砂原糖子のレビュー一覧

  • 恋惑星へようこそ

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    ネタバレ

    雑誌掲載時に、面白かったけど正直「コレ、いいの~?」と思いましたが(笑)

    ヘタレなくせに、ちょっとSっぽい宇宙人 %*?}||ェ・^)ノ*:・゜+☆ に ★5(笑)

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    2012年06月10日
  • 夜明けには好きと言って

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    これは良いホストもの!
    寡黙で男前な攻めが、受けに一途で不器用なところが良かった。
    受けに拒絶されて雨の中、30分くらい身動きもせず泣いてるシーンが印象的で好きだなぁ。
    そして拒絶したのに、やっぱり攻めが好きで完全には突き放すことが出来ない受けの揺れ動く心情も切なかった。

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    2013年04月02日
  • 言ノ葉ノ花

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    ネタバレ

    素直に良かった。
    もちろんBLとしても面白かったけど、それ以上に人の心の声が聞こえるという設定が生きてて面白かったし考えさせらえれた。

    人が考えてることがわかればいいのに、というのは誰もが一度は考えたことがありそうだけど、人の心がわからないからこそ誰かに優しくしようと思うし、その人のことを深く知ろうと思うのだろう、というような言葉が印象的だった。

    言葉だけでなく心の声でも同時に攻めるシーンはものすごくえろかった(笑)
    あれはくる。

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    2012年05月07日
  • ファントムレター

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    幼馴染みはいいな。
    都会から田舎へ転校したことから始まる2カプの話。
    設定、対比が面白くて…あちこちに見落とせないアイテムが散りばめられている。
    小学生が見つけた手紙を私達は一緒に読む、訓の知らないこと 真頼も忘れたはずのこと。
    鬱陶しい季節からさわやかな季節へと移り変わる中で…手紙が過去と現在、大人と子供の世界を近づける…。
    都会はいつもどんより 雨空か夜なのに 田舎はひろびろして爽やかで、人目が鬱陶しい田舎であるのにも関わらず、その描写に惹き付けられる。変わるもの 変わらないもの…。相反するように思えるものが 近づいて重なっていく。
    故郷
    訓が「おまえが考えるほど、小ノ里は悪い町じゃ

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    2013年03月14日
  • イノセンス~幼馴染み~

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    途中何度も辛かった・・。終わりに近づくにつれて辛かった反動なのか涙がぼろぼろでてきて、最後はよかった。

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    2012年04月16日
  • 15センチメートル未満の恋

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    ちょっと変わったお話。新鮮味があってとても面白かった。
    コミカルで、読みやすかった。
    個人的に濡れ場がこの作品でしかできないような感じだったので不思議な萌えを感じました(笑)

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    2012年03月24日
  • ファントムレター

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    砂原ワールド全開の10年愛。29歳幼馴染みcpの訓×真頼と、小学生cpの治×双葉、そして幻の手紙が、時を越えてこの2組をつなげ合うというストーリー。はっとさせられる、巧みな構成です。
    都会と田舎という、環境のコントラストが生きているな~と思いました。田舎は長閑で自然があっていいけど、連帯感が強くすぐに噂は広まるし、虫が苦手な者には住みづらいという描写が、リアルで面白かった。それに比べ、都会は自由があるけど、群衆の中の孤独を痛切させられるのも共感。

    東京で真頼がシェフとして働いている店に通いつめる、広告代理店に勤めている訓。二人がどんな関係なのか気になるうちに、「手紙」によって徐々に明らかにな

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    2012年03月22日
  • イノセンス~幼馴染み~

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    ネタバレ

    読む人によっては非常に好き嫌いが分れますので、注意が必要。
    軽い知的障害をもった睦(受)と、幼馴染で頭の良いクルちゃん(攻)の話。

    良くも悪くも睦は『純粋』
    クルちゃんが全ての睦には、変わってしまったクルちゃんの姿は
    ちょっと切ないよなぁ……とか、読んでる方がもう胸がはち切れそう。
    随所に涙腺崩壊させるエピソードがあってまいりました。
    あほみたいに涙してしまい、読後はどっと疲れました……。

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    2012年05月01日
  • メランコリック・リビドー

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    ネタバレ

    死んだ兄の恋人に10年以上も片思いをしている受さんと、
    恋人を亡くしてから狂ったように男女見境なく遊び倒す攻さま。
    しつこいくらい健気な片思いに胸が締め付けられます。
    伏線の張り方がものすごくたくみで、過去と現在を行き来するスト-リー
    展開にはそういった意味があったのかと!

    攻から誕生日に1万円を渡されて、ただの現金なのにお財布の中で別の場所に入れてしまうくらい特別に思う受さん。
    ちょ……もう、萌え殺す気じゃないでしょうね!
    そしていったん好きになってしまえば、受にめろめろのめろめろに
    なって甘え倒してしまったりするクールな攻様に二度萌え殺される。

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    2012年05月01日
  • 真夜中に降る光

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    ネタバレ

    前回の夜中には好きと言ってのスピンオフ。
    前作で人間としてもの凄く厭な奴だった『金崎』が主人公です。
    こいつが真っ当な人間と出会って変わっていくというなんともあり得ないだろう……というストーリー。
    こんな人として最悪の男が、ちょっといい男と出会ったからって
    そう簡単に改心して更正できるかっての、と思ってたら
    できちゃうんですから凄いです。
    しかもね、ツンデレ。ものすごいツンデレ。
    あー、あの誰も寄せ付けないような悪さは、全部虚勢だったのね、
    と分かると、ちょっと可愛いなコイツ、とか思ってしまう不思議。

    はじめは懐かない野良猫みたいな金崎が、どんどん攻の術中に
    嵌っていくさまは見ていて清々しい

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    2012年05月01日
  • 夜明けには好きと言って

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    ネタバレ

    顔がコンプレックスで酷いいじめを受けてきた受の白坂が、事故をきっかけに整形し、生まれ変わった気持ちで人生をやり直すという感じ。
    ホストとして就職したお店で、中学時代に付き合って酷い裏切りを受けた
    相手、攻の黒石と再会し、復讐を誓うわけです。
    もうとにかく白坂の過去がいろいろとしんどくて、黒石に対する復讐心
    とか渦巻いてたりするんですが、この黒石がまたぼくとつでもの凄く
    良い味を出してます。
    受がコンプレックスの塊である『顔』を売りにするホストになるという
    のも面白いのですが、この『顔』のトリックに気づいた時には何だか
    もう攻が可愛くて可愛くて仕方がなくなります。

    後半はもう胸がずっときゅんき

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    2012年03月14日
  • 言ノ葉ノ花

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    ネタバレ

    突然人の心の声が聞こえるようになってしまった、エリート会社員の
    転落人生からスタート。
    人間不信に陥り、会社も辞め、引き籠もりになり、なんとか社会復帰を
    したものの、家電量販店の契約社員。そこで知り合った他部署の社員、
    長谷部の心の声が聞こえてしまうんですね、余村のことが好きだって。

    心理描写が滅茶苦茶うまい。
    基本、全編通して受けの余村視点なんですが、心の動きが丁寧です。
    だから、余計にせつない。『声』が聞こえることを打ち明けたあたりから
    ラストまで、随所で胸がきゅうきゅうしますよ。
    場所によっては目頭熱くなる。
    あれだけ疎んじたはずの『声』が聞こえなくなってしまった朝…。
    そこからの余村

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    2012年03月14日
  • 恋のはなし(2)恋のつづき

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    【あらすじより】
    ホテルマンの多和田と人気脚本家の新山。すれ違いを乗り越えて結ばれた二人は、多和田が一時的に新山のマンションで暮らすことにもなり、まさに蜜月を過ごしていた。そんな時、隣人の野津が多和田の仕事相手で、さらにゲイであると判明する。自分とは対照的に誠実な野津が、多和田に好意を寄せているようなのが気になって仕方ない新山と多和田との仲もぎくしゃくし始め…?大人気作品「恋のはなし」続篇登場。


    【感想】
    「恋のはなし」の続編。
    攻めがもう受けにメロメロなんだけどすれ違いとジェラシーで雲行きがあやしくなっていく。でも健気な受けも溺愛攻めもラストに進むにつれて微笑まずにはいられない。こうい

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    2012年03月04日
  • 言ノ葉ノ花

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    【あらすじ】
    3年前、他人の心の声が聞こえるようになってしまったことがきっかけで人付き合いを避けてきた余村。
    ある日同じ仕事場の男に倒れたところを助けられ、彼が自分を好きだという心の声を聞いてしまう。

    【所感】
    本音と建前。表の顔と裏の顔。
    人が紡ぐ言の葉と、実際に心で考えていることがいつも同じとは限らない。
    それはきっと誰もが当たり前だと思うことだけれど、そう思えるのは相手の心の声を聞くことができないから。
    もし相手の心の声が聞こえるようになってしまったら?
    笑顔の裏の、恐ろしい本音が垣間見えてしまったら?
    Ifの世界が切なく展開していく様に、まるでお伽噺を聞かされているような印象を受けま

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    2012年04月02日
  • 15センチメートル未満の恋

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    これは夢に違いない――。階段から落ちたことがきっかけで、突然身体が小さくなってしまった雪見。美大時代の同級生かつ天敵の、伏木野の作ったドールハウスで生活することになるが…

    感想・・・おもしろかった。大好きな受け攻めパターンでご満悦。不器用ワンコxツンデレ美人

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    2011年11月12日
  • 職業、王子

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    アラブもの…?

    アラブ=拉致・監禁・陵辱…
    かなりずれてはいるけれど…間違ってもいない…か?

    この度拉致されたのは、攻め様
    そこから、あれあれ?って思ってる間に、物語はテンポよく進んでいくのです

    結局のところ、すごく面白かったのですよ
    王子様はとっても可愛いし、拉致された攻め様も全く暗さがない
    というよりは、トカゲは飼いならすし、ラクダに名前付けるし…

    何で新刊の時に買いそびれ、読みそびれてたのかは謎
    いや、ホント、良かったです

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    2011年11月03日
  • セーフティ・ゲーム《小説版》

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    ネタバレ

    女装させると絶対正体がバレないってことが無くて、似合っているけど微妙な感じの女装がいい。
    そこにつけこんでいる攻めの性格の悪さもいいです。

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    2011年09月25日
  • セーフティ・ゲーム《小説版》

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    製薬会社MRの香島×開業医友村。
    ただの白衣ものじゃなくて、ひとひねりもふたひねりもあるのが、さすがの砂原流です。

    ゲームと言っても、決して遊びではありません。心にチクチクくる心理戦です。イケメンでかっこいいMRと真面目で地味な医者が、気がつけば変態ど真ん中という展開!うならせる面白さでした。

    この二人の仕事上の関係は営業とお得意さんで、香島にしてみれば友村は失礼あってはならない得意先の先生です。いくら友村が好みでも、仕事熱心で保身的な香島は、自分がゲイだとか好きだとか告げることはできません。
    一方の友村も、実は3年間ずっと香島が好きだったのですが、医者という職業柄もありゲイであることすら

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    2012年10月31日
  • 恋のはなし

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    砂原先生の本はやっぱり流石。
    ノンケとの恋のはなしだったんだけれど、ちょっと展開は読めるけれども、それでも個々のキャラクターが良くて引き込まれるし、絶望感のあるところはこちら側も旨がぎゅーって締め付けられるような気持になった。
    胸キュン作品だった。これの続きがあるらしいから早く読みたい。

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    2011年09月03日
  • ラブストーリーまであとどのくらい?

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    「ラブストーリーで会いましょう」のスピンオフ。脇キャラの軽くてチャラい滝村と、生真面目なメガネの森尾です。
    ダサくて馬鹿にしてた森尾が、メガネをはずしたら美人なのを発見した滝村は手のひらを返したように口説きまくります。当然、森尾は絶対拒否。ところが、森尾は酔ったはずみで滝村に抱かれてしまいます。当然、朝になって正気に返った森尾は激怒、滝村に「責任をとって」と要求するんですが。

    水と油のような二人が反発しあって、次第に互いの知らなかった魅力に気づいたりしながら不器用に距離を縮めていく様子が、コミカルで笑ったり、時に切なくて胸が締め付けられたりしました。

    滝村や森尾の心の揺れが繊細に描かれてい

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    2011年08月05日