高潔であるということ

高潔であるということ

649円 (税込)

3pt

3.9

真岸悟は、ある事件を起こした志田智明への復讐を弟に約束していた。約束の日である五年後、復讐を促すメールが真岸に届く。志田の税理士事務所で働き始めた真岸は、最初は冷たい男だと思っていた志田が不器用なだけの優しい人間だと気づき、惹かれ始める。そんな真岸のもとには、復讐を忘れるなと念を押すようなメールが届き……。

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高潔であるということ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2010年05月20日

    中盤からドキドキが止まらなかった。
    どうなるの?どうなるの?と続きが気になって仕方なかった。
    伏線の見事な回収手腕に、無駄のない話の進め方と、心理描写の繊細さに心を打たれましたね。
    本当に素敵。素晴らしい。
    被害者×加害者という立場の二人が、たどたどしく恋愛に至るまでの過程が、もう!!たまらんのです...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2016年05月14日

    BLとしてはどうかと思う表紙だったが、中身はちゃんとBL(当然)。大切な人を殺した相手に復讐するはずが、その人となりを知るに従い惹きつけられていく主人公。その複雑な心理を読ませる手腕はさすが砂原さん。ハッピーエンドに至るためのちょっとしたどんでん返しも、ちゃんと伏線が張ってあって物語としても楽しめた...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2013年04月04日

    シリアスサイドの砂原センセでした。
    小さい頃兄弟で懐いていた近所の爺がひき逃げされて死んでしまった事件が、物語の発端です。
    爺が死んだのは、兄弟の兄である真岸悟が大学生になっていた10年後のこと。その裁判で真岸は颯爽として身なりもいい税理士の志田を知り、彼に対して復讐することを胸に誓います。
    そして...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2010年09月18日

    砂原さん初読みです。エピソードの表面を覆うものとその奥から読み取れるものとのギャップが面白くて引き込まれました。復讐劇の体裁を保ちながらも、自分の感情とのズレに気づく真岸自身が『復讐』という言葉に縛られていることに葛藤してます。弟が登場したあたりから真岸が開放されていきますが、その前後の彼の心情が切...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2010年06月15日

    どこまでも高潔な志田さんが素敵。志田さん、真岸くんと呼び合って、Hのときもお互い敬語なところが萌え。

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    Posted by ブクログ 2013年02月11日

    初めての砂原さんの本。無駄のない構成に思わず唸った。これは伏線だなと思ったものは綺麗に回収されてスッキリした。
    素直に楽しめて、設定もキャラもとても好みで、とても萌えました!

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2012年11月23日

     真岸悟は、今、ある作戦を決行しようとしていた。
     それは――復讐だった。

     昔、真岸の家の隣に住んでいた老人がいた。
     老人は、どこからともなくごみを集めてきていて、家はごみ屋敷となっていた。
     そこにおいてあったものに興味を惹かれた弟に付き添うように、真岸は、その老人の家に出入りするようになっ...続きを読む

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