砂原糖子のレビュー一覧

  • 高潔であるということ

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    中盤からドキドキが止まらなかった。
    どうなるの?どうなるの?と続きが気になって仕方なかった。
    伏線の見事な回収手腕に、無駄のない話の進め方と、心理描写の繊細さに心を打たれましたね。
    本当に素敵。素晴らしい。
    被害者×加害者という立場の二人が、たどたどしく恋愛に至るまでの過程が、もう!!たまらんのですよ。
    どこまでも高潔である受が、哀しくて、愛しくて、いじらしかった。
    何度読んでも感動する。胸がいっぱいになります。

    早くも2010年で1位なBLかな?ってくらい心を奪われました(笑)

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    2010年05月20日
  • 言ノ葉ノ花

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    他人の心の声が聞こえてしまう主人公、泣ける話です。

    ドラマCDは皆さんが探してるであろう小野×神谷
    CDの方が聞いてて泣きそうになります。

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    2010年04月02日
  • ミスター・ロマンチストの恋

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    見事な乙男がここにいました。
    書かれた年代で考えると、こちらが元祖・オトメンだなあ。

    見た目と実力と周囲からの評価は、完璧な「カッコイイ王子」の受け。
    彼が「大好きな人に声もかけられず、遠くからじっと見てるだけで
    ときめいて幸せ」って乙女心を持ってるのを知ってるのは、幼馴だけ。
    この幼馴染は、めちゃめちゃ可愛い中世的なルックスのくせに中身は
    男くさい男ってデコボコ設定なのも良い☆

    彼の思い人は、ちょっと無愛想な、長身の受けよりも更に背の高い年下の後輩。
    幼馴染の後押し(背中押すというよりも蹴り出したって感じの)で
    相合傘の中の“初めての会話”をきっかけに、ちょっとずつ縮まる
    2人がとっても

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    2010年01月12日
  • メランコリック・リビドー

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    『センチメンタル・セクスアリス』の受けを口説き、一時居候させて
    もらってたカメラマンと、彼の亡き高校時代の恋人の弟とのラブストーリー。

    純粋に好きで愛し合ってた恋人の喪失が、攻め(カメラマン)の
    「来るもの拒まず。男女問わず」を作ってた。
    兄の恋人に、子供の頃から憧れ慕っていた受け。子ども扱いされ
    決して“そういう相手”にはしてもらえないけれど、一途に健気に
    攻めの側にいる。

    この2人の関係が変わって、そして傷ついて、それでも離れられなくて・・・
    の過程を描いております。彼らのHは2度、本作では綴られてますが
    初めてのHと2度目のH、それぞれの時、それぞれの思いを読み返して
    みるのもオスス

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    2010年01月12日
  • センチメンタル・セクスアリス

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    この受け、ルックスの良さだけがとりえの、ロクデナシです。
    一応モデルをしてるんだけど、努力もしない上にプライドだけは高く
    そして頭の弱い子。そしてホモ嫌い。

    ・・・なくせに、高校の卒業時に通帳見せながら「俺と暮らして」と
    プロポーズしてきた攻めと、“挿入無し”でしっかり体の関係だけは
    持って暮らしている。アホの上、肉体的快楽に弱い。

    どんなに口悪くモノを言われようと、表情を変える事無く受けと一緒に
    いる攻め。そういう彼をどうにか困らせてやろうとあがく受け。
    文中にもありますが、この受け「気が弱いからキャンキャンとうるさく
    吠えて付きまとう小型犬」って例えがピッタリ。

    このおバカ受けが、何

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    2010年01月12日
  • ラブストーリーで会いましょう2

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    【あらすじ】編集者の上芝駿一は、人気恋愛小説家、庭中まひろの担当となり、庭中が書くシナリオ通りの恋人役を演じていた。次第に本気で庭中が好きになる上芝。庭中もまた上芝に対する感情が恋だと気づく。キスも交わし体も触れ合ったのに、心はすれ違ったままうまくいかないふたり。やがて上芝が異動で担当を外れることになり…。書き下ろし短編を収録。

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    2009年10月20日
  • ラブストーリーで会いましょう

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    【あらすじ】海外取材から帰ってきて早々、上芝駿一は人気恋愛小説家・庭中まひろの担当に。初対面の庭中から伝えられた上芝の仕事は、庭中が送るシナリオ通りに作中の男を演じてみせろ、というものだった。しかも主人公の女は庭中自身が演じるという。分刻みでスケジュール通りに行動する庭中と、シナリオに沿った「デート」を繰り返す上芝だったが…。

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    2009年10月20日
  • セラピストは眠れない

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    砂原先生の変わった子受け、そして貧乏萌えが楽しめるw。
    もちろんエロいよ!
    CDもキャストがはまり役で最高でした!

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    2009年10月04日
  • 恋のはなし

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    【あらすじ】ホテルマンの多和田はゲイである己に罪悪感を抱き、29歳になるこの年まで恋愛経験がなかった。ある日、親友の石野から男性を紹介されることになる。待ち合わせ場所に現れた男に多和田は一目で惹かれるが、実はそれは別人。来られなくなった相手の代わりに伝言を頼まれた石野の従兄弟・新山が、美貌なのに初心な多和田に興味を覚え、ゲイのふりで話を合わせていたのだ…。偽りから始まるトゥルーラブストーリー。

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    2009年10月04日
  • センチメンタル・セクスアリス

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    同級生もの。大学生(無骨攻)×ヒモ(ツンデレ+アホの子)
    今でも自分の中のBLベストです。
    あほのようにBL買い漁るきっかけになった作品。

    春巳かわいいよ春巳^^
    勢いあまって同人誌まで買いましたw

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    2009年10月04日
  • セブンティーン・ドロップス

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    小学校の時の同級生と高校で再会。晴れて両思いになった2人。だが広久は江里口のように「好きだ」ということを言葉や態度に表わせない。江里口をどう受け入れたらいいのか分からない。「だって俺たち男同士だし、俺、女じゃないから…」悶々と悩む広久。一方の江里口も悩む。「どうしたらヒロは俺のこともっと好きになってくれるんだろう…?」。…いやいや、あんたたち両思いだからというツッコミも届かないのは彼らがあまりにも純粋な恋をしてるから。10代の恋はひたむきでまっすぐで可愛いなぁ〜。

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    2009年10月04日
  • 夜明けには好きと言って

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    交通事故で顔を整形した容姿コンプレックスの男・一葉と、就職したホストクラブで同僚として再会した同級生・黒石の話。ストーリーより先に、ルチル文庫の異様に狭い天地に驚き。何、余白が怖いの?
    学生時代、自分に告白してきた黒石。それを「友達からなら」という条件で承諾した一葉。だが告白は単なる罰ゲームに過ぎなかった。名前を変え、顔も変えた一葉は、ホストクラブで黒石に再会する。黒石に裏切られたことを忘れられない一葉は、黒石への復讐を誓う。復讐とは黒石をナンバー1ホストの座から引き摺り下ろすこと、そして別人になった自分に告白(またか)してきた黒石を最後に裏切ってやること。そんな思いから一葉は再び黒石と付き合

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    2009年10月04日
  • 言ノ葉ノ花

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    ほんっっっっとに素晴らしいBLだo
    砂原糖子にハマった一作品目o
    なんか現代物なのに、
    ちょっと違うことが出来る受けってゆーのが良かったo
    とにかく受けが控えめで可愛かったo
    糖子さんの心の声の描き方が素晴らしすぎたo

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    2010年06月16日
  • 夜明けには好きと言って

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    かなり屈折した受です。自分が好きになれずに事故をきっかけに顔を整形。名前も変えて別人として生きることに。ホストクラブで働き始めて同僚として再会した相手は過去に自分に深い心の傷を与えた同級生。復讐のために近付いたが逆に好きだと告白されてしまう。辛い過去を思い出しながらも相手に惹かれていくが・・・。

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    2010年09月23日
  • 真夜中に降る光

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    前作リンクもの「夜明けには好きだと言って」で嫌な奴だった金崎くんが主人公でございます。しかも、彼が受キャラなのです。ふと気になることが一つ。金崎君、君は一体いくつボディピアスをつけていたの?

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    2010年09月23日
  • セブンティーン・ドロップス

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    なんでか「買わないと!」と思って買ったのですがなんでそう思ったのかが不明。イラストが佐倉ハイジさんだから?でも買って正解でした。2人とも可愛らしい。

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    2009年10月04日
  • 夜明けには好きと言って

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    作者で選んだ。涙、涙。もしかするとコンプレックスと恋は似ているのかもしれない。頭ではわかっていても自分の思いをコントロールすることは難しいし、ちょっとしたきっかけで大きく世界が変わる。そのきっかけとは‥‥ん〜やっぱり愛されること、かもしれないな。心がじんわり暖かくなった本。うん、良かった。

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    2009年10月04日
  • シガレット×ハニー【SS付き電子限定版】

    購入済み

    もだもだ

    真面目で好きな人に一途だけど卑屈な受けを楽しむ話だと思います。
    そういうもだもだが好きな人におすすめです!

    表題作のシガレットハニーでは、攻めが受けの性思考(ゲイであること)を改めようとしているので、読んでいて引っかかる人はけっこういる気がします。
    私は受けのタイプが好みだったので全体的に楽しめましたが、最初の攻めの無神経さはあまり好きじゃありませんでした。

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    2025年11月09日
  • 言ノ葉ノ花

    匿名

    購入済み

    重たいし苦しい

    わりと焦れったい。重たい。思っていたよりしんどくなりました。でもそれが作品として良いのかも。人の考えていることが分かったら楽しそう便利そう…という発想だったのにそんな苦しいことになるか…と。ライトに楽しむBLとは違うな、だけど癒しもある。

    #胸キュン #カッコいい #じれったい

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    2025年11月04日
  • 僕が終わってからの話

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    ネタバレ

    ★3.5.
    これはネタバレなしで読まないとという展開。

    ただ、死んだ主人公は取り憑いた人の身体を人権無視?!ってくらい好き勝手してて途中で本を放り投げたくなること数回。でもオチを知ると…まぁセーフ?なので最後まで読んでほしい。あと高校生にしてはえっちが濃いくない?笑

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    2025年10月23日