佐伯泰英のレビュー一覧

  • 鼠異聞 上 新・酔いどれ小籐次(十七)

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    (上)となってるので、話が最後まで終わらないのが明確になってるのでいい。そんなに大きな事件ではないが、このくらいの話がいいかも。今回の主役は岩代壮吾だな。旅日記的な話も悪くない。いずれにせよ、下巻が楽しみ

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    2021年10月03日
  • 梅花下駄 照降町四季(三)

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    ネタバレ

    ラストスパート、佐伯泰英渾身の作品もあと2冊
    (だけど手違いで最終巻を読み終えてるしww)
    大火で焼け落ちた照降町だが、佳乃の命を懸けて
    守った梅の神木から大きな物語が始まる
    (町を武力で守った周五郎にも藩の迷惑が降る)

    手短に言うと、照降町復興に、瓦版に長屋の奮闘
    と女神佳乃の美談、船商売発案で花緒で大儲け、
    江戸復興のシンボルに美談の神木騒ぎが芝居に、
    花魁梅花の三枚下駄を全く目新しい物にするとい
    う大プロジェクトを一任されて、手すさびで描く
    絵を下駄の歯に飾る、その舞台を照降町の神木で
    佳乃も一緒に演出するという・・・面白い!

    本物の感動と興奮を、芝居脚本に書けるものなの
    か、ラスト

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    2021年10月03日
  • 己丑の大火 照降町四季(二)

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    ネタバレ

    時代人情小説の名手佐伯泰英、長編では描けない
    コンパクトでダイナミックな物語を紡ぎだした
    改めて佐伯先生のご長寿を祈念したい、いつまで
    も好きな物語の中でほろ酔い気分で漂いたいから

    文政12年(1829年)江戸の大火で記録がのこる
    己丑の大火、神田佐久間町河岸材木小屋の出火は
    日本橋・京橋・芝一帯を炎で嘗め尽くした
    (文政の大火・佐久間町火事)
    照降町も全て焼け落ちたが、神木として親しまれ
    ている梅の木を夜通し水をかけ、最後には我が身
    を木と運命を共にせんとばかりに縛り付けた出戻
    り鼻緒挿し師の佳乃の姿に長屋の人間も奮起して
    神木を守った
    (周五郎も火事場泥棒を捕まえ、大店に恩を売る)

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    2021年10月03日
  • 妖怪狩り~夏目影二郎始末旅(四)~

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    ネタバレ

    江川英龍が出てるそうなので読んでみた。
    結局、江川英龍は前半のちょこっとしか出て来なかった。笑
    前半は旅のロードムービー。
    後半は剣や戦。
    忠次が悪い奴のはずなのに、暮らしに困っている人たちを助ける粋なやつ。
    こうゆう登場人物にはめちゃくちゃ弱い!
    登場人物が素敵な人が多い。
    剣の描写がすごい。まるで実際に見てきたみたい。
    この作家さん、元々映画を作りたかったみたいなので、やっぱりうまいなぁと思った。
    スローモーションのような描写をしたり、すごい。
    そもそも、歴史をめちゃくちゃ調べている。
    鳥居耀蔵、全然知らなかったけど、本当にいた人物なのね。

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    2021年10月01日
  • 酒合戦 新・酔いどれ小籐次(十六)

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    新になって16作目、トータルでは35作目になる。このところ大きな話が続いてたが、今回は小振りな作品が5つ並ぶ。まあ、これくらいのさほど大事件じゃない方が小藤次らしい気もする。しかし、まあ大奥にまで乗り込みますか。多少やり過ぎ感も ^_^

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    2021年09月20日
  • 初詣で 照降町四季(一)

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    四巻で完結するというお話の一巻目。
    訳ありで三年振りに家に戻った佳乃を待っていたのは、喘息持ちになってしまった父親。父親の代わりに家業の鼻緒屋に精を出す佳乃と浪人周五郎が織り成す人情話。
    安定した語り口にすいすいと読み進めてしまう。
    二作が楽しみです。
    唯一の不満は美味しい料理とお酒の場面がない事か…

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    2021年09月05日
  • 武士の賦 居眠り磐音

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    尚武館お馴染みの辰平、利次郎、霧子の若き日々を描いた時代小説

    磐音さんとおこんさん、豊後関前に行く前にこんな御用旅をねじ込んでいたとはびっくりです…

    振り返れば、あの日が今に至る起点であった…的な可愛らしいお話です
    大好きな三人なので楽しく読めました

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    2021年07月27日
  • 出絞(でしぼ)と花かんざし

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    物語当初、かえで6歳、従兄の萬吉12歳

    萬吉はこの年齢にして既に将来何か大きなことをやりそうな言動が至る所で見られ、かえでもそれに負けじと『自分』というものをしっかり持った6歳だと感じる。

    しばらくの時を経て京の地において、互いに別の分野ではあるが職人としてそれぞれの道をめざす。真面目な性格と怠らない努力で周りから評価される職人にかえでも萬吉もなってゆくが、何より感じたのは2人の人間性。

    人間として素晴らしい人には、それ相応の人が手を差し伸べ、結果として人に恵まれる。

    かえでと萬吉、2人ともそれなりの評価を得られる職人となり物語は終わるが、2人にはきっと明るい未来が待っているだろう。

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    2021年07月26日
  • 鼠草紙 新・酔いどれ小籐次(十三)

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    〝新〝シリーズになっての13作目。今回は駿太郎の両親の足跡をたどって丹波篠山へ。いつものように小藤次らしい話で悪くないのだが、敵がちょっと小物だなあ。まあ、それもこのシリーズらしいが

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    2021年07月18日
  • 夏の雪 新・酔いどれ小籐次(十二)

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    ”新”になっての12作目。まあ、よく次から次へと思いつくもんだ。今回は妖怪の類は現れないので、まとも。公方様に謁見とは凄すぎますな。で、花火の話はええ話やわ。さすがに小藤次!

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    2021年07月07日
  • 椿落つ 新・酔いどれ小籐次(十一)

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    新シリーズの11巻。お伊勢参りで一緒になった三吉が再登場。どうしようもない親父に売られようとしており、小藤次登場。しかし、その父親は殺され、訳の分からん敵が登場。御殿山、昔はおどろおどろしいところやったんやなね。伊勢編もそうだったが、敵が妖術使いって云うのはなんだかなあ・・・ でも、まあこの巻の読みどころは駿太郎。実際にもいないことはないが、12歳とは思えぬ立派さ。彼の成長はこの新シリーズの目玉やね

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    2021年07月02日
  • 遠霞ノ峠 居眠り磐音(九)決定版

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    数巻前は、このままマンネリになるのかななんて思っていたけど、さすがのロングセラー。サーガの様相を呈して、徐々にグルーブしてきた。はやく続きが読みたくなってきた。

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    2021年06月27日
  • 梅花下駄 照降町四季(三)

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    気になる……

    わぉ!丁度の所で終わった!物凄く気になる……佳乃と周五郎、著者の他作品のように、引っ付きそうで、引っ付かないっていうパターンだろうか……

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    2021年06月23日
  • 青田波 新・酔いどれ小籐次(十九)

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    小藤次の身辺は、今日も賑やか。

    桂三郎、お夕の新たなる旅立ちは、目出度い。青田を渡る風の如く有れ。薫子姫様、お幸せに。懐剣を使わずに済んで良かった。
    元祖鼠小僧に、菖蒲正宗、大身旗本三枝家の姫君、高家肝煎の大沢家と、小藤次の周りは、賑やかで、今日も暇無し。

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    2021年06月22日
  • 鼠異聞 下 新・酔いどれ小籐次(十八)

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    この後が、気になる。

    上下の下で、一応、高尾山薬王院の大掃除が出来て、旅は無事に終わったけれど、なにやら、不穏な事件が潜んでいるような感じ。桃井道場への入門を希望する得体の知れない男、懐剣の持ち主の大身の姫君、子次郎は?
    久慈屋の御用も、悪人の大掃除も済んで、桃井道場の年少組の成長著しく、旅が終わって、めでたしめでたし。だけでは無い、終わり方……。気になる。

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    2021年06月22日
  • 鼠異聞 上 新・酔いどれ小籐次(十七)

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    上?下を早く読まなくては……

    子次郎は、何者?久慈屋の旅に付いて行った桃井道場の年少組と、そのお目付け役の岩代壮吾の成長ぶりや如何に?
    久慈屋の旅は、無事に終わるのか?早く、次を読まなくては……

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    2021年06月22日
  • 酒合戦 新・酔いどれ小籐次(十六)

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    小藤次は、大忙し。

    赤目夫婦、上様より、お城の吹上の庭のお花見に呼ばれ、小藤次は、酒の飲み比べ、おりょうは、鼠草子の琴の弾き語り、どちらも好評のうちに終わる。それだけでも、大事件なのに、愚かな娘達の拐かし騒ぎやら、身の程をわきまえない道場破りやら、小藤次の周りは、事件多くして、多忙なり。

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    2021年06月21日
  • 鑓騒ぎ 新・酔いどれ小籐次(十五)

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    望外川荘は、千客万来

    望外川荘は、千客万来。鷹狩帰りの上様が、立ち寄られ、打ち立ての蕎麦と季節の天婦羅を召し上がる。美造親方もぶったまげた!森藩のお槍を二度も狙うという愚かな企みを企て失敗した者達の主(重臣達の企みだったが)との手打ちも、望外川荘で、成された。国に帰って、こんなこと誰に言っても、信じて貰えないだろうな。お鈴さん、私も、そう思う。

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    2021年06月21日
  • 旅仕舞 新・酔いどれ小籐次(十四)

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    諸事多難

    旅から帰って来たら来たで、諸々の事件が、小藤次を、ゆっくりさせてくれない。篠山から一緒に来た、お鈴が、篠山だから忙しいかったのではなく、江戸でも忙しいんですねって。そうなんです。小藤次の行くところ、諸事多難なんです。読者には、それが、面白いんですが。

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    2021年06月20日
  • 鼠草紙 新・酔いどれ小籐次(十三)

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    丹波篠山への親子旅

    駿太郎の実母、小出お英の墓参を目的とした、丹波篠山への、赤目家三人の親子旅。墓参と永代供養の段取りも済ませ、縁の者達から、実の父母の話が聞けて、良かったと思う。のんびり骨休めの旅には、ならなかったけれど、事件が起こるのは、いつもの事(笑)

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    2021年06月20日