佐伯泰英のレビュー一覧

  • 酒合戦 新・酔いどれ小籐次(十六)

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    酔いどれ小藤次の新刊。
    鼠草子が完成し、大奥へのお披露目を前に、老中の夫人、久子が、一足先にその完成具合を前もって視察。

    大名夫人といえども、たやすく屋敷を出られない久子。
    うなぎの蒲焼をもてなし、半日楽しい時間を過ごす。

    駿太郎が、同年輩の子供との触れ合いがないことも、成長には欠けると思い、小藤次が入れた桃井道場。

    そこでも、ひと騒動が。。。。

    痛快さと、駿太郎の成長ぶり、他人のこと言え、愛する駿太郎の成長を愛情深く見守るりょうと小藤次。
    この夫婦愛も素敵。

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    2020年06月25日
  • 初午祝言 新・居眠り磐音

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    ネタバレ

    磐音シリーズを発売と同時に購入していましたが、なんだか佐々木道場がとんでもないことになって、磐音とおこんも放浪の旅に出たということがわかってしまった。

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    2020年06月12日
  • 酒合戦 新・酔いどれ小籐次(十六)

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    ネタバレ

    文政9年の話です
    最近の時代小説は背景が具体的です
    勿論具体的な事件に絡めるケースも
    あるのですが、単純に足元を固めて
    それにとらわれずに主人公を自由に
    およがす、そんな酔いどれ小籐次
    普通に将軍に逢う人物になりました

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    2020年02月26日
  • 旅仕舞 新・酔いどれ小籐次(十四)

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    篠山から帰っておりょうは鼠草子の再現に
    一方の小籐次は凶悪な強盗の探索に
    感が冴えて目論見を突き止め奉行所の手柄に

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    2020年02月25日
  • 陽炎ノ辻 居眠り磐音(一)決定版

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    会社の人が「おもしろい。電車で寝るより読みたくなる」と言っていたので、読んでみた。
    そんなにおもしろいか?
    第一巻なのでまだ導入部なのか?
    あと2冊読んでみるか。

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    2019年12月11日
  • 雪華ノ里 居眠り磐音(四)決定版

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    居眠り磐音の4巻目。
    奈緒さんを追う旅もここまで長引いてくると、若干飽きてくる時もありますが、ついつい読み進めてしまう、安定した面白さ。
    ようやく深川に戻り、お馴染みのメンバー達も再登場で嬉しいです。

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    2019年12月03日
  • 鑓騒ぎ 新・酔いどれ小籐次(十五)

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    小藤次が主君の心の内を聞いて起こした「御鑓拝借」騒ぎの真似をするような脅迫文が主君の弁当に。
    小藩の豊後森藩、主君は悩みに悩む。。。

    駿太郎の成長とともに新しい段階に進むこの家族。
    事件もさることながら、家族の温かい雰囲気も素敵。

    佐伯泰英さんは体を壊してから、シリーズの締め括りを予定して作品を作っている。
    それが理由なのか、最近の作品は少し予定調和が見えて、ちょっぴり落胆してしまう。

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    2019年11月18日
  • 鑓騒ぎ 新・酔いどれ小籐次(十五)

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    さて、今週の酔いどれ様は~♪
    1.懐かしの鑓騒ぎ
    2.駿太郎の入門?
    3.空蔵の御災難!
    の三本です

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    2019年08月24日
  • 旅仕舞 新・酔いどれ小籐次(十四)

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    酔いどれ小籐次江戸にもどる
    南町奉行所を貶めたい盗人
    なぜが小籐次まで奉行所の象徴として
    毒入り四斗樽を仕込む
    本当の目的は久慈屋
    行動がちゃらんぽらんですが
    すべて解決したからいいや

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    2019年08月12日
  • 破牢狩り~夏目影二郎始末旅(三)~

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    なんかマンガ読んでるみたいではまってきた…。後ろのほうの巻から読み始めたので、不自由さやしまった感、ピンチが新鮮。無敵のスーパーヒーローじゃなかったのね。どこで変わってくるのかな。不自由設定も楽しいのだけど。

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    2019年08月05日
  • 寒雷ノ坂 居眠り磐音(ニ)決定版

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    磐音のお金がなくって、何処へでも馳せ参じて、お金はもらえなくてもいろんな恩や繋がりを作っていく感じが好ましい。

    でも彼の周りでは不幸が続く。
    ぜひ潰して欲しい!!

    2019.8.5
    114

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    2019年08月04日
  • 武士の賦 居眠り磐音

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    スピンオフドラマ、若き日の軍鶏二人と数奇な運命の霧子との係わり
    本編で埋めきれなかった霧子とのなれ初め

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    2019年07月10日
  • 奈緒と磐音 居眠り磐音

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    7月-2。3.5点。
    居眠り磐音シリーズ。
    悲劇の前の二人を中心に、幼い磐音たちを描く短編集。
    あっさり読める。
    幼い頃から只者じゃ無かったのね。

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    2019年07月02日
  • 武士の賦 居眠り磐音

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    「居眠り磐音」外伝2冊目。

    これまで読んできた5巻までには名前すら登場していない人物が主人公。それも2人。

    「誰⁉︎」と最初は戸惑ったけど、子どもの利次郎がとにかく愛らしくて、いつのまにか没頭していた。

    軍鶏コンビはかわいらしいし、霧子ちゃんもあっぱれな女子だし(「じょし」じゃなくて「おなご」ね)、磐音ともがっつり絡んでくるし、いやぁ、おもしろかった。

    いずれ本編にもこの子たちが登場してくるだろうから、ますます今後読んでいくのが楽しみになった。辰平のその後も気になるし。

    ただ、外伝2冊(『奈緒と磐音』と『武士の賦』)は、私のように、この文春文庫の決定版で本作を初めて読んでいる人間にと

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    2019年07月01日
  • 鼠草紙 新・酔いどれ小籐次(十三)

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    第十三弾
    駿太郎の実父母の故郷へ、老中青山の領地丹波篠山へ
    藩主不在の領地・家臣の気のゆるみ正し、対抗戦の商品も揃える
    名門の母方の家も存続させ、世話になった娘お鈴と共に江戸へ、江戸では小籐次親子の人形が

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    2019年06月22日
  • 寒雷ノ坂 居眠り磐音(ニ)決定版

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    1巻『陽炎ノ辻』が一件落着で終わってしまったので、このあとどう続くのかと思っていたら、なるほど、いろいろな問題があるところにはあるのね。

    その一方で、磐音の住まいが留守中に押入られ、故郷である豊後関前藩の藩政の実権を握らんとする者どもがしのび寄り……。

    あの「悲劇」は序章にすぎなかった、まだまだ終わっていなかったのだね。

    でも磐音が自分の過去を話せる相手ができたのは良かった。
    これまで単発で引き受けてきた仕事で知り合った人たちとの人脈も生きてきてるし、磐音は江戸でも決して一人じゃないと思えてうれしくなる。

    そういう人たちを傷つけようとするやつらを、磐音は、そして読者も、絶対許せぬのだ!

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    2019年03月19日
  • 奈緒と磐音 居眠り磐音

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    佐伯作品は、父が大好きで全作読破しているが、私が読むのはこれが初めて。

    「居眠り磐音」シリーズは「いつか読んでみたい」と思いつつ、あまりに長大なので手に取るきっかけもないまま時が過ぎていたのだが、このたび文春文庫で1巻から〈決定版〉として刊行されていくと知り、これはチャンスと書店に走り買ってきた。

    1巻の前に、書き下ろし外伝というのが出ていたので、まずはこれから。
    ただ、このシリーズを読んだことがないのに、先に外伝を読んでしまっていいのか、はたして楽しめるのか、少し不安だったけどまったく大丈夫だった。

    一話ごとに、磐音と親友2人が子どもから大人になっていくのだが、はじめから面食らってしま

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    2019年02月28日
  • 鼠草紙 新・酔いどれ小籐次(十三)

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    田 ステ女(1634~1698)
    6才
    雪の朝 二の字二の字の 下駄の跡
    10才
    酒一升九月九日使い菊
    酔いどれ小籐次で得た知識です

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    2019年02月15日
  • 夏の雪 新・酔いどれ小籐次(十二)

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    新・酔いどれ小藤次シリーズの第12巻。

    話は一つでは終わらず、さまざまな事件が複雑に絡み合うのが小藤次シリーズなのですが、今回はそこまで込み入った話もなく、安定して読める作品に仕上がっています。

    江戸時代メインの、粋と人情のお話。
    綺麗にまとめた感が大きいですが、佐伯泰英のお話はこんな感じだよね、と安定感がすさまじかったです。

    (裏表紙から抜粋)
    小藤次父子は公方様に拝謁し、見事な芸を披露して喝采を浴びた。
    数日後、小藤次は駿太郎の乳母を務めたおさとと再会する。
    彼女の舅は名人と呼ばれる花火師だったが、怪我を負って引退し、さらに余命数か月という。
    半端な花火職人の義弟が作った花火を舅に見

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    2019年02月12日
  • 奈緒と磐音 居眠り磐音

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    全51巻2000万部で完結した居眠り磐音シリーズだったのに何故か書き下ろしで復活。本が売れないこの時代に佐伯先生強く文春に依頼されたのかも?磐音役NHKTVドラマは山本耕史さんでしたが、5月公開松竹映画は松坂桃李さんのようです。思惑通りにヒットするかは山本耕史さんがあまりにも良かったのでちょっと心配ですが。本は札幌の書店文庫本売上1位でした。

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    2019年01月19日