佐伯泰英のレビュー一覧

  • 花芒ノ海 居眠り磐音(三)決定版

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    すっ、素晴らしい巻だ。
    ひとつの山場になる巻ですな。
    最後の五章だけで1冊読んだような濃さ。

    まずわたくし、今野敏さんの任侠シリーズを読んで以来、「やくざ」とか「代貸」とかいう単語を見るとワクワクしてくるのです。
    そのため一章は心躍りました。
    磐音と五郎造の会話なんかもう、たまらんです。

    それと、南町奉行所の与力、笹塚孫一っつあんが好きなもんで、ちょこちょこ登場してはさりげなく活躍してくれるこの巻は、やはり思い入れが深くなってしまいます。

    また、三章の豆造(4歳)がかわいそうでかわいそうで、胸が締めつけられます。

    そしてそして、四章五章で最高の山場を迎えます。
    磐音が故郷へいったん戻り

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    2019年03月22日
  • 陽炎ノ辻 居眠り磐音(一)決定版

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    どっしぇぇぇぇぇ。
    『奈緒と磐音』のあとがきにあった「悲劇」ってこれ⁉︎
    なんてことよ、いきなりかーい!
    これは悲しすぎる。
    慎之輔ぇぇぇ、あんたなんでそっちの話を……。
    一番無念なのは舞ちゃんだよ。

    1巻を読んでまず思ったのは、『奈緒と磐音』を先に読んでおいて良かったということ。
    そのおかげでスムーズに話に入っていけ、幼なじみどうしの関係性や想いの深さがわかる分、「悲劇」がよりつらい。
    そもそも話が続きになっているし、これこそ磐音のルーツだし、もう『奈緒と磐音』が1巻で良いのでは。

    さて、『陽炎の辻』、悲しく切ないタイトルではあるのだが、その後、磐音の江戸での長屋暮らしが始まり、実はそっ

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    2019年03月14日
  • 御鑓拝借 酔いどれ小籐次(一)決定版

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    小籐次は豊後森藩江戸屋敷の厩番の下士である。その彼が藩主の恥辱を晴らそうと西国四藩の体面を地に落とそうとの行動を取る。その行動が、「御鑓拝借」である。

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    2018年10月19日
  • 椿落つ 新・酔いどれ小籐次(十一)

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    ネタバレ

    お伊勢参りで、縁があった三吉のろくでなしの父親が殺された。その真相は3〜4年前から品川宿の山奥で秘密結社のように密かに組織された『強葉木谷の精霊』と自称するもののけの仕業。かたや旧藩の危機もあり、小藤次親子の大活躍!

    登場人物の成長とともにますます磨きのかかる筆運びを堪能。

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    2018年09月06日
  • 大晦り 新・酔いどれ小籐次(七)

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    無事落馬ならぬ落駱駝の怪我も癒えた小藤次だが、今回の騒動は彼一人ではどうにもなりませんでしたねえ。駿太郎がどんどんしっかりしてくるわ。

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    2017年03月05日
  • 願かけ 新・酔いどれ小籐次(二)

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    ネタバレ

    <新・酔いどれ小籐次>シリーズ第2弾。

    酔いどれ大明神などと勝手に祭られてお賽銭を投げられる。
    どんどん増えていくが、そこまで?というような金額に膨れ上がる。
    大体がお金の悩みだと思うんだけど、お金に悩んでる人がお金そんなに出すかね…。と思ってしまう。

    駿太郎、ついに父親の秘密を他人より聞かされてしまう。
    動揺しまくる駿太郎に、お夕ちゃんが「そんな駿太郎はキライ」の一言。びっくりした。
    こんなに駿太郎が動揺している姿なんて、初めて見るんだろうに、キライとは…。
    もうちょっと時間かけて聞いてやってもいいだろうに、と思ってしまった。

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    2017年02月13日
  • らくだ 新・酔いどれ小籐次(六)

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    小藤次もちと老いてきたか。まあ、今回は巨悪は出てこなくて、ちょっと平穏って感じ。そう云うのも悪くない。

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    2017年01月22日
  • 柳に風 新・酔いどれ小籐次(五)

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    新シリーズも5作目。さほど、大きな事件ではないが、小藤次の回りには平穏と云う二文字はない。とうとう、駿太郎もやむを得ずとは云うものの人斬りの世界に踏み込んでしまった。でも、まあ面白いのですがね。

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    2016年11月27日
  • 姉と弟 新・酔いどれ小籐次(四)

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    駿太郎が立派に育ってきたもんだ。しかし、平和に過ごせない人たちだねえ~ まあ、事件がないと話にならないのだけどねえ・・・

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    2016年11月20日
  • 桜吹雪 新・酔いどれ小籐次(三)

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    新シリーズ第3作目。今回は懐かしき大酒呑み大会、再びと、家族での見延山詣。いい家族になってきて、いいねえ~

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    2016年10月30日
  • 願かけ 新・酔いどれ小籐次(二)

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    新シリーズも2作目で、また読むのも慣れてきた。相変わらず陰謀に巻き込まれるが、引っ張って、引っ張って、解決! しかし、とうとう駿太郎、聞いてしまったねえ・・・ やっぱ、隠すのはよくない。あと、結婚してるのに隠すのも罪だわさ、おりょうさん。

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    2016年10月23日
  • 桜吹雪 新・酔いどれ小籐次(三)

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    今巻は全体的にスローペースだったが、それが良かった。
    ほら蔵のセリフ「近頃、浮世の人すべてが血なまぐさい話を欲しているわけではない、と見た」に同感。もちろんチャンバラシーンはあるが、いつもよりも様式美に凝っていて、穏やかでゆったりした展開。佐伯作品は事件の目白押しの詰め込みが多いけれど、小藤次作品にはこれくらいがいいと思った。

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    2015年10月29日
  • 願かけ 新・酔いどれ小籐次(二)

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    小籐次を愛するおりょうを狙うヤツが、目の上のコブである大老青山を支えているの赤目小籐次を陥れようと策略・・・でもうまくいかないのは当然の事です

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    2015年02月13日
  • 八州狩り~夏目影二郎始末旅(一)~

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    「居眠り磐音」シリーズを読みきったので、移ってきました。
    まあそれなりには面白いんだけど、
    主人公がどんな動機で戦っているのかが
    わかりづらいんだよな・・・

    行きずりの女とやりまくったり、無駄に人斬ったり、
    そういうダークヒーローっぷりを期待してるんだけど、
    今後はどうなることやら。

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    2014年05月20日
  • 陽炎ノ辻 居眠り磐音(一)決定版

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    36巻まで読んだところで、久々に1巻に戻ってみた。やっぱり1巻の磐音はいいんだよなぁ。この頃は良かった。
    「今津屋はケチで有名な商人」とある。そうそう、最初ケチっぽく描かれてたから、後々太っ腹な描写がたくさん出てきて、変だなぁと思ってたのを思い出した。
    それに、やっぱりおこんの初登場では、容姿について描写がないのね。1巻にも「美しい顔」「美人」とはあるけど、今小町今小町と騒がれてる感じはない…むしろ見た感じの雰囲気は「深川育ちの町娘そのもの」とまで描かれてる。キャラから勝手に胸板厚くてちょっと体格のいい感じかなと想像してたなー。絵師の北川氏が出てくるまで、おこんが今小町って騒がれてるってことを

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    2026年09月04日
  • 混沌 決定版~交代寄合伊那衆異聞(15)~

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    幕府では、堀田正睦が政争に敗れ、外交の表舞台から退き、井伊直弼が大老に就任。幕府の行く末が心配になる…。
    藤之助は、阿片窟の女王と危険な取引…厄介な相手だ。

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    2026年08月25日
  • 新たな明日 助太刀稼業(三)

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    浪人・神石嘉一郎が「助太刀稼業」としてさまざまな依頼を請け負いながら、剣一本で生き抜いていく物語です。
    時代小説らしい泥臭さと人情の機微が凝縮されていて、剣戟シーンは迫力があり、立ち会いの緊張感が伝わってきました。
    剣戟の迫力や人情話の温かさはさすがですが、展開がやや類型的で「先が読めてしまう」場面も散見されました。
    ただ、安心して時代劇の世界に没入できる心地よさがあり、最後には哀愁すら漂う余韻が残るシリーズでした。

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    2026年07月22日
  • もどき友成 助太刀稼業(二)

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    浪人・神石嘉一郎が「助太刀稼業」としてさまざまな依頼を請け負いながら、剣一本で生き抜いていく物語です。
    時代小説らしい泥臭さと人情の機微が凝縮されていて、剣戟シーンは迫力があり、立ち会いの緊張感が伝わってきました。
    剣戟の迫力や人情話の温かさはさすがですが、展開がやや類型的で「先が読めてしまう」場面も散見されました。
    ただ、安心して時代劇の世界に没入できる心地よさがあり、最後には哀愁すら漂う余韻が残るシリーズでした。

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    2026年07月22日
  • さらば故里よ 助太刀稼業(一)

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    浪人・神石嘉一郎が「助太刀稼業」としてさまざまな依頼を請け負いながら、剣一本で生き抜いていく物語です。
    時代小説らしい泥臭さと人情の機微が凝縮されていて、剣戟シーンは迫力があり、立ち会いの緊張感が伝わってきました。
    剣戟の迫力や人情話の温かさはさすがですが、展開がやや類型的で「先が読めてしまう」場面も散見されました。
    ただ、安心して時代劇の世界に没入できる心地よさがあり、最後には哀愁すら漂う余韻が残るシリーズでした。

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    2026年07月22日
  • 万両ノ雪 居眠り磐音(二十三)決定版

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    やっぱりここは安定の磐音に逃げる。いっこ前に読んでた本が重すぎたので、こちらで癒す。孫一がかつての遺恨の相手の島抜けを知り、捕縛に向けて動き出す。磐音とおこんが江戸不在の中、どんな立ち回りをするのかな~と思っていたら、柳二郎がいい働き。そして最後美味しいところはやっぱり磐音。わかりやすい。帰って早々、佐々木家への養子縁組や今津屋跡継ぎ誕生とかめまぐるしかった。次からはいよいよ佐々木磐音となっての物語のスタート。2385-64

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    2026年05月19日