佐伯泰英のレビュー一覧
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旧シリーズ19、新シリーズ25、スピンオフ1の45冊で完結。新シリーズは息子の駿太郎が主に闘うスタイルとなっていた。最後の3冊は元主君の久留島道嘉に頼まれての豊後森藩への随行だったが、行く理由が明かされずモヤモヤしたままだった。国家老一派との、これまたモヤモヤした対立で、国家老一派の掃討が目的かとも思ったが違ったようだ。
久留島道嘉をWikiで調べると、豊後の三島神社を小城さながらの壮大に整備したとある。文中にも三島神社が出てくるが、表題の「御留山」として厳重に管理されている昔の山城が出てくる。
小籐次の出発点は元主君の「城が欲しい」ということだった。この望みが完結編で出てくるとは・・
最後の -
Posted by ブクログ
火消しの見習い、昇吉と、加賀藩にゆかりのある、長く続く料亭浮世小路のものがたり。
付け火で消失した料亭は、犯人が他にも大きな目的があるとみられ奉行所から再建の許しが出ない。
残された若い姉妹を助けながら犯人をみつける。
機転が効いて、機敏な動きもでき、長屋の住人でありながら寺子屋に通い読み書きができる昇吉は、火消しの若頭からも可愛がられる存在だ。
仕事ぶりもあっぱれで、姉妹もその働きぶりが記憶に残っていた。
焼け残った料理屋跡地に不穏の動き。
若頭から密命を受け、組から離れ一人探索を始める。
主人公が愛される要素をたくさん持ちながら、その話し言葉がいまいちキャラに不釣り合いでリズムが