砂原糖子のレビュー一覧

  • 恋のはなし

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    攻めがろくでなしで途中まではハラハラしながら読んでたんだけど、わりとあっさりラブラブになった印象。攻めは元々ノンケで本当にろくでもないこと考えてたのにこんなに簡単に好きになっちゃうもんかなあ、という気はするけれど甘いのは大歓迎。萌えた。

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    2011年04月09日
  • スリープ

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    読み進めるうちに面白く思った。主人公はかなり口が悪くさっぱりして男らしく、相手もチャラチャラした印象だけれどちゃんと理由があって本当は誰より受けを愛して狂気じみた騎士。そんな組み合わせがいい。…挿絵がもう少し…(~_~;)な感じだった。

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    2011年03月31日
  • 恋のはなし(2)恋のつづき

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    気持ちを通わせあったら、今度は多和田の周囲の男が多和田に向ける目がが気になって仕方の無い新山。出会いの嘘で多和田を傷つけたことが引け目になっているのか?あんなに厚顔不遜なのに。
    どうあれ、好きな相手に自分以外の人間が愁派を送るってのが気に食わない、それも自分よりいい男と思えるだから余計に。ま、恋愛ってそう言うものですよね。
    しかし多和田は、新山に対する気持ちが揺るぎないから、嫉妬される理由がわからない。
    この点については分かり合えることはなさそう。

    当て馬役の野津さん、いつか主役?ブ~ケ作ってくれた人が男性ならその辺りの人とかどうかなぁ?

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    2011年03月25日
  • シンプル・イメージ

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    失恋して海辺の小さな町に引っ越してきた千晶の心に入り込んできたのは、コンビニでバイトする航。
    年も重ね何事にも引き気味な千晶の気持ちを揺さ振りつつも優しく包み込む年下男とのラブストーリー。

    海辺のゆっくり流れる日常の中で、些細な出来事のみで進行するから、特にドラマチックというわけでもなく、涙するというわけでもありません。なのに、印象的なのが不思議。
    千晶の心情が手に取るようにわかる心理描写の上手さは、まるで自分がその海辺の町で暮らしているかのような錯覚すら起こしてしまいそう。
    悩んだり不安になったり嬉しくなったりする、そんなちょっとした千晶の心の動きにひとつひとつ共鳴し、感情移入できる作品で

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    2011年03月16日
  • 恋のはなし(2)恋のつづき

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    良かったです♪野津がもっと強引な策略キャラだともっとヤキモキして良かったのに~!とあの一本気な性格も好きなのだけれど、そういう素敵な方は是非何処かのメインで読んでみたい!ので当て馬君ならではの方が良かったけど、それだと新山に被る?かもですね。

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    2011年03月06日
  • 職業、王子

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    攻め視点の珍しい話。
    受けのツンっぷりというか女王様っぷりに振り回されるのが面白かった。
    最初ヘタレな攻めが夜の方で主導権を握りだすと一気に楽しくなる。

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    2011年03月05日
  • 恋のはなし

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    純粋でかなり後ろ向きの受けと勝手な奴の攻めとうのが印象なのですが、是非続編では攻めの新山を振り回して欲しいですね。展開的にも切なくてとても良かったですし、新山も今までの自分では考えられい自分の言動に戸惑っている感じがちょっとは好感持てました♪

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    2011年03月04日
  • 職業、王子

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    すっごく可愛いアラブものでしたね。私は攻めが拉致られるアラブものは初めて読みました♪たぶん探せばあるんだろうけど、アラブものは結構好きな私でも意表をついた設定でした♪可愛いけれど、切なくて最後はホロリとしてしまいました。挿絵も可愛くてとても良かったです!!

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    2011年02月19日
  • セラピストは眠れない

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    一筋縄ではいかないツンデレ美形年上男にだんだん陥落する年下攻。
    外村が出張ホストの代役で言った先に待っていたのは、恋愛なんて面倒は一切抜きで、金で男を買うようなクールビューティー碓氷。外村は男相手だとは知らず、もちろんゲイではないので当然使い物になりません。なのに「あんた、こんなことはやめたほうがいい」なんて、しなくてもいい説教までしてしまう直球男。
    ふつうならH不成立でここで話は終わりのはずですが、この二人は何だかお互いが妙に気になって、不本意ながらもホストと客の関係が続きます。

    碓氷は砂原センセ得意のひとくせもふたくせもある受けキャラ。精神的には繊細だけど、Hに関しては微妙に未熟で鈍。歯

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    2011年02月03日
  • 言ノ葉ノ世界

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    スピンオフって言うかパラレル。
    「言ノ葉ノ世界」のラストは号泣しました。
    似て非なる方の件はちょっと消化不良気味だったけど、面白かったので良かった。

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    2011年02月02日
  • 夜明けには好きと言って

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    ネタバレ

    ナンバーワンホスト × 新人ホスト、  
    同級生、初恋、裏切り、コンプレックス、トラウマ、整形、再会。
    読んでいて、むずがゆいと言うか、いたたまれない気持ちになりました。主人公が真実を知るシーンが、やっぱりそうかと思いつつも、なんか恥ずかしくて……。穴があったら一緒に入ってあげたかったです。
    最後は誰も不幸にならない、すっきりしたハッピーエンドでした。

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    2011年04月11日
  • センチメンタル・セクスアリス

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    この話のからくりは、終始受の目線だというところ。
    なので、読んでる方は春巳の思考を追っているので、アホにつきあわなくてはいけません。きついうえにいろいろな意味でおおいに騙されます。

    残念な美形の春巳くんと、無口だけど男らしくて頼れる男仙介。春巳は同居相手の仙介を「ホモ」呼ばわりして、我儘放題、相手を思いやる気持ちは微塵もなさそうです。確かに、思慮が足りなくお子様並みの思いつき発言が鼻につくけれど、でも、なんか憎めない。春巳くんのことちょっと可愛いと感じるのはなぜ?

    それはですね、春巳が仙介のことを好きで好きでたまらないことが行間に溢れかえっているからです。
    文句ばっかり言って、仙介のことを

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    2011年01月19日
  • 恋のはなし

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    砂原さん初読。
    じれっとした描写が丁寧で面白かったです。

    ゲイである事に悩んでいた主人公が同じ性癖だと紹介されて会った相手と懇意になる。
    だが、相手は嘘をついていて…という王道ストーリー。

    新山くんがムカつく性格をしていますが(笑)
    可愛い気もあって嫌味でないキャラでした。

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    2010年12月08日
  • 言ノ葉ノ世界

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    【あらすじ】
    生まれつき人の心の声が聞ける仮原は、それを利用してずる賢く生きてきた。
    ある日、車と接触してケガをする。その車に乗っていたのが大学准教授の藤野だった。
    仮原が初めて出会った心の声と口で発する言葉が全く同じ人間。
    まるで輪唱のように響く藤野の“声”と言葉を心地よく感じ、そんな自分に苛立った仮原は、
    藤野がゲイであると知り、偽りで彼に「好きだ」と告げるが……。



    前作と比べるのは無粋だと思うのだが、
    どうしても、パラレル的な部分にもやもやして滅入ってしまった。
    上手に読み砕いたブロガーさんの感想を読んで、
    ようやく折り合いをつけることができた。

    情けないことに私一人の力では乗り

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    2010年10月28日
  • 高潔であるということ

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    砂原さん初読みです。エピソードの表面を覆うものとその奥から読み取れるものとのギャップが面白くて引き込まれました。復讐劇の体裁を保ちながらも、自分の感情とのズレに気づく真岸自身が『復讐』という言葉に縛られていることに葛藤してます。弟が登場したあたりから真岸が開放されていきますが、その前後の彼の心情が切なかった。的外れな正義のヒーローであろうとすることの無意味さを真岸自身、心の底では気づいていたのでしょうね。志田も不器用ですが真岸もまた不器用な男です。

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    2010年09月18日
  • 言ノ葉ノ花

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     綺麗なお話だ、と思う。
     誰でも「人の心の内がわかれば良いのになぁ…」と考える時がある。
     でもわかってしまうと、それはそれで大変ですよ?
     そんなお話。

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    2010年08月23日
  • 恋のはなし

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    脚本家・新山慶吾×ホテルマン・多和田知生
    ゲイのふりして多和田と付き合う新山。
    仕事のサンプルとして会う為、嘘をつき続けるが…。

    《好きになってもいいんだ。この男を、好きになってしまっても許される。》
    多和田のこの思いが切ない。

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    2010年09月20日
  • 言ノ葉ノ花

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    人の心の声が聴こえる・・・
    そんな不思議な能力を持ってしまった主人公の苦悩と、恋愛のお話です。
    すこし複雑な話しながらも、物語は静かに淡々と進んでいく印象をもちました。
    読んでいてとても面白かったです。
    BLCD版は小野大輔さん×神谷浩史さんと豪華な配役で、とてもステキな作品です。

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    2010年08月15日
  • 言ノ葉ノ世界

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    前作の「言ノ葉ノ花」とはまた主人公が違いますが、とても丁寧に描かれた作品だと思います。
    今作の主人公はちょっと強気です。
    心の声が聴こえるのをいいことに、自分の欲求のためにその力を使うことを厭いません。
    けど、出会いをきっかけにそれはいけないことなんだと段々気づいてきて、考えが変わっていきます。

    人の心の声が聴こえたらいいなって思うことはありますが、本当に聴こえたらいいことばかりではなくて、マイナスの部分もちゃんとあってそこを悩んで足掻いている、そんな風に思う作品でした。

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    2010年08月15日
  • 言ノ葉ノ世界

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    言ノ葉ノ花より好きかも。だめだめな攻が泣き崩れたところはつられて泣いた。CDでは誰が声あてるのかな…!

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    2012年02月12日