなもんで、ちょこちょこ登場してはさりげなく活躍してくれるこの巻は、やはり思い入れが深くなってしまいます。

    また、三章の豆造(4歳)がかわいそうでかわいそうで、胸が締めつけられます。

    そしてそして、四章五章で最高の山場を迎えます。
    磐音が故郷へいったん戻り

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    2019年03月22日
  • 陽炎ノ辻 居眠り磐音(一)決定版

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    どっしぇぇぇぇぇ。
    『奈緒と磐音』のあとがきにあった「悲劇」ってこれ⁉︎
    なんてことよ、いきなりかーい!
    これは悲しすぎる。
    慎之輔ぇぇぇ、あんたなんでそっちの話を……。
    一番無念なのは舞ちゃんだよ。

    1巻を読んでまず思ったのは、『奈緒と磐音』を先に読んでおいて良かったということ。
    そのおかげでスムーズに話に入っていけ、幼なじみどうしの関係性や想いの深さがわかる分、「悲劇」がよりつらい。
    そもそも話が続きになっているし、これこそ磐音のルーツだし、もう『奈緒と磐音』が1巻で良いのでは。

    さて、『陽炎の辻』、悲しく切ないタイトルではあるのだが、その後、磐音の江戸での長屋暮らしが始まり、実はそっ

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    2019年03月14日
  • 御鑓拝借 酔いどれ小籐次(一)決定版

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    小籐次は豊後森藩江戸屋敷の厩番の下士である。その彼が藩主の恥辱を晴らそうと西国四藩の体面を地に落とそうとの行動を取る。その行動が、「御鑓拝借」である。

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    2018年10月19日
  • 椿落つ 新・酔いどれ小籐次(十一)

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    ネタバレ

    お伊勢参りで、縁があった三吉のろくでなしの父親が殺された。その真相は3〜4年前から品川宿の山奥で秘密結社のように密かに組織された『強葉木谷の精霊』と自称するもののけの仕業。かたや旧藩の危機もあり、小藤次親子の大活躍!

    登場人物の成長とともにますます磨きのかかる筆運びを堪能。

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    2018年09月06日
  • 大晦り 新・酔いどれ小籐次(七)

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    無事落馬ならぬ落駱駝の怪我も癒えた小藤次だが、今回の騒動は彼一人ではどうにもなりませんでしたねえ。駿太郎がどんどんしっかりしてくるわ。

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    2017年03月05日
  • 願かけ 新・酔いどれ小籐次(二)

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    ネタバレ

    <新・酔いどれ小籐次>シリーズ第2弾。

    酔いどれ大明神などと勝手に祭られてお賽銭を投げられる。
    どんどん増えていくが、そこまで?というような金額に膨れ上がる。
    大体がお金の悩みだと思うんだけど、お金に悩んでる人がお金そんなに出すかね…。と思ってしまう。

    駿太郎、ついに父親の秘密を他人より聞かされてしまう。
    動揺しまくる駿太郎に、お夕ちゃんが「そんな駿太郎はキライ」の一言。びっくりした。
    こんなに駿太郎が動揺している姿なんて、初めて見るんだろうに、キライとは…。
    もうちょっと時間かけて聞いてやってもいいだろうに、と思ってしまった。

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    2017年02月13日
  • らくだ 新・酔いどれ小籐次(六)

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    小藤次もちと老いてきたか。まあ、今回は巨悪は出てこなくて、ちょっと平穏って感じ。そう云うのも悪くない。

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    2017年01月22日
  • 柳に風 新・酔いどれ小籐次(五)

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    新シリーズも5作目。さほど、大きな事件ではないが、小藤次の回りには平穏と云う二文字はない。とうとう、駿太郎もやむを得ずとは云うものの人斬りの世界に踏み込んでしまった。でも、まあ面白いのですがね。

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    2016年11月27日
  • 姉と弟 新・酔いどれ小籐次(四)

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    駿太郎が立派に育ってきたもんだ。しかし、平和に過ごせない人たちだねえ~ まあ、事件がないと話にならないのだけどねえ・・・

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    2016年11月20日
  • 桜吹雪 新・酔いどれ小籐次(三)

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    新シリーズ第3作目。今回は懐かしき大酒呑み大会、再びと、家族での見延山詣。いい家族になってきて、いいねえ~

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    2016年10月30日
  • 願かけ 新・酔いどれ小籐次(二)

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    新シリーズも2作目で、また読むのも慣れてきた。相変わらず陰謀に巻き込まれるが、引っ張って、引っ張って、解決! しかし、とうとう駿太郎、聞いてしまったねえ・・・ やっぱ、隠すのはよくない。あと、結婚してるのに隠すのも罪だわさ、おりょうさん。

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    2016年10月23日
  • 桜吹雪 新・酔いどれ小籐次(三)

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    今巻は全体的にスローペースだったが、それが良かった。
    ほら蔵のセリフ「近頃、浮世の人すべてが血なまぐさい話を欲しているわけではない、と見た」に同感。もちろんチャンバラシーンはあるが、いつもよりも様式美に凝っていて、穏やかでゆったりした展開。佐伯作品は事件の目白押しの詰め込みが多いけれど、小藤次作品にはこれくらいがいいと思った。

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    2015年10月29日
  • 願かけ 新・酔いどれ小籐次(二)

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    小籐次を愛するおりょうを狙うヤツが、目の上のコブである大老青山を支えているの赤目小籐次を陥れようと策略・・・でもうまくいかないのは当然の事です

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    2015年02月13日
  • 八州狩り~夏目影二郎始末旅(一)~

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    「居眠り磐音」シリーズを読みきったので、移ってきました。
    まあそれなりには面白いんだけど、
    主人公がどんな動機で戦っているのかが
    わかりづらいんだよな・・・

    行きずりの女とやりまくったり、無駄に人斬ったり、
    そういうダークヒーローっぷりを期待してるんだけど、
    今後はどうなることやら。

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    2014年05月20日
  • 名乗らじ 空也十番勝負(八)

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    何とも中途半端な八番勝負でした。
    各地の道場で稽古を願う空也の様子は微笑ましいものの、空也滝で対峙した謎の剣術家は意味がわからないし、何故今更になって尚武館に鵜飼武五郎のような中途半端な輩を登場させたのかも現時点ではわからない。
    おまけに佐伯彦次郎は著者と同姓のくせに、悪人ではないけれど人として大事なものが欠けているので、幾ら剣術に優れていても武者修行の最後を飾るに相応しいとは思えない。
    これらはすべて前振りで後から重要な意味を持つようになるのか、、、

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    2026年01月24日
  • めじろ鳴く

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    佐伯泰英さん、301冊目の登録。ここまで来ると惰性と義務感で読んでいるような。
    作者初の短編集。6編あるが、5編は過去に書いたものを一部手直しし、最後の「妻手指(えびらさし)」のみ新作とのこと。5編で明確に読んだ覚えのあるのが「寛政元年の水遊び」のみ。これだけ読んでいるのに、読み漏らしがあるようだ。
    「めじろ鳴く」
    宮本武蔵が主人公。柳生十兵衛の若い従者が、武蔵が隠棲している熊本まで来て十兵衛の手紙を渡す。手紙の返事待ちで一緒に暮らす内に、従者と衆道へ。本のタイトルでもある文言は何とも色事の怪しい状況。この従者が実は偽者で、体をエサに武蔵へ切りつける。読んだ後味はあまり良くない。
    「寒紅おゆう

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    2026年01月06日