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優しくて柔らかい
睦の知的障害故の未発達な精神がひどく優しく感じられる柔らかい部分に触れられたよーでやたら泣けます。疑うことを知らない子供のよーな健気さと生きてきたぶん培われた「常識」に時に挟まれ悩んだり暴走しちゃったり、無条件に一途な姿に打たれました。来栖に始め自分勝手な奴だとムカつきさえしたのですが彼目線で書かれる件と睦のくれた紙をずっと持ってたり謝り涙してしまう件(この一連すんごいイイ!)ですっかり清算。誰にm相談出来るわけでなく葛藤したり煩悶したり、いわゆる常識を認識しているぶん睦より実はもっと辛かったんだろうか、と。砂原さん作品は当たりが多いですが本作は一番のお気に入りになりました。
なんだか切ない
なんだか心暖まるお話でした。
知的障害とまではいかないけれど…という設定の睦と、政治家の父をもつクルちゃん。
障害を題材にしているので、登場人物が睦を中傷するシーンもあり、苦手な人は苦手かと思います。
お話は、高校生の時と再開した時と、くっついた後に別れてて、登場人物達も年をとっていきます。
いくつになっても変わらない睦と大人になって、嘘とかを覚えて変わってしまったクルちゃん。
クルちゃんが睦に再開して今の自分を省みるところが切なくて、いっぱい泣きました。
正直、萌えという言葉とかキュンキュンするとかはあんまりなかったんですが、
そういうんじゃなくて『純愛』という言葉がしっくりくるお話でした。
行為のシーンもありますが、エロいとかいうのよりも、結ばれて良かったねとかそんな感じでした。
障害とかそういうのが苦手ではなければ、ぜひ一度読んで欲しい作品です。
さらには、大人になって社会人になって何年目とかの日々の生活に埋没してしまってる方とかにも、オススメです!
Posted by ブクログ
知能指数がボーダーラインにギリだから、睦がまっすぐであるかのような描写にどうしても違和感が…。
来栖が、自分の目標に向かって努力したことに間違いは無かったし、取ろうとした道も有だろうと思う。
ただ、自分の心に嘘をついていることが苦しかったのではないかなぁ。目標と望む生き方は違ってたってことでしょうか。
血は繋がってなくても、さすが母親、P280の言葉には感服です。
お話は、良かったです。しっかり泣きました。そりゃぁもうボロボロと…。
来栖が「願いごとが叶う券」を握りしめて睦を引き止めるシーンは本当にいいです。
いつも思いますが、常識やなんかを覗かせて読むと、ちっとも楽しくないので、純粋に、睦くん、けなげ~、切ないねぇ~、ってことで。
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