砂原糖子のレビュー一覧

  • セブンティーン・ドロップス

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    ネタバレ

    真面目な性格の受にニヤニヤしながら読んだのははじめてです。
    タイトル通り、17歳の悩める高校生なお話でした。
    甘酸っぱいです。読んでる方が恥ずかしくなるくらい、甘酸っぱい。
    受が真面目すぎて、ちょっとウザイんじゃないかと思うくらいなん
    ですが、この真面目っぷりがすれてなくて、攻を苦悶させます。
    攻はどちらかといえばチャラ男なので。
    チャラチャラしたやつ、と受の弟に言われるくらい、見た目も
    チャラチャラ。でも以外と可愛い面もあって憎めません。

    桃色に突入するのに、こんなに悶々とするのも珍しい。
    高校生ですよ、BLで高校生っていったら、もう1にも2にも桃色、
    みたいな展開が待ってるはずなのに、こ

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    2012年05月01日
  • 言ノ葉ノ世界

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    ネタバレ

    前作のスピンオフ。前回の余村と違い、生まれつき心の声が聞こえる
    仮原のお話で、攻視点。お人好しで、口に出す声と、心の声が同じ藤野に惹かれていきます。。

    個人的には前作のが好きだったかな、と。
    攻の仮原がね、すっごい性格が悪いんですわ。ヒトは騙すわ嘘つくわ。
    『声』を利用して、そういう狡い行いをするっていうのが、ちょっと受け付けなかった。
    とはいえ、受の藤野に萌えポイントをいくつも見いだしたので、それなりに
    楽しめました。
    物語中盤あたりに、前作を読んでるとそうとうショッキングな出来事が起こるんですが、そこは流石砂原さん。なるほど、と安心しました。
    長谷部も余村も、幸せと知って、ほっとする。

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    2012年05月01日
  • 恋のはなし

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    【あらすじより】
    ホテルマンの多和田はゲイである己に罪悪感を抱き、29歳になるこの年まで恋愛経験がなかった。ある日、親友の石野から男性を紹介されることになる。待ち合わせ場所に現れた男に多和田は一目で惹かれるが、実はそれは別人。来られなくなった相手の代わりに伝言を頼まれた石野の従兄弟・新山が、美貌なのに初心な多和田に興味を覚え、ゲイのふりで話を合わせていたのだ…。偽りから始まるトゥルーラブストーリー。


    【感想】
    もーーー!すれ違い多いっ!我慢しすぎと健気は違うーwでも最後まで読むとまさにこの本のタイトル通りの恋のはなしでした。途中ちょっとイライラしたりもしたけど好きな本です。

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    2012年03月04日
  • 言ノ葉ノ花

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    ネタバレ

    ドラマCDがよかったので購入してみました。

    うまく表現できないのですが落ち着いた雰囲気のすてきな作品ですね。心情が丁寧に描かれていてキャラの想いが胸に迫ります。

    人の心の声が聞こえてしまう主人公ということで、1回目の例のシーンではまさに言葉攻め状態で大変えr

    読んでみて改めてドラマCDのデキのよさにも気づかされました。

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    2012年02月11日
  • ミスター・ロマンチストの恋

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    高2×高3(乙男)
    くっつくまでが案外早くて拍子抜けしたものの、そこからの二人の「相手を想うからこそのすれ違い」がもどかしくて萌える。
    それまでゆっくりと距離を縮めてきただけに、初めて結ばれるシーンは感涙でした。
    二人とも(特に有坂)誠実なのが好感度高い。
    有坂と朋巳が対峙するシーンが好き。
    女性のサブキャラが多いですが、どの女性も嫌みがなくて安心しました。
    桜城さんの挿絵も素敵。

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    2012年01月14日
  • 真夜中に降る光

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    案外良かった。前の「夜明けには好きと言って」だと悪役wだった金崎がメインて、ええ!大丈夫か!と思ったけどwww 前と同じく泥臭い感情が良い。ピアスの描写が程よくエロいのも美味しいw 白坂とは仲良くしたかったのにツレナクサレテw ムカついてただけかいっていう単純なのに、手負いの猫みたいなw 天邪鬼にどんどんハマってそうしないと強くいられない痛々しさが、津久井にグラリと崩される過程とか、バランス良くて。ガツガツ読んでしまってたw

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    2011年12月24日
  • 夜明けには好きと言って

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    不思議と好きだこれ。前半のドロドロ感で興奮したw割りには後半空気違う気がするけどw 顔変えたはずなのにって思うけどw どっかで読んだ気がしなくもないけどw サラサラと展開についていけてしまったwww 黒石のホストなのに無骨っていうギャップが良かった…のかなぁw 古臭い家とかw 楽しめた。

    親がどっちも何気に酷いよね…。コンプレックスって他人からすれば取るに足らないことなのに人生を左右する時もある。よな…。

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    2011年12月24日
  • ラブストーリーまであとどのくらい?

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    胸キュンした。
    本当は好きになっちゃってるのに、辛くなるのが嫌だと離れて行くとことか、そして相手もそれによって辛いくらい恋い焦がれてるのとか。

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    2011年12月05日
  • 職業、王子

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    CDを買うのをすっかり忘れていたが、じゅんじゅん受けなので買う前にこれを読もうと思っていたのだった。メイト行って来なくては。

    まあ、アラブと言えば日本人にありがちな小柄で童顔なほっそりな受けが、金持ちで強引で鼻持ちならない大柄なアラブの皇子に拉致されて無理やりあれこれいたされ、最初は屈辱だと思うのに慣らされていつしか愛してしまうとかそういうのが多いというイメージだったのだが。(すごい偏ったイメージ)
    これは逆です(笑)。
    拉致られるのは攻めです。そして、受けが挿入することを強要するという。
    まあ、ツンで偉そうな受けはたいへん好物な上、この王子はじゅんじゅんであることを知ってから読んでいるわけ

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    2011年11月09日
  • 204号室の恋

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    よく考えたら、手違いで同居することになってしまった美大生とスーパーの店長代理の男同士が恋に落ちるなんてありえない話なのに、そこに大した疑問も抱かせず胸キュンな話に仕上がっているのがすごい。
    手違い同居設定は、少女マンガでよく見かけるパターン。でも、柚上が几帳面で規律に従順な生真面目男なので、単純な事柄もなぜかややこしくなったりして、ヒネリが効いています。どこへ話が転がっていくのか面白くて目が離せませんでした。

    性格は素直なのに世間の常識や規則にがんじがらめな29歳の柚上。同居することになった片野坂は、対照的に何事にもゆるーく享楽的に生きているように感じられるのですが、実はとても孤独な青年。柚

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    2011年10月27日
  • スイーツキングダムの王様

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    攻めの尋常じゃない浮世離れさがよかった。年上なのにくん呼び・敬語で、年下なのに呼び捨て・タメ語というのもキャラにあってて、二人の関係性にもマッチしててよかった。ストーリーも、ちょっと重い過去がありつつも暗くなりすぎずに、乗り越えて今を一生懸命生きてる二人が微笑ましかった。
    ただ中身とタイトルの雰囲気がちょっと違う気も?あと表紙の攻めはなんかキリッとしすぎかもしれないw

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    2011年10月27日
  • メランコリック・リビドー

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    「センチメンタル・セクスアリス」が大変気に入っていたので日和佐でのスピンオフも期待していました。

    前作では、かなりタラシでいい加減で印象が悪かったんでどんな風に掘り下げてあるのかなと思ったら、結構重い過去があって胸にずっしりきました。
    ストーリー自体は憧れの年上オトコの日和佐をずっと好きだった千夏史のピュアな視点で描かれているので、なかなか成就しない片想いに切なくなったり、甘酸っぱい気分にさせられたりします。

    自転車置き場での回想シーンがいいです。読み終わってみると、学生時代の日和佐と由多夏の素直に恋と呼べなかった熱い気持ちがすごくよく表現されていて胸に迫ります。コインがね、泣けます。やら

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    2011年10月04日
  • シンプル・イメージ

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    案外良かった♪ 特別なことは何もないありがちな展開なのに、些細な感情の揺れで関係を崩したり決定づけて後戻り出来ないような微妙な状況とか表現が好きだった。実際あり得ないがてんこ盛りなくせにwいい。

    ちょっと諦観に蝕まれた受けに何故か惹かれるものがあったw 疲れてる時は地味にいいなぁこれw

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    2011年10月02日
  • 言ノ葉ノ花

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    ※ドラマCD有 こちらは間違いなく☆五つの秀作

    ドラマCDの繊細な表現には欠けるものの、余村の
    恋に落ちる経過が綺麗に描かれていて関心しました。
    BL、というより秀逸な恋愛小説かと。
    続編も一緒に読むと評価が上がりました。

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    2011年09月28日
  • ラブストーリーまであとどのくらい?

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    砂原さんとしてはかなりノリのいい、キャラの造形も結構面白い感じでした。個人的には砂原さんのちょっとありえない感じの話が好きなので、面白かったです。

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    2011年09月28日
  • 15センチメートル未満の恋

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    砂糖菓子みたいに甘くてサクサクと読めるお話。とってもおもしろかったです。
    あらすじにある通り、雪見は15cm未満に縮んでしまいます。本来はクールキャラなのに、小さい体で右往左往する雪見がかわいい~。ケーキの上に乗ったら沈み込んでしまったり……とかのエピソードも良かったです。伏木野のドールハウスにいるところは、できれば挿絵でも見たかったなあ。

    砂原さんの文章は微妙なクセがあるようで、ときどきわかりにくい個所があるんですが(私だけだったら、ごめんなさい)、さすがに10冊目なので慣れてきました。

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    2011年09月20日
  • 言ノ葉ノ花

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    ネタバレ

    おもしろかったです。設定自体は、どっかでみたよ&めんどくさそう……と思ったけれど、読みはじめたらとても良かった。

    望んでいないのに、人の心が読めてしまう余村。真剣に悩む彼の描写を読みながら「探偵か占い師にでもなればいいのにね~。教祖にもなれそう」と思った私は能天気なのかポジティブなのか。

    まあ、実際にそういう状態になったことのない(当たり前だ)私は、その大変さがわからないけれど、人間関係と言うのはただでさえ悩み相談の上位にくるトピックです。わからないなりに、非常に共感するところも多くありました。

    自分に向けられる悪意の声が聞こえるっていうのは、かなりへこみますね……。

    しかし、余村に心

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    2011年09月18日
  • ラブストーリーまであとどのくらい?

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    『ラブストーリーであいましょう』のスピンオフ。そこに出てきた時には気づきませんでした、滝村がもてるのは軽くて女好きだけど 本質的に優しくて気がいいって。森尾は真面目、融通がきかなくて地味ダサだけど 大人しいタイプじゃなくて…。砂原先生の書かれる変わり者が他人事でなく 幸せになると嬉しい!

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    2011年08月11日
  • ラブストーリーで会いましょう

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    砂原先生の書かれる ちょっと変わった人は 読むうちに いとおしくなってきます。自分の中にもある制御できない何かを思い出させる。一生懸命さがいいのだろう。上下巻

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    2011年08月07日
  • スイーツキングダムの王様

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    箱入り御曹司攻め×遊び人高校生
    言動がいつも不可思議な宇宙人のようなサラリーマンと、スレた高校生のピュアラブ。

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    2015年04月05日