幼馴染みはいいな。
都会から田舎へ転校したことから始まる2カプの話。
設定、対比が面白くて…あちこちに見落とせないアイテムが散りばめられている。
小学生が見つけた手紙を私達は一緒に読む、訓の知らないこと 真頼も忘れたはずのこと。
鬱陶しい季節からさわやかな季節へと移り変わる中で…手紙が過去と現在
...続きを読む、大人と子供の世界を近づける…。
都会はいつもどんより 雨空か夜なのに 田舎はひろびろして爽やかで、人目が鬱陶しい田舎であるのにも関わらず、その描写に惹き付けられる。変わるもの 変わらないもの…。相反するように思えるものが 近づいて重なっていく。
故郷
訓が「おまえが考えるほど、小ノ里は悪い町じゃないって。良くも悪くもない、ただの田舎だ」と言った。営業職でそつなく生きているようで 都会に馴染めないところもあり 真頼が故郷を完全に捨ててしまうことに寂しさを感じているところ、 訓も可愛いな。
真頼にとっては…。
「身を乗り出した梢野の目に飛び込んできたのは、…」P.278の情景がたまらない。
コスモス おむすび おおさんしょううお 夏休み あおい空
プロフィットロール ポルチーニのリゾット
オサムに書いたサトルへの気持ち、 治に語った今の訓への気持ち。
色々、妄想をかきたてられる話です。 山田親子とか。 これで山田が ポリポリ頭かきながら 赤くなってくれれば満足なんだけど。
双葉ちゃんが好き。