佐伯泰英のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
京都まで来たので、早々に姥捨の郷に行くと思いきや、霧子や利次郎が姥捨の郷で待っているにも関わらず鞍馬山と鯖街道って寄り道しすぎだと思った。
利次郎のお役目は問題ないの?と脇の疑問も。
一番稼ぐために、再度薩摩藩からの刺客というのも、また?という感じもなくはない。
早く佐伯彦次郎と対決して欲しい。
あらすじは空也の瀧で修行を終えた後、京都に立ち寄り、空也は舞妓と「義経と弁慶」を演じる。
そこで鞍馬山での修行を勧められて、鞍馬山での修行を決める。
鞍馬山から鯖街道へ出て小浜藩へ入り、そこで薩摩藩からの最後の刺客、建部民部と闘う。
建部は腕が立つにも関わらず仕込み刀などの策を弄するが、 -
Posted by ブクログ
佐伯泰英の長篇時代小説『寒雷ノ坂 居眠り磐音(二)決定版』を読みました。
『奈緒と磐音 居眠り磐音』、『陽炎ノ辻 居眠り磐音(一)決定版』に続き、佐伯泰英の作品です。
-----story-------------
関前藩を出奔した磐音に迫る影とは?
佐伯泰英×谷原章介 特別対談を収録!
平成最大の人気シリーズ「居眠り磐音」〈決定版〉。
幼馴染みを失い、許婚の奈緒を残して豊後関前藩を出奔した坂崎磐音。
深い哀しみをかかえながら、しかし生きるためには働かなければならぬ。
直心影流の剣さばきで用心棒稼業に励みます。
そんななか、磐音はかつて関前藩江戸藩邸で共に過ごした、勘定方の上野伊織と再 -
Posted by ブクログ
ネタバレもう、みんな立派でさぁ~空也滝での修行と8番目の勝負を終えた空也は、祇園社前で声を掛けられ、人集めの弁慶と牛若丸の芝居を舞妓と一緒に演じ、京都所司代の目に留まり、鞍馬寺での修行に入る。薩摩邸からの刺客が放たれたのを知り、鯖街道から若狭へと向かう。僧兵見習いが押し掛け従者となったが、それを振り切り、近江へと出たところで、しかくのけはいがつよくなる。世話になった道場主と孫が惨殺され。空也は敵をとるため、竹生島へ渡り、21日の修行の末に現れたのは隻眼で杖を突き、左手で細身の剣を振るう者だった。惑わされそうになりながら、荒ぶる魂に従い倒す~もう飽きたね。羅城坊こと七之助の存在が救いダ
-
Posted by ブクログ
家族の他界によりしばらく読書どころではなかったのですが、ようやく日常が戻ってきたので読書再開。
ということで、中断していた「空也十番勝負」シリーズ9巻、九番勝負を読み終えました。
渋谷眉月を加えた霧子一家が姥捨の郷に入り、空也を待つ日々を過ごしています。
当の空也は、背の高さを見込まれてスカウトされ、京の祇園感神院の西ノ御門にある五条大橋で、「牛若丸と武蔵坊弁慶」の芝居で弁慶役を演じることに。
見事に弁慶を演じきったのち、鞍馬山で修行。そこで出会った僧兵、羅城坊こと炭屋の七之助とともに、鞍馬街道を旅することに。さらに途中、古屋の郷の山寺で若狭小浜藩酒井家家臣の調役野尻玄左衛門夫妻と出会