砂原糖子のレビュー一覧
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ネタバレ触手でエロラブストーリー。
砂原先生の作品と、喋る触手が大好きだったので購入しました。
表紙にも口絵にも触手が描かれているのが逃げがなく素晴らしいと思います。
読む前に挿絵だけ見てしまったのですが、南野先生のイラストがとっても可愛くて、どんなお話でも受け入れよう!という気持ちになりました。
ある日スライム状の生き物がやってきて同居することに…というお話も文章もライトノベルっぽい感じ。
最初は軽すぎるかな?と思っていたのですが、触手の行動がだんだん可愛く思えてきて、気づけば読み切っていました。
触手ならではのプレイの描き方も、気持ち悪くはなく、エロ可愛かったです。
続編も攻のヘタレっぷりが見 -
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ネタバレ大好物の年の差もの。しかも年下攻め。
砂原さんのデビュー作だそうですが、面白かったです。
特に目新しい感じもなく、些細な日常をひたすら繰り返すという手法ですが、それゆえに緻密な心理描写に作品世界に惹き込まれる。
同じありがち設定でも、心の揺れ動きで差が出るというか、個性が出るもんだなぁ……と。
年の差にぐるぐる悩んだり、諦め癖がついてる受の懊悩もいいですが、対照的な攻の底抜けな明るさもいい。
しかもこの攻の家庭環境は複雑なんですが、そんなことは表に出さないのがまたいい。
そのくせ受以上に愛情に飢えてて、心の底では「帰る場所」を必至に求めてあがいてる姿に身もだえしました。
年上受相手に、大人ぶ -
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ネタバレ真面目な性格の受にニヤニヤしながら読んだのははじめてです。
タイトル通り、17歳の悩める高校生なお話でした。
甘酸っぱいです。読んでる方が恥ずかしくなるくらい、甘酸っぱい。
受が真面目すぎて、ちょっとウザイんじゃないかと思うくらいなん
ですが、この真面目っぷりがすれてなくて、攻を苦悶させます。
攻はどちらかといえばチャラ男なので。
チャラチャラしたやつ、と受の弟に言われるくらい、見た目も
チャラチャラ。でも以外と可愛い面もあって憎めません。
桃色に突入するのに、こんなに悶々とするのも珍しい。
高校生ですよ、BLで高校生っていったら、もう1にも2にも桃色、
みたいな展開が待ってるはずなのに、こ -
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ネタバレ前作のスピンオフ。前回の余村と違い、生まれつき心の声が聞こえる
仮原のお話で、攻視点。お人好しで、口に出す声と、心の声が同じ藤野に惹かれていきます。。
個人的には前作のが好きだったかな、と。
攻の仮原がね、すっごい性格が悪いんですわ。ヒトは騙すわ嘘つくわ。
『声』を利用して、そういう狡い行いをするっていうのが、ちょっと受け付けなかった。
とはいえ、受の藤野に萌えポイントをいくつも見いだしたので、それなりに
楽しめました。
物語中盤あたりに、前作を読んでるとそうとうショッキングな出来事が起こるんですが、そこは流石砂原さん。なるほど、と安心しました。
長谷部も余村も、幸せと知って、ほっとする。 -
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【あらすじより】
ホテルマンの多和田はゲイである己に罪悪感を抱き、29歳になるこの年まで恋愛経験がなかった。ある日、親友の石野から男性を紹介されることになる。待ち合わせ場所に現れた男に多和田は一目で惹かれるが、実はそれは別人。来られなくなった相手の代わりに伝言を頼まれた石野の従兄弟・新山が、美貌なのに初心な多和田に興味を覚え、ゲイのふりで話を合わせていたのだ…。偽りから始まるトゥルーラブストーリー。
【感想】
もーーー!すれ違い多いっ!我慢しすぎと健気は違うーwでも最後まで読むとまさにこの本のタイトル通りの恋のはなしでした。途中ちょっとイライラしたりもしたけど好きな本です。 -
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CDを買うのをすっかり忘れていたが、じゅんじゅん受けなので買う前にこれを読もうと思っていたのだった。メイト行って来なくては。
まあ、アラブと言えば日本人にありがちな小柄で童顔なほっそりな受けが、金持ちで強引で鼻持ちならない大柄なアラブの皇子に拉致されて無理やりあれこれいたされ、最初は屈辱だと思うのに慣らされていつしか愛してしまうとかそういうのが多いというイメージだったのだが。(すごい偏ったイメージ)
これは逆です(笑)。
拉致られるのは攻めです。そして、受けが挿入することを強要するという。
まあ、ツンで偉そうな受けはたいへん好物な上、この王子はじゅんじゅんであることを知ってから読んでいるわけ