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京北山の北山杉の里・雲ケ畑で、六歳のかえでは母を知らず、父の岩男、犬のヤマと共に暮らしていた。従兄の萬吉に連れられ、京見峠へ遠出したかえでは、ある人物と運命的な出会いを果たす。京に出たい――芽生えたその思いが、かえでの生き方を変えていく。母のこと、将来のことに悩みながら、道を切り拓いていく少女を待つものとは。光あふれる、爽やかな物語。
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Posted by ブクログ
物語当初、かえで6歳、従兄の萬吉12歳
萬吉はこの年齢にして既に将来何か大きなことをやりそうな言動が至る所で見られ、かえでもそれに負けじと『自分』というものをしっかり持った6歳だと感じる。
しばらくの時を経て京の地において、互いに別の分野ではあるが職人としてそれぞれの道をめざす。真面目な性格と怠らない努力で周りから評価される職人にかえでも萬吉もなってゆくが、何より感じたのは2人の人間性。
人間として素晴らしい人には、それ相応の人が手を差し伸べ、結果として人に恵まれる。
かえでと萬吉、2人ともそれなりの評価を得られる職人となり物語は終わるが、2人にはきっと明るい未来が待っているだろう。
続きがあるならば読みたいと思わせるラストでした。
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