佐伯泰英のレビュー一覧

  • げんげ 新・酔いどれ小籐次(十)

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    小藤次が酒に酔って海に落ちて死んだ。それが狂言であることはなんとなくわかった。もう少しひねってほしい。

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    2021年02月14日
  • 大晦り 新・酔いどれ小籐次(七)

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    落馬で痛めた腰も治癒し、攫われたおそのを助け、女ツボ振りのおくめを救う過程でお亮の実家のも懇意になる。

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    2021年02月01日
  • 願かけ 新・酔いどれ小籐次(二)

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    酔いどれ大明神など現実離れしており、他のシリーズのような資料の裏付けが感じられない。次の巻まで読んでみて、場合によっては中断するかもしれない。

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    2021年01月12日
  • 雨降ノ山 居眠り磐音(六)決定版

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    この辺まで来ると意外な展開などは全くないけど、ひたすら爽やかで強くて万能なヒーローの活躍が心地良い。

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    2020年12月26日
  • 青田波 新・酔いどれ小籐次(十九)

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    ネタバレ

    御鑓拝借酔いどれ小籐次
    すっかり人格者になって、江戸中から多くの人が助けをもとめてそれを叶えていく
    長いシリーズで新だけでも19作目だから、多くの人間模様が交差するため一冊の間に多くの問題が交通渋滞を起こしている
    前ふりが長く大起草だった割りにはあっさり解決するのも忙しいサラリーマンが通勤の友にするのに最適の一冊です

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    2020年12月17日
  • 新酒番船(しんしゅばんふね)

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    野山を駆け巡り育った海次はその名に違わず海に強く惹かれながらも家業である杜氏になるため見習仕事をしていた。
    幼なじみの小雪と兄が祝言をあげることとなり、複雑な胸中となった海次は己の行く末を変えるために大一番に出ることとする。
    それは父が作った新酒を江戸へと他の蔵の新酒よりも早く届ける仕事、新酒番船へと潜り込み、海で生きる男となることだった。

    久しぶりに読んだ時代小説。なんだかへんな苦手意識があったのは独特の言い回しや時代がかった言葉のせいだったんだけど、趣味で落語を聴き始めたせいかそのあたりは一切気にならずに、海を駆け巡る男のロマンと思春期の男女の心の機微にわくわく心を踊らせた。
    今よりもも

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    2020年12月08日
  • 青田波 新・酔いどれ小籐次(十九)

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    ネタバレ

    毎回仄々とした雰囲気のあるシリーズ。
    子次郎との関わり、薫子姫との関わり。
    幼い頃駿太郎を預かり、貰い乳などして、世話になりっぱなしだった長屋の飾り職人、桂三郎一家との関わり。

    今回も蕎麦屋の主人が言うように、歳をとっても、頼りにされる小藤次だった。

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    2020年11月27日
  • 鼠異聞 下 新・酔いどれ小籐次(十八)

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    第十八弾
    鼠関連が割ると思ったが違った、前巻の悪の生き残りと対峙、若者たちの成長と、女者の懐剣と秘密が明かされただけか?

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    2020年11月17日
  • 新酒番船(しんしゅばんふね)

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    ネタバレ

    あれ山本一力みたい~丹波篠山の杜氏の次男・海次は西宮の百日働きに出て、終わると兄と幼馴染みの祝言に出席せざるを得ず、新酒を江戸に運ぶ競走に参加することにした。船積みを手伝って密航した三井丸は、和洋折衷の新造船。沖船頭の巧みな操船で、海賊に襲われている仲間を救い、最後の品川の駆け比べで勝利して、惣一番の栄誉を手に入れて、帰ると…~佐伯さん、書いていたんですね…それはそれとして

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    2020年11月15日
  • 鼠異聞 上 新・酔いどれ小籐次(十七)

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    第十七弾
    変な男から女物の懐剣の研ぎを、そして、高尾山薬王院へ紙を収める道中に、俊太郎の道場仲間とが同行、付け狙う輩の中に元道場仲間の同心の息子が、背景を知る与力見習いの決断は?

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    2020年11月10日
  • 陽炎ノ辻 居眠り磐音(一)決定版

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    以前から興味があって読みたかった著者。 映画化されるということで(松坂桃李が演じるということでさらに興味が沸いた)初読み。 うーん、困った、面白い! 物語自体は何てことは無いんだろうが何故か時代物は引き込まれる。 続きが気になるが何で全51巻と言うことで何処までのめり込むのか。 こればかり読むのもどうかと思うしこれを読むなら藤沢周平を読み尽くしたい気もする。 いやいや、えらいもんに手を出してしまった(笑)

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    2020年10月22日
  • 寒雷ノ坂 居眠り磐音(ニ)決定版

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    安定の面白さ。 どっぷり感情移入することもないが時間とページの進むのが速い❗ こればかり読むわけにはいかないが内容が忘れない間隔で、次に読み進もうかと思う。 やはり藤沢周平が恋しくなる‼️

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    2020年10月22日
  • 新酒番船(しんしゅばんふね)

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    ネタバレ

    佐伯泰英先生の読み切り(珍しい)

    酒造り丹波杜氏で知られる土地であるが、佐伯先生にとっては酔いどれ小籐次の作品中で篠山藩は老中青山氏の所領地として描かれ、つい先ほどの作品にも、鼠草子の話で描かれている

    おそらく取材した残り(失礼)に酒造りの話があったのだろう
    江戸に降る酒をレースの様に競って、一番には名誉と高額な取引が保証される良くできた話で、邪魔者や一発逆転劇など盛り込んだ痛快な作品であるが、この手の作品は「山本一力」先生が書きそうであり、既視感ありありであるが、こなれた名人が書く作品は面白いね

    伏線一つ回収し忘れ有るけどいいか(´・ω・`)

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    2020年10月13日
  • 鼠異聞 下 新・酔いどれ小籐次(十八)

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    ネタバレ

    早いもので駿太郎も13歳、老成を危ぶみ桃井塾で修行をしている甲斐あって、今回はその子供達がワチャワチャと高尾さんに久慈屋の紙納品のニンプとして向かうが、そもそも赤目小籐次に久慈屋が託すには訳がある

    最近毛利元就の本をよんで、ようやく出会わせた来島水軍流(村上水軍ってことでOK?)の技の達人「酔いどれ小籐次」今回の集約は「駿太郎ぼっちゃま」With桃井道場年少組が成長する語です

    色々な人にお使いを頼まれて、物語が膨らむこのシリーズ、小藤次が久慈屋から頼まれた話に何故か子供らが「にぎやかし」で乱入
    もう一つの柱となるのは子次郎(鼠小僧?)が「菖蒲正宗の懐剣」の研ぎを依頼、小籐次は息子の愛刀(忘

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    2020年10月12日
  • 鼠異聞 上 新・酔いどれ小籐次(十七)

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    ネタバレ

    感想は下巻に書く
    本書に出てくる高尾山薬王院有喜寺は、聖武天皇が勅令で全国に建立した国分寺の事らしい(この時代背景で1100年経過)
    この寺に紙を納めることになる久慈屋
    御護摩札という修行を行った者に渡すものに使う

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    2020年10月12日
  • 鼠異聞 下 新・酔いどれ小籐次(十八)

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    ネタバレ

    高尾薬王院への久慈屋の仕事に小藤次親子をはじめ、桃井道場年少組が旅をして、成長する「スタンドバイミー」江戸版。


    留吉が関わった事件は、木津の父親が切腹し、長男はその介錯をした。その覚悟を持った勇太郎は、その人格仕事ぶりを惜しむ奉行所与力、岩代壮吾や小藤次の意思で、同心職を失わないで済む。

    ところがそれだけでは済まない事情が発覚。

    上下巻に盛り込まれた物語だが、
    作者の一番いい時とは少々違い、なぜか読むリズムが変調を感じる。

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    2020年09月30日
  • 新酒番船(しんしゅばんふね)

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    ネタバレ

     久しく新刊のシリーズが始まっていない佐伯泰英。
    この作品がシリーズ化されるか否かはわからないが、主人公海次は丹波杜氏の次男。幼なじみの小雪が嫡男の兄の嫁となることが決まっている。

    身長が六尺あまり〜185センチほど〜で山歩きを誰よりも早くする海次はその外見からは想像できないほど、奥手で兄の縁談が起こるまで、小雪への感情は、幼なじみ以上ではなかった。が、結婚話が決まると、とても姉とは呼べない自分の感情に気づき、丹波に帰らぬことを密かに決意。

    その名の通り、海次は海を勇壮に走る新酒の番船に乗りたい、江戸まで競争したいという感情に抗えなくなる。

    そんな主人公の冒険のお話。

    「古着屋総兵衛」

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    2020年09月24日
  • 酒合戦 新・酔いどれ小籐次(十六)

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    第十六弾
    五話形式、りょうの絵の技術の向上が、鼠草子だけでなく掛け軸にも、誘拐事件での空蔵の独走?田舎武士?の二度にわたる挑戦、最後は江戸城吹上御所へ

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    2020年08月19日
  • 鑓騒ぎ 新・酔いどれ小籐次(十五)

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    第十五弾
    田沼一統(家臣)の暴走からの旧藩の危機、これが将軍の望外川荘へ訪問へ、、いつもながらとんでもない話

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    2020年08月16日
  • おこん春暦 新・居眠り磐音

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    やはり居眠り磐音が傑作だったのかスピンドラマも読みやすい
    本編に関連付けた登場人物の物語は纏まりが

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    2020年07月26日