佐伯泰英のレビュー一覧

  • 荒ぶるや 空也十番勝負(九)

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    京都まで来たので、早々に姥捨の郷に行くと思いきや、霧子や利次郎が姥捨の郷で待っているにも関わらず鞍馬山と鯖街道って寄り道しすぎだと思った。

    利次郎のお役目は問題ないの?と脇の疑問も。

    一番稼ぐために、再度薩摩藩からの刺客というのも、また?という感じもなくはない。

    早く佐伯彦次郎と対決して欲しい。

    あらすじは空也の瀧で修行を終えた後、京都に立ち寄り、空也は舞妓と「義経と弁慶」を演じる。

    そこで鞍馬山での修行を勧められて、鞍馬山での修行を決める。

    鞍馬山から鯖街道へ出て小浜藩へ入り、そこで薩摩藩からの最後の刺客、建部民部と闘う。

    建部は腕が立つにも関わらず仕込み刀などの策を弄するが、

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    2023年05月17日
  • 寒雷ノ坂 居眠り磐音(ニ)決定版

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    佐伯泰英の長篇時代小説『寒雷ノ坂 居眠り磐音(二)決定版』を読みました。
    『奈緒と磐音 居眠り磐音』、『陽炎ノ辻 居眠り磐音(一)決定版』に続き、佐伯泰英の作品です。

    -----story-------------
    関前藩を出奔した磐音に迫る影とは?
    佐伯泰英×谷原章介 特別対談を収録!

    平成最大の人気シリーズ「居眠り磐音」〈決定版〉。

    幼馴染みを失い、許婚の奈緒を残して豊後関前藩を出奔した坂崎磐音。
    深い哀しみをかかえながら、しかし生きるためには働かなければならぬ。
    直心影流の剣さばきで用心棒稼業に励みます。

    そんななか、磐音はかつて関前藩江戸藩邸で共に過ごした、勘定方の上野伊織と再

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    2023年05月15日
  • 荒ぶるや 空也十番勝負(九)

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    ネタバレ

    もう、みんな立派でさぁ~空也滝での修行と8番目の勝負を終えた空也は、祇園社前で声を掛けられ、人集めの弁慶と牛若丸の芝居を舞妓と一緒に演じ、京都所司代の目に留まり、鞍馬寺での修行に入る。薩摩邸からの刺客が放たれたのを知り、鯖街道から若狭へと向かう。僧兵見習いが押し掛け従者となったが、それを振り切り、近江へと出たところで、しかくのけはいがつよくなる。世話になった道場主と孫が惨殺され。空也は敵をとるため、竹生島へ渡り、21日の修行の末に現れたのは隻眼で杖を突き、左手で細身の剣を振るう者だった。惑わされそうになりながら、荒ぶる魂に従い倒す~もう飽きたね。羅城坊こと七之助の存在が救いダ

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    2023年03月28日
  • 奈緒と磐音 居眠り磐音

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    2023年3月17日
    ずいぶん年が違うのね。
    生まれた時からの縁。
    磐音は分別くさい少年、青年だった。
    ちょっと想像と違ってた。

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    2023年03月19日
  • 名乗らじ 空也十番勝負(八)

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    八番勝負・・・二人言いかけた(´・ω・`)

    つか、二人とも『因縁が何もない』話w
    だんだん最終話に近づくけど内容が薄く
    ただ空也の生きざまに触れられるだけで
    嬉しいというフアンへのサービス巻です

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    2023年03月16日
  • 荒ぶるや 空也十番勝負(九)

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    家族の他界によりしばらく読書どころではなかったのですが、ようやく日常が戻ってきたので読書再開。

    ということで、中断していた「空也十番勝負」シリーズ9巻、九番勝負を読み終えました。

    渋谷眉月を加えた霧子一家が姥捨の郷に入り、空也を待つ日々を過ごしています。

    当の空也は、背の高さを見込まれてスカウトされ、京の祇園感神院の西ノ御門にある五条大橋で、「牛若丸と武蔵坊弁慶」の芝居で弁慶役を演じることに。

    見事に弁慶を演じきったのち、鞍馬山で修行。そこで出会った僧兵、羅城坊こと炭屋の七之助とともに、鞍馬街道を旅することに。さらに途中、古屋の郷の山寺で若狭小浜藩酒井家家臣の調役野尻玄左衛門夫妻と出会

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    2023年02月27日
  • 一人二役(いちにんふたやく)~吉原裏同心(38)~

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    吉原の八代目頭取になってもシリーズ
    名称は吉原裏同心だからなのか、今回
    四郎兵衛役と幹次郎役の二役と称して
    作中でもイチイチ伝えておくだの神守
    としてだの「読んでてイライラする」
    書き方ですが、物語は次のステージの
    為に大きな舞台を作ろうとしておる
    (次の敵も出てきた)作者の寿命が気掛
    りなほど人気作品ですね☺️

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    2023年02月08日
  • 荒ぶるや 空也十番勝負(九)

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    最近のこのシリーズの中では、登場人物の豊富さが目立つ1巻。

    京都に上京しその都ぶりに圧倒されていた空也が、大きな体を見込まれて、寸劇をすることに。
    空也にかっぽれまで踊らせるのだから、可笑しい。

    さて、久々に薩摩の声。
    飽き足らずに、剣の修行者とも思えぬ卑怯者との決闘。

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    2023年01月20日
  • 名乗らじ 空也十番勝負(八)

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    第八弾
    武者修行最終の地を定め、途中空也瀧に立ち寄り、此処で名乗らない剣客と勝負
    途中の出会いの人も江戸坂崎道場へ
    眉月、霧子達も空也との再会のため江戸を断つ

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    2023年01月12日
  • 荒ぶるや 空也十番勝負(九)

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    ネタバレ

    空也、芸人へ転職、姫を裏切って浮気心発動か?という所は、ご愛嬌として読み流しました。醜悪な刺客との九番を凌ぎ、ダークヒーローとの十番勝負への期待が高まります。

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    2023年01月09日
  • 風に訊け 空也十番勝負(七)

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    空也が九州をやっと離れ、萩藩で政にかかわり、最後七番勝負へ
    本筋の話と離れますが、長年父磐音と寄り添ってきた私は、鰻割きの浪人から始まった自分を振り返り、空也の成長を誇らしく思いつつ、それとは別に感傷に浸る父磐音の想いに胸が熱くなりました。坂崎磐音が浪人磐音に戻った瞬間。久々会えて嬉しかったわぁ

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    2022年12月10日
  • 風に訊け 空也十番勝負(七)

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    空也の剣技が剣術に変わってきたんですって~長崎絡みの船で萩に来た空也は長崎会所の船を襲ったのは若い萩藩主を補佐するべき毛利佐久兵衛の一派の仕業と分かり,若い藩主に協力して長崎会所に海賊行為の弁償をさせようと,力を貸す~佐伯久次郎との決戦は十番目?

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    2022年12月07日
  • 雪見酒 新・酔いどれ小籐次(二十一)

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    駿太郎へと世代交代を促す巻のようです
    駿太郎の背後に空也がちらほら浮かぶのは仕方なしですよね。道場を継ぐのかなぁという将来、将軍から拝領の刀。最強の兄弟になりますね〜

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    2022年10月26日
  • 八丁越 新・酔いどれ小籐次(二十四)

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    いよいよ、ラス前と云うことで、ある意味淡々と進み、最後に森藩に到着。江戸では新兵衛さんが逝く。最後は延期した葬式に小藤次が戻って終わりかな~

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    2022年10月23日
  • 風に訊け 空也十番勝負(七)

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    第七弾
    長崎会所に災いを仕掛けた毛利藩の一派
    江戸への途中萩に立ち寄ることに、若き藩主派と旧態派の争いに、偽名を名乗ったが藩主等には正体が
    示現流を名乗る刺客との決闘に勝利し、多分次なる毛利藩の若き武芸者との闘いか?

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    2022年10月05日
  • 八丁越 新・酔いどれ小籐次(二十四)

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    長かったシリーズ、新兵衛も亡くなりあと少しで終了
    タイトルの小籐次の戦いはアッサリしたもので一撃で
    大将だけ倒し残り12人は放置・・・新しいw

    作者も小藤次も年老いてしまい何だか薄味(´・ω・`)

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    2022年09月30日
  • 風に訊け 空也十番勝負(七)

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    佐伯泰英老いたりといえどもエンタメの名人
    昔のように数冊時間をかけての伏線はないが
    逆に物語の奔流に身を任せても安心できる作
    家である、今回は長崎編の発端になった萩藩
    の家中の争いの渦中に巻き込まれ火中の栗を
    拾うのであった(´・ω・`)
    (ついでに藩主のとりなしを将軍に頼むw)

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    2022年09月17日
  • 一夜の夢 照降町四季(四)

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    復興はまだ半ばでありつつ、
    人々の活気や繋がりの優しさを感じることであたたかくなる。

    タイトル通りの『一夜の夢』
    振りだと思っていた結ばれない想いは、そこで終わってしまったのはやはり切ない。
    しかしお互いを想いつつ、
    生き方を尊重していることがうかがえる。
    時々、佳乃が周五郎に確認するから余計に寂しくなるんだよね。

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    2022年09月17日
  • 梅花下駄 照降町四季(三)

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    シリーズ3作目。

    悲しいことはあるけれど、
    悪い人が出てこないながら
    飽きることなく読んでいます。
    強く生きる人々は時代なのだろうか。
    こんな風にひとと繋がっているというのは羨ましくもある。

    花魁道中は何故だかやたら胸に響いた。
    女性が活躍するって特別なことにならない時代がくるんだろうか、


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    2022年09月06日
  • 名乗らじ 空也十番勝負(八)

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    武者修行の終わりが近づく。
    八番勝負が2回あると思ったら、読み返して最初のは弱すぎて取り消しになって、次の相手で八番勝負をやり直したようだ。道理であまりにも呆気なく終わったと思った。
    旅先の道場で修行中なのに、横槍が入って、2つも逃げ出すように別れを告げる。姫路の道場主は一緒に逃げて、空也が京都にいる間に江戸まで到着。距離感と時間軸はどうなっているのだろうか。
    前作で勿体ぶって登場した敵とは今回も戦わず。あと二番勝負あるから一番最後なのだろうか。引っ張り過ぎのようにも思う。

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    2022年09月02日