砂原糖子のレビュー一覧
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重すぎないヤクザ話がおもしろい
最後の最後に蝶也が短気なところに落ちました!
かっこいいなあ。
それを守る枦山の図が最高です。
あと二人えろくてどきどきしました。
砂原先生はそういうイメージなかったのでうれしい誤算でした!
今後は蝶也と枦山で大儲けして組を立て直して欲しいです。
ゆくゆくは高級なスーツを着てください(笑) -
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ほっこり可愛い乙女男子
高校三年生の千野純直は、行動の全てがカッコいいと評される品行方正、頭脳明晰な男子だが、実は1年前から1学年下の有坂和志にうじうじ恋している乙女心満載で、看板に偽りがありすぎている男子。そして、恋されている有坂和志は、千野の重たい恋心を大切にする心優しい男子だった。だから、とってもほっこりした。砂原先生は、彼らの10年後を書こうと思っていた、とあとがきに書いてあったけれど、それも読みたいし、二人をたきつける朋巳視点の日記も読みたいなと思った。主人公の二人と違って、見た目だけが女の子のような朋巳が、おそらく、一番普通の神経の持ち主でもあり、口は悪いけれど、友人への想いが溢れていて、きっと彼がつける
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記憶を失う怖さ
記憶を失うことを始めから知っていて生活していかなくてはいけない運命を背負った静良川。彼には恋人がいたけれど、彼のことも記憶にはない。だから二人にとてもつらい月日が待っていたけれど、この巻で無事に落ち着きます。恋人に存在を忘れられる中上と、恋人を忘れることを恐れる静良川。中上は、離れている間に、記憶がなくなるという特異な病気を持つ静良川への想いをとても強めているし、それに、もう10代のように、失っても待つだけという態度でもなくっているような気がして、これからの二人の生活、たとえ、4年後にまた静良川がすべての記憶を失っても、彼を探し、彼との関係を作り出していくことをしていくんだろうな、と信じられる
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二人の過去編
二人の過去の物語。恋人として付き合ったのは1年もないけれど、中学生の衛と、高校生の静良川が互いに存在の近い友人として付き合っているころから、恋人になるまでの話で、二人の視点から書いてあるので、楽しめました。二人が知り合った直後に、静良川の記憶がなくなるという事態になり、衛が彼の病気を体験したということが、その後の中上の態度に大きな影響を与えたんだろうな、と思う。彼の病気の理解がなかったら、4年も待てないよね。もちろん、待とうと思って4年待ったわけじゃなくて、日々過ごしていたら4年という歳月が流れてしまったというだけなんだと思うけれど。
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記憶が消えるって辛い以上
記憶喪失の話は、大抵の場合、何かのきっかけで記憶が戻ってくるという印象があったけれど、この話の主人公の静良川は、記憶が戻ってくることがない上に、慢性的に記憶喪失が起きる持病を持つ。今の彼は、過去2年分の記憶しかなく、過去に自分がつけたMという恋人探しをしている最中だ。切ないのは、恋人の顔を見ても、恋人の名前を聞いてもピンとこないところだろう。恋人と行ったというところに足を運んでみても、記憶が戻るどころか、心が何かを感じることもない。記憶をなくしている静良川の諦めたような、でも、必死でもがいているようなそんな視点はとても痛々しいけれど、静良川が忘れられてしまった彼を大切に思う身近な人たちの気持ち
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安心して読むことかできました
それほどの不安要素もなく、最近心を削られるような事が多い日々を送っている自分には、程よく感じられました。これからの2人の日常が見てみたいなあ。
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前作より好きです!
本名さんと塚原の関係が好きで、二人ともかっこよく、本編はハラハラしながら楽しめました。
前作から二年経ってるだけあって、二人だけの合図とかラブラブ感やわかりあってる感があってたまらなかったです。
本編後の温泉の話も二人らしくおもしろくて一冊通して満足でした! -
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萌えの影に隠れてしまうけど、砂原さんは文章力のある作家さんだと思う。
それが強く実感できたのが今作。しっかりした未来の設定の中で、言ノ葉シリーズがちゃんと展開されている。
特に、アオとソウマの本心が現れる後半のシーンには感動すら覚えた。映画的なクライマックスは大層盛り上がりました。
親友のエリオの立ち位置も秀逸。アオへの興味を匂わせつつ、しっかり二人をサポートするどちらかというと当て馬的ポジションにも関わらず、最後まで本心を見せないところもいい。
現代ものから、意外にもSFへと飛んだこのシリーズ。次も大変楽しみだけど、その場合舞台はどうなるのか。
まあ、なんであれ砂原さんなら上手く料理するのだ -
Posted by ブクログ
ネタバレ「言ノ葉」シリーズの新作は、300年後の未来編。
シリーズを通しての設定がリアルファンタジーっぽかったので、今回の未来が舞台のストーリーはとてもはまっている感じがしました。
自分だったら絶対イヤだなと思ってしまう、他人の心の声が聞きたくなくても聞こえる能力…!
ソウマは「心を読む装置」を開発した天才科学者だったけど、突然装置なしに人の心の声が勝手に聞こえてしまうようになり、その煩わしさから地位も名誉も捨て去って僻地に引きこもり自給自足の旧式な生活を送っている男です。世捨て人ぽい。
そんな彼の元にアオという謎の綺麗な青年が現れ、なぜか渋々と生活を共にする羽目に。
ソウマの唯一の友人で、アオを連 -
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猫屋敷先生可愛い
このお話のポイントは、晶川より猫屋敷先生が少し年下ということです。変人なんだけど、経験が足りないし素直だし(取材先で料理の基礎を教わるとか)税金対策と言い出して畑を作ろうとして猫の餌食になったり。何より、晶川さん好き好きで嫉妬深いところも可愛くて許せます。
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Posted by ブクログ
ネタバレいよいよ最終巻。長い話なのに毎月続きが読めたから、最後までどっぷり物語の世界に入り込めたのが何と言っても良かったところです。
2巻で二人の過去の関係が判明し、再び話は久遠に池に突き落とされた時点へ。
…これは、もしや救いようのない結末になるのでは?と読み始めで思わず不安になってしまいました。
誰がMなのか?というサスペンス的要素を追いながら読みつつ、でもBL的に(おい)間違いなく中上だよね~と思ってしまうんだけど、記憶をなくしてしまう静良井は自身にとってもリングノートで確認した実態のつかめない恋愛で。
彼はどうするのかなと思いました。
だけど、このリングノートがその後の展開に関わっていて、も