砂原糖子のレビュー一覧

  • 心を半分残したままでいる(2)

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    二人の過去編

    二人の過去の物語。恋人として付き合ったのは1年もないけれど、中学生の衛と、高校生の静良川が互いに存在の近い友人として付き合っているころから、恋人になるまでの話で、二人の視点から書いてあるので、楽しめました。二人が知り合った直後に、静良川の記憶がなくなるという事態になり、衛が彼の病気を体験したということが、その後の中上の態度に大きな影響を与えたんだろうな、と思う。彼の病気の理解がなかったら、4年も待てないよね。もちろん、待とうと思って4年待ったわけじゃなくて、日々過ごしていたら4年という歳月が流れてしまったというだけなんだと思うけれど。

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    2020年05月07日
  • 心を半分残したままでいる(1)

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    記憶が消えるって辛い以上

    記憶喪失の話は、大抵の場合、何かのきっかけで記憶が戻ってくるという印象があったけれど、この話の主人公の静良川は、記憶が戻ってくることがない上に、慢性的に記憶喪失が起きる持病を持つ。今の彼は、過去2年分の記憶しかなく、過去に自分がつけたMという恋人探しをしている最中だ。切ないのは、恋人の顔を見ても、恋人の名前を聞いてもピンとこないところだろう。恋人と行ったというところに足を運んでみても、記憶が戻るどころか、心が何かを感じることもない。記憶をなくしている静良川の諦めたような、でも、必死でもがいているようなそんな視点はとても痛々しいけれど、静良川が忘れられてしまった彼を大切に思う身近な人たちの気持ち

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    2020年05月01日
  • 言ノ葉ノ花

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    人の心の声が聞こえる。それだけ聞くと「すごい力」と思えるけれど、良く考えるとものすごく怖い。聞かれるのももちろんだけど、聞くのも。口に出している言葉と考えていることが違うなんて当たり前だけど、それがしっかり聞こえてしまったら何を信じればいいか分からなくなりそう。そんな力を持ってしまった余村が臆病になるのは当然なのかも。この力がなかったら、出会わなかったかもしれない余村と長谷部。どんな切っ掛けでも好きな人に出会えたのは幸せだと思うから、今後も変わらずお互いを大切にして欲しい。

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    2020年04月08日
  • アンダーエール!【SS付き電子限定版】

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    安心して読むことかできました

    それほどの不安要素もなく、最近心を削られるような事が多い日々を送っている自分には、程よく感じられました。これからの2人の日常が見てみたいなあ。

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    2020年03月21日
  • イノセンス~幼馴染み~

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    綺麗なお話

    知的障害者と
    難しい題材ですが
    本当に良く出来たお話だと思います。
    睦から見る世界はキレイで
    ちょっと切ないですが癒やされました。

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    2020年03月16日
  • 愛になれない仕事なんです

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    前作より好きです!

    本名さんと塚原の関係が好きで、二人ともかっこよく、本編はハラハラしながら楽しめました。

    前作から二年経ってるだけあって、二人だけの合図とかラブラブ感やわかりあってる感があってたまらなかったです。

    本編後の温泉の話も二人らしくおもしろくて一冊通して満足でした!

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    2019年10月21日
  • 青ノ言ノ葉

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    萌えの影に隠れてしまうけど、砂原さんは文章力のある作家さんだと思う。
    それが強く実感できたのが今作。しっかりした未来の設定の中で、言ノ葉シリーズがちゃんと展開されている。
    特に、アオとソウマの本心が現れる後半のシーンには感動すら覚えた。映画的なクライマックスは大層盛り上がりました。
    親友のエリオの立ち位置も秀逸。アオへの興味を匂わせつつ、しっかり二人をサポートするどちらかというと当て馬的ポジションにも関わらず、最後まで本心を見せないところもいい。
    現代ものから、意外にもSFへと飛んだこのシリーズ。次も大変楽しみだけど、その場合舞台はどうなるのか。
    まあ、なんであれ砂原さんなら上手く料理するのだ

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    2019年08月17日
  • 青ノ言ノ葉

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    ネタバレ

    「言ノ葉」シリーズの新作は、300年後の未来編。
    シリーズを通しての設定がリアルファンタジーっぽかったので、今回の未来が舞台のストーリーはとてもはまっている感じがしました。

    自分だったら絶対イヤだなと思ってしまう、他人の心の声が聞きたくなくても聞こえる能力…!
    ソウマは「心を読む装置」を開発した天才科学者だったけど、突然装置なしに人の心の声が勝手に聞こえてしまうようになり、その煩わしさから地位も名誉も捨て去って僻地に引きこもり自給自足の旧式な生活を送っている男です。世捨て人ぽい。
    そんな彼の元にアオという謎の綺麗な青年が現れ、なぜか渋々と生活を共にする羽目に。
    ソウマの唯一の友人で、アオを連

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    2019年06月17日
  • 猫屋敷先生と縁側の編集者【SS付き電子限定版】

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    猫屋敷先生可愛い

    このお話のポイントは、晶川より猫屋敷先生が少し年下ということです。変人なんだけど、経験が足りないし素直だし(取材先で料理の基礎を教わるとか)税金対策と言い出して畑を作ろうとして猫の餌食になったり。何より、晶川さん好き好きで嫉妬深いところも可愛くて許せます。

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    2019年04月24日
  • 心を半分残したままでいる(3)

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    不思議

    構成のせいか最後の巻が一番前のめりで読んだ気がする。
    でも、読了後は、ふわふわした感じ。

    満足。

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    2019年03月28日
  • 言ノ葉ノ世界

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    人の心が読める主人公シリーズ、2作目。クズみたいなにいちゃんだったけど、先生のピュアさに引きづられて、好きだと言う気持ちに気付いて学んでくれて良かった。途中で何度も逆戻りしそうな気もしたけど好きの気持ちは正義だから。
    次の巻はホームレスの彼???

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    2018年12月24日
  • 言ノ葉ノ花

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    ネタバレ

    シリーズ?を読むために買ってみました。心の声が聞こえる余村と同僚の長谷部のお話。心の声は結局又聞こえなくなってしまうんだけどやっぱり声に出して伝えないとねって言うお話。

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    2018年12月23日
  • 心を半分残したままでいる(3)

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    とても良いです

    この先の2人のお話が読みたいです

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    2018年10月20日
  • 心を半分残したままでいる(3)

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    ネタバレ

    「M」で衛と静良井さんと久遠さんが絡み合って、解けてまた結ばれました。じんわり来た…。静良井さんの書いた記事のラスト一文の余韻がすごい!久遠さんも静良井さんのことすごく好きだったんだよね、彼にも幸せになってほしいです。
    全サ応募必須。

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    2018年09月07日
  • 心を半分残したままでいる(3)

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    ネタバレ

    いよいよ最終巻。長い話なのに毎月続きが読めたから、最後までどっぷり物語の世界に入り込めたのが何と言っても良かったところです。

    2巻で二人の過去の関係が判明し、再び話は久遠に池に突き落とされた時点へ。
    …これは、もしや救いようのない結末になるのでは?と読み始めで思わず不安になってしまいました。
    誰がMなのか?というサスペンス的要素を追いながら読みつつ、でもBL的に(おい)間違いなく中上だよね~と思ってしまうんだけど、記憶をなくしてしまう静良井は自身にとってもリングノートで確認した実態のつかめない恋愛で。
    彼はどうするのかなと思いました。
    だけど、このリングノートがその後の展開に関わっていて、も

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    2018年08月11日
  • 心を半分残したままでいる(2)

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    ネタバレ

    うっかりしてると魂持っていかれそうなくらい引き込まれます。静良井と中上の過去編。一巻でのなんで、どうして、が解消されたけどツライ…。静良井視点の「夏の裏側」もよかったです。三巻が待ち遠しいです。

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    2018年08月05日
  • 心を半分残したままでいる(2)

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    ネタバレ

    毎月続きが読めるのはありがたいです。1巻が面白かったから、そのテンションが下がらないうちに次が発売されて嬉しいです。
    ストーリーは過去へと遡ったものになっていて、今まで判明していなかった衛と真文の出会い、そして青春時代をありありと知ることができました。
    …読み終わった後は、初恋の甘酸っぱい気持ちとともに切なくて切なくて、胸が張り裂けそうになってしまいました…

    読みながら、1巻の時の二人を思い出してしまったからです。
    特に泣けたのが、理想のコーヒーショップの話と白いカナリアです。ネタバレだけど、これが強力な伏線になっています。
    真文は本当に美しくて、かわいくて、天使みたいな年上の恋人だったんだ

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    2018年07月11日
  • 心を半分残したままでいる(1)

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    ネタバレ

    全三巻の一巻。三か月連続刊行!繰り返す記憶喪失、切ない…。なんなのこれ、なんなの!!?口から魂が出ていきそう。続きを早く読みたいです。出版決まっててよかった~

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    2018年06月22日
  • 心を半分残したままでいる(1)

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    ネタバレ

    お久しぶりの砂原センセの長編というだけでワクワクする上に、ツボど真ん中の記憶喪失ものとくれば狂喜乱舞。
    ただし、小説ディアプラスでの連載作だから一冊では収まりきらず、3巻に渡って続いてしまうというドSプレイになっていましたw

    高台にある洋館の喫茶店マスター×記憶喪失のライター。
    日記を辿って自分の元カレを一緒にさがす二人…というのが大筋なのですが、よくある記憶喪失ネタをこんなサスペンス風味満点の味付けでグイグイ読ませるなんてやっぱり凄いストーリーテラーだなと思わずにはいられませんでした。
    もちろん、きれいさっぱり忘れてるから切ない事最上級なんですよ。でも、それ以上にドキドキハラハラさせられる

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    2018年06月19日
  • 真夜中に降る光

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    「夜明けには好きと言って」のスピンオフだけどこちらの方が好き。ドラマCDも好き。しょうのない受が誠実さにほだされてゆく。唇の複数のピアスを外すところとか好き。私は読んだ後すぐに忘れちゃうんだけど、この作品はずっと残っています。

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    2018年05月29日