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Posted by ブクログ 2010年05月20日
中盤からドキドキが止まらなかった。
どうなるの?どうなるの?と続きが気になって仕方なかった。
伏線の見事な回収手腕に、無駄のない話の進め方と、心理描写の繊細さに心を打たれましたね。
本当に素敵。素晴らしい。
被害者×加害者という立場の二人が、たどたどしく恋愛に至るまでの過程が、もう!!たまらんのです...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年05月14日
BLとしてはどうかと思う表紙だったが、中身はちゃんとBL(当然)。大切な人を殺した相手に復讐するはずが、その人となりを知るに従い惹きつけられていく主人公。その複雑な心理を読ませる手腕はさすが砂原さん。ハッピーエンドに至るためのちょっとしたどんでん返しも、ちゃんと伏線が張ってあって物語としても楽しめた...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年04月04日
シリアスサイドの砂原センセでした。
小さい頃兄弟で懐いていた近所の爺がひき逃げされて死んでしまった事件が、物語の発端です。
爺が死んだのは、兄弟の兄である真岸悟が大学生になっていた10年後のこと。その裁判で真岸は颯爽として身なりもいい税理士の志田を知り、彼に対して復讐することを胸に誓います。
そして...続きを読む
Posted by ブクログ 2010年09月18日
砂原さん初読みです。エピソードの表面を覆うものとその奥から読み取れるものとのギャップが面白くて引き込まれました。復讐劇の体裁を保ちながらも、自分の感情とのズレに気づく真岸自身が『復讐』という言葉に縛られていることに葛藤してます。弟が登場したあたりから真岸が開放されていきますが、その前後の彼の心情が切...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年11月23日
真岸悟は、今、ある作戦を決行しようとしていた。
それは――復讐だった。
昔、真岸の家の隣に住んでいた老人がいた。
老人は、どこからともなくごみを集めてきていて、家はごみ屋敷となっていた。
そこにおいてあったものに興味を惹かれた弟に付き添うように、真岸は、その老人の家に出入りするようになっ...続きを読む
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